最近遊んだゲーム雑感【2024年10月号】
インディーゲームもコンシューマもたくさんプレイすることができ、満足度が高い月だった。
今月のオススメは
最高に面白かったSF短編ホラーゲーム【Mouthwashing】
ひとつのシチュエーションから多彩な話を見せてくれる推理ゲーム【Inverted Angel】
廃遊園地の謎に迫るレトロホラーゲーム【Crow Country】
好きなゲームなのでやって欲しいのは
生臭い人間ドラマを描くアドベンチャー【Night in the Woods】
ウィッシュリストに入れて思い出した時に買って欲しいのは
最強ピンボールアクション【XENOTILT】
Mouthwashing
↑感想
個人的には「最高」と言う他ない作品だった。なぜ最高かは記事で説明している。FoNVのジョシュアがきっかけという異様な動機で遊んだゲームだったが 評判を聞く前に自発的に触れることができ、本当によかった。
How Fish Is Made
前作 + Mouthwashing の宣伝作。魚が化け物の体内で上または下を目指す変なゲーム。日本語訳が無いなりに、自分の意思決定と選択の一貫性を貫き通せて楽しかった…が、なぜかゲーム2まで進めると 塊魂がはじまり、カーリーが登場する。
案外 Mouthwashing におけるカーリーの意識はこんなものかもしれない。
Inverted Angel
こちらも非常に良かった作品。個別記事タイトルの通り、非常に良質かつ懐の広い推理アドベンチャーだった。
Night in the Woods
動機:秋が来たから
プレイ時間:25時間
Switch版とSteam版をクリア済み。今回xbox版を購入したが、日本語バージョンがなかったので急遽PS4版も購入した。これで4ハードでNITWをプレイしたことになる。
何らかの理由で大学を中退した猫のメイが地元で友人たちとドタバタやる、若者のモラトリアムを描いたアドベンチャー。可愛い動物のガワでは誤魔化しきれない生臭いやりとりが魅力。
舞台となるポッサムスプリングは、プレイヤーが想いを注げば注ぐほど それに応えてくれる。
どういうゲームか一口で説明するのは難しく、ハマらなければ面白さがわかりにくいため 簡単に勧められるものでもないが、興味があれば触れて欲しい。これほどまでにNPCが生きている作品を他に知らない。
↑ 毎度貼っている大好きなレビュー記事。筆者の記事を読むよりもずっとダイレクトに本作の魅力を語っているのでぜひ読んで、できれば遊んで欲しい。
バランワンダーワールド
動機:いつかやりたいと思っていたため
プレイ時間:16時間
いわゆる「クソゲーオブザイヤー」としての評価が有名なアクションゲーム。80種類ある衣装のうちから3種を選んで、それぞれの衣装に対応したアクションでステージを駆け抜ける。前々からKOTY級ではないだろと思っていたため遊んでみたかった。結果、現代のゲームとしては信じられないような仕様を抱えつつも、明確な良い点がある時点でそれほど悪い印象は無かった。
ただ「バランチャレンジ※」はどう調整してもつまらなそうなので凄い。
あまり言及されていないクソ仕様として 被弾時に衣装のストック数が減るのだが、ラスボス戦で演出としてミス扱いになる場面があり、そこでもしっかりと衣装が減る。ラスボスに1敗したためお気に入りの衣装が2着ずつ減って苦しかった。クリア後は衣装無限でいいだろ。
中でも好きな衣装はパンプキンパンチャー。攻撃系衣装の中では扱いやすさ・射程・速度に優れている。攻撃系の衣装は基本的にジャンプアクションができなくなるため、その欠点を補う強みが欲しい。
似たような効果の衣装や、固定のギミックにしか対応していない衣装もあるものの、それなりに個性はある。衣装の強さ議論とかをたくさん聞きたいが、ゲームの人気がその土俵に上がれていなかった。
このゲームの評価で「ストーリーの分からなさ」が挙げられるが、個別のストーリーは分かりやすく、全体的なストーリーも推察可能なレベルなので アクションゲームとしては気にならない。
ステージの設計が 面ボスと関係しているため、ステージ攻略中にボスの内面を考えるのが楽しかった。子猫のステージにやたら信号機があることに嫌な予感を抱いていたら案の定…とか、そういう体験だ。
ゲームの評価は自分で遊んで下した方がいい。まあ説明不足だったり不親切な面があるのは否めない。あと定価は高いと思う。
Crow Country
動機:日本語訳が来た
プレイ時間:7時間程度
廃遊園地「クロウカントリー」を舞台に 行方不明者とオーナーのエドワード・クロウを探し、施設に隠された謎を暴く、PS時代のゲームを意識したレトロな作りのホラーゲーム。
謎解きの難易度がちょうどよく、バリエーションも面白い。パズルが点在するため 進行に悩まされるが、回数有限のヒントが手順を指し示してくれる。幸いにも筆者は作中ヒントのみでクリアまで辿り着けた。
一方銃の照準が定めにくく、戦闘難易度は高め…なのだが なんとこのゲームには戦闘を廃した探索モードも存在する。戦闘に自信がなくても手を出して欲しい。
こういう風に薦める理由は「廃遊園地を活かした謎解き」や「秘密要素の収集」が面白かったのはもちろんのこと、「シナリオが良かった」のだ。最終盤までは こういうレトロゲームが作りたかったんだな…という味を楽しんでいたが、終盤の展開は驚きと切なさと後味の良さで非常に味わい深かった。余力があればぜひ挑んで欲しい。
(このnoteの最下部にネタバレを載せた)
XENOTILT: HOSTILE PINBALL ACTION
動機:Xのレビュー
プレイ時間:3時間程度
perkあり!ボス戦あり!多彩なギミックあり!サイケデリックで超絶リッチな3層構成のピンボール・ヘル!!!!
筆者はXで見た映像から興味を持ったがトレーラーはそんなに面白そうではないかも。ピンボールゲームがそもそも楽しいのに、XENOTILTでは盤が3つ連なっている。つまり3倍楽しいに決まっている。
ピンボールゲームゆえの簡単操作、SEもエフェクトもギミックもボスもサイケデリックでイカす。とにかく中毒性が高い!今すぐウィッシュリストに突っ込んで、ピンボールをやりたくなった時に思い出して欲しい。
Let Bions Be Bygones
動機:日本語訳が来た
プレイ時間:4時間
「ディスコ・エリジウム…」
サイバーシティで時代に取り残されたレトロマニアの探偵が、起死回生の少女行方不明事件に挑む ハードボイルド探偵アドベンチャー。英語フルボイス。自分の行動により、事件を解決するための性格が「平和的」「暴力的」「論理的」へと変化していき、性格によりアプローチが変化する。事件解決への道筋が幅広い作品だ。
どうしてもディスコ・エリジウムだな…と感じてしまう部分があるが、サイバーパンクな舞台やグラフィックはかなり目を見張る。
若干バグが目立ち、急に翻訳が消えたり、起動するたびに画面が発光して(フルスクリーンを一度選択すると戻る)大変な部分もあった。筆者はAct3の船から降りたところで何度も暗転して進行不能になった!
先日PS5でのバランのプラチナトロフィーが0.7%であることについて友人と盛り上がっていたが、
この作品で期せずして0.7%実績を引いてちょっと嬉しかった。
少年期の終り
動機:発売を楽しみにしていた
プレイ時間:2.5時間
銀河鉄道の夜を思わせる世界観や登場人物名から、思春期の少年の痛みに迫るジュブナイルなアドベンチャーゲームを期待していたが、なんか人間スコアがあるディストピア社会で、出自のせいで人間として扱われていないスーパーハッカーの主人公が あれこれ工夫しパズルに挑み、時に理不尽に、グロテスクに死ぬタイプの死にゲーだった。このギャップを味わって欲しい。
あと現在1章のみなので、商品になっている範囲だと消化不良を起こす。
ストアページのカムパネルラ(赤髪の少年)の顔が悪げなのだが、1章の範囲ではいまいちわからない。ゆくゆく悪くなっていくのだろうか。
母親と主人公の容姿が似すぎており、父の子への愛も、母の子への愛も歪んだものを感じてしまって個人的には嫌だった。
Refind Self: 性格診断ゲーム
動機:Switchでプレイしたかった
プレイ時間:3時間程度
博士が死んだ後の世界で、博士から愛を受けたロボットがどう行動を取るか…というミニゲームを通じて己の性格を分析してくれる、ドラクエ3の性格診断のデラックス版のようなゲーム。3周するととりあえずのエンディングに到達でき、プレイヤーの性格分析は終わる。
1周目の行動こそ最も己らしい性格が反映され、以降は結果にブレが生じるのでは無いかと危惧していた。ミニゲームパートには「どうすればこのロボットは最後に違った選択を取るか」を目的としているため、プレイヤーは試行錯誤することになる。ただその試行錯誤のやり方も加味して、当初の判定を尊重してくれる。筆者は3周たっぷり使ってやりたいこと(ギャンブルや羊の世話)はやれた。
純粋な性格というよりは、ゲーマーとしての性格だと思うが結果を貼っていく。
侍は選択肢を選ぶスピードが早いとどんどんポイントが加算されていくようで一人で遊ぶとなりやすい気がする。エンディングは勇者→賢者(?)→商人だったと思う。勇者的と言われて嬉しくないゲーマーはいない。
(これで秘められた性格:賢者になるのはちょっとわからない)
あとは細かい統計が見れるのも面白い。
結果的にゲーム自体に触れてないが、そもそもミニゲームの部分が面白いのでぜひ 遊んでみて欲しい。ドラクエ3の冒頭の性格診断でいろいろ試すの、好きでしょ?
Liminal Void
動機:雰囲気
プレイ時間:5時間程度
死んだはずの主人公らが 魔法の力を駆使してダンジョンを潜る、サイケデリックホラーローグライクアクション。ゴシックなキャラクターが良い、電脳バグにまみれた世界観がいい!
日本語非対応だったので間口を広げるためにガイド記事を書こうと思ったが、このゲームの必勝法は遊んでみればすぐ理解できるのでやめた。一応下記に示しておく。
ハマり防止に自殺ボタンもある。筆者は中盤のセーフルームで地形にハマって泣く泣く自殺した。
日本語訳が無いせいで難解なのかと思っていたが、翻訳しながら遊んでみて、システムがそもそも難解だと気付いた。これ戦闘しながら突破する道があるんだろうか…。ダンジョンの雰囲気は非常に良かった。日本でも流行ってほしい。
異変麻雀
動機:8番ライクをやってみたかった
プレイ時間:2.5時間
異変を見つけるゲーム…の麻雀バージョン。8番ライクを遊ぶ機会を逃したままゲームシステムを知ってしまったので、何かのタイミングでやりたいと思っていたところ、麻雀をテーマにしたこの作品と出会った。本家の「8回連続で正答する」仕様を「半荘」に落とし込む手腕が巧みだ。
しかし8番ライクとしては異質で、同じ卓を繰り返すのではなく 毎度異なる展開になるため「間違い探し」性は薄い。和了で進行や基礎的なルールに関わる指摘など 麻雀の地力を問われる局面が多い。人によっては「歩行困難な8番出口」という印象になってしまうかもしれない。
しかし、ある程度コントロールされた卓で起こる、ちょっとしたズルや 異様な光景はゲーム体験として非常に楽しかった。麻雀大喜利であり、麻雀パズルであり。麻雀知識がある程度あれば間違いなく楽しめる一作だ。
(プレイ中)
Atomic Heart (DLC1+2)
ソ連の理想の社会主義国家の崩壊を描くFPS…のDLC。急にやりたくなったのでシーズンパスを買った。DLC1をやってこのゲームのこと好きだな…と思い、2をやってやっぱ嫌いだと思った。DLC1と2でそれぞれ本編の別エンドのその後を描く作劇は良かった。
DLCは全4本かつDLC3は配信間近!なので気長に待つ。
DLC1
ロボットの蘇生やパズルについて、本編に寄せられた批判を真摯に受け止め ゲームを練り直した感じが好感触だった。まあ気のせいだったのだが。
P-3が「焦げカス」という口癖を治そうとしていたり、双子の髪型をぎこちなく褒めたり、サチノフは信用しない!と跳ね除けたのに 話を聞くうちに懐柔されて最後は敬語で応じたり。エンディング後らしい「情緒」の部分が面白かった。
そしてモチーフはメンデレーエフ!なので分子結合っぽい敵!周期表の記念碑がどの年代を想定した作りになっているのか確認したが、結構ちゃんとしているようだった。そういうところが好き!
DLC2
バランをKOTYとか言ってる場合じゃない。
あれこれ書こうと思ったが長くなるのでやめた(別記事を作りたい)。スライダーアクションって「再現性ない」「成長が実感しづらい」で全然面白くない。なんか凄すぎて、本編+DLC2のセットを配布しまくりたい気分だ。
1をやった時は ちぎられたチャー・ルズを飲み込んだガチョウがああなったのか?と思ったが、2を見るとそもそもガチョウ自体がチャー・ルズの姿のひとつなのか?という印象になる。
知らないうちにフォトモードが追加されていた。P-3が写る機能を実装してくれたらスクショを撮りまくるのでぜひ。
ソニック×シャドウジェネレーションズ
ソニジェネは既プレイ。どっちから遊ぶか悩んでいたが、シャドウからプレイした。ステージ選択の異空間もちょっとしたミニゲーム場になっているのが面白い。
ホーミングアタックが□操作なのが慣れないな〜と思っていたが、なんと設定でクラシック操作があった。ユーザーフレンドリーだ。
1ステージにAct1と2があるのがジェネレーション特有の作りではあるが、クラシック/モダンで分かれていたソニックの形式をシャドウで受け継ぐ必要はあったのだろうか?と少し思う。現状クラシック面をあまり楽しめていない。
Fallout 4
トラビスをなかばバグめいた手段で連れ回したり、フィリス・デイリーのストーリーを忘れていて衝撃を受けたり、とにかくぼつぼつ遊んでいる。ストーリー的にはグッドネイバーに到着したところだ。
サンクチュアリをカニの楽園に改造しようとしたところ、カニとVault-tecスタッフと敵対していることが判明し儚い命が散ったり…ドラマがある。マイアラークには敵が多い。
LIMBUS COMPANY
破壊不能コインに悶えながら7章ラストダンジョンを終わらせた。敵だけが得をするギミックが本当に終わっており、回復E.G.O.が提灯シンクレアしかいなかったため地獄を見た。ラ・マンチャランドは面白かったが、6章ほどの感動はなかった。あれだけ狭い規模の話をしているのに異常に面白かった6章はすごい。
そしてついにアプリを削除し魂の安寧を得た。ストーリーは面白かったし、シーズンパスの購入以外で課金をする必要がなく、ソーシャルゲームとしてはかなり優れた作品だ。
それでもデイリーや週3鏡ダンジョンは面倒だった。数ヶ月に一度しかストーリーが進まないのも苦しい。改めてソシャゲが肌に合わない…というかどんなに面白かろうが 面白さに反してプレイ時間が過剰になるためよくないと思う。ほどよく付き合えたらいいんだけどね。
バトルミームクロニクル オレン
最近知った、オレカバトル(とオトカドール)の血を引くKONAMIのブラウザゲーム。アプリゲームにしてほしかったとは思いながらも、ちょくちょく遊んでいるが元がアーケードなだけあって ちゃんとお金を払わないと厳しそう。オリカ作って印刷するのをひとつの目標にしたい。
…いつかオトカからアメとかがきたら嬉しいような困るような。
遊戯王 マスターデュエル
先月のアンティークギア強化で復帰し、今更ながらWCS 2024を見ていたのだが とにかく面白くて、現代遊戯王ってこんなに面白いのか…と感動した。
↑ おそらくベストバウト(1:15:00くらいから)
遊戯王はeスポーツ化するのが難しいと誰かが言ってた気がするが、このレベルの実況解説がついていれば、大会観戦も楽しめる(基礎知識は必要なのでどうしても格ゲーのようなカジュアルさはない)。遊戯王、面白くないか?
麻雀をモチーフにした「天盃龍」という強テーマ(何このモチーフ?)が追加され、愛を言い訳に強デッキを使うチャンス!と飛びついたが必須パーツがURまみれという高級さを前に裸足で逃げ出し…アンティークギアを片手に浅瀬ではしゃいでいる。
カードプールは理解しきれてないが汎用パーツは覚えてきた。座学が楽しすぎる。こうなるとOCGの動向も面白く、エルドリッチやサイドラが強化されるんじゃないかという風をワクワクしながら眺めている!
ゲーム発展国(アプリ版)
そういえばアプリ版が1日だけ無料配布されていたので遊んでいた。新本格ミステリADVで天下を取るため邁進している。
(Demo)
Rift of the NecroDancer
日本語訳が追加され、遊べる曲が1曲減って2曲増えた。このたった4ボタンの脳トレリズム地獄を筆者と一緒に味わって欲しい。地獄と感じないならこのゲームの頂点を目指して欲しい。
ローグライクリズムアクション、ネクロダンサーもやろう!
(エンドロールに名前が載っている)
都市伝説解体センター 体験版
緻密なドットと嫌気がさすほどリアルなSNS描写、魅力的なキャラクターが織りなす都市伝説相談解決アドベンチャー。体験版の公開が10/31までの予定だったので載せようか迷っていたが延長された。遊ぼう!
【和階堂真の事件簿】を制作した墓場文庫の最新作ということで注目していたが、まあ雰囲気がいい、演出がいい、キャラクターがいい、TIPSのノリとボリュームがいい。いろいろなものが順当にレベルアップしている感触だった。
主人公のあざみは・センター長・運転手のジャスミンのキャラクターが鮮やかで、まだ始まってないのに「この3人の珍道中」をずっと見ていたいという気持ちにさせられた。
体験版の配布が10月中までだったため記事に記すのをためらっていたが、どうも延長されたらしい!ぜひプレイして ともに来年2月の発売日に備えよう。
ありがたいことに非常に多くの人にMouthwashingの記事を見ていただけた。それに際して嬉しい反応があったので追加で色々書きたかったが ここだと邪魔なのでここでないどこかに書く。
11月のPS+のフリープレイが筆者の大好きな【Ghostwire: Tokyo】なのでぜひ遊んで欲しい!現代の渋谷を舞台にした退魔オカルトFPSだ。
そんな感じ。どうでもいいけどクロウカントリーの所有者がエドワード・サロウと一文字違いだったり、MWのカーリーがジョシュアを想起させたりでニューベガスポイントが溜まり、ニューベガスに行ったりもした。
ネタバレを気にせずゲームの話をする
クロウカントリー
世は大叙述ホラー時代…(というほど叙述という感じでもないが)、シャワーでヘアカラーが流れる、身分証が偽装と発覚する、メニュー画面の名前が変わり「感染」と表示される流れは非常に面白かった。
これまで収集してきたアイテムを机に並べ、ひとつひとつコメントするシーンがいい。爽やかで切なく、救いはあるしっとりとしたエンディングもまたいい。
最後のモノローグで、セーブ時に繰り返していたモノローグが流れるのもまた良い。終盤まで「レトロマニアな作りの良作」として遊んでいたが、最終盤の追い込みだけでめちゃくちゃ好きなゲームとして焼きついた。
ここらへんの設定(数字の意味)にまるで気付けなかったんだけど面白い。
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