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私の好きなカバーソング(43) 「ビギン・ザ・ビギン(Begin The Beguin)」アーティ・ショウ、フリオ・イグレシアス、アート・ペッパー

前回からのビギンつながりでこの曲です。米国の作曲家コール・ポーターが1935年に作曲しミュージカルで使われ、1938年にクラリネット奏者アーティ・ショウがレコード化しヒット、その後多くのアーチストにカバーされスタンダードになったようです。ビギン(Beguin)はカリブ海西インド諸島発祥のダンス音楽ということで、この曲は「ビギンを始めよう(踊りましょう)」という意味になります。

カバーで有名なのはスペインの歌手フリオ・イグレシアス版でしょう。1982年には日本でも大ヒット、FMラジオでよく流れてました。きらきらした長めのイントロからの歌い出しがやたらカッコいいですが歌詞はスペイン語で意味不明です。

ジャズサックス奏者のアートペッパーはアルトサックスの巨人で最高峰、1956年のカルテット演奏です。自然に体が動き踊り出したくなりますね。


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