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マダミスの会社をつくって1年:マダミ黙示録

▽:はじめに

記事の更新遅くなってしまい申し訳ありません!
毎日制作とリリースとでてんやわんや!
・・・言い訳ですね。
今日から頑張ります。

さて、
今回は8月の末で
運営しているStudioOZONが
1周年を迎える
ので、
会社を作ってみての振り返りを
こちらの記事で行っていこうと思います。

今回のこちらの記事は3080文字、
読み終えるまで凡そ5分程度です。

今回の記事は
StudioOZONが何をしてきたのか
振り返るのと同時に
どういう利用の仕方があるのか
会社を通して
アナログゲームのひとつである
「マーダーミステリー」が
どういったものになるのか
考える一助になれればと思います。

左

▽:StudioOZONってどんな会社

去年の8月におこした会社
StudioOZON(スタジオオゾン)

この会社は
人と人を繋ぐことを目的とした
コンテンツの開発と
それに携わるクリエイターのために
設立した合同会社です。

元々ヤノハのフタリを制作するにあたり
友人3名と「noah's plan」というサークルを
きつね個人はもっていたのですが、
星屑の彼方でや赤い扉と殺人鬼の鍵などを
制作している「oz planning」の
ひゅーまさんまゆさんと縁あって繋がり、
聖剣王殺などの制作を経て、
会社をおこすことになったのです。

なので、
名前はOZとNOを合体させた
OZONになりました!

私が名前を提案したんですけど
結構気に入っています。
それからオズの魔法使いのように
仲間を増やして
エメラルドシティを目指す
といったところから
この緑とも青とも言えない
オゾンカラーになっています。
ちなみにWEBのURLはozon.jpで
4文字ドメインで凄くスマートで
そこが一番気に入っています。

OZONでは30数名のクリエイターと
業務委託契約を結び、
それぞれの挙手制によって案件の制作を
進行しています。
機会があれば案件の進行フローなんかも
こちらに開示したいなと思います。

OZONは法人ですので、
やらなきゃいけないことも多いのですが、
それを一括して契約などの
バックオフィスでクリエイターを
守ったりうまく進行したり助け合っています。

また、
マーダーミステリーだけでなく、
ボードゲームやイマーシブシアターなど
いろんなコンテンツの開発などをしています。

よければ設立時の説明資料も
見てみてくださいね。
超かっこいいスライドがつくれる
preziでつくりました。

▽:IP作品を扱えた(信用が増えた)

法人化したことで
良かった点を紹介します。
結構多いので、
今回は2点だけ。

最たるものとしては
IP作品を扱えたことです。

同人個人ではひぐらしを始めとして
版権物は扱えませんでした。
更に後述補足しますが、
「店舗」だとIPは扱いづらかったのに対し
制作チームとして設立したOZONは
その点凄く版元さんにとっては
やりやすいようです。

IP作品はブランドイメージがあり
キャラクターや設定などに
細やかなレギュレーションがあります。

一方で
画像や音声や使える「素材」も多く、
世界観も構築されており、
更にそれを既にユーザー側が認知していると
理解へのハードルも下がりますし、
マーダーミステリーの性質上
「物語を肌で体感できる」ため
優れた没入体験のアプローチが出来ます。
キャラクターへの愛着育成、
作品へのフォーカスができるため
双方でのユーザー攪拌が見込めます。

特別な体験が演出しやすいです。

OZONでは基本ベースをこちらで作成し
きちんと版元さんと交渉し
定点で監修をしてもらっているので
版元さん負担が少なく
クリエイターもやりたいことを盛り込めて
いると思っています。
これは法人で
ヒューマンリソースやその他の資源を
うまく使えているから
できたことと思っています。

同人個人では
規模感やレギュレーションの遵守、
責任的な問題などの観点から
版権物を扱うのは難しいです。
ですが、
きちんと法人としての立ち位置や
スタンスを提示して受けることで
クリアになったのは非常に良かったですし
「あの憧れの作品」を
触っている、作っているクリエイターを
横目で見れたのは
手助けできたのは
会社を作って何より喜ばしいことでした。

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