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期間限定全文無料!シュレーディンガーの密室(白岩ぱんだ×むたありさ):マダミ黙示録

▽:はじめに

今日はシュレーディンガーの密室という
物語回想マーダーミステリーを制作している
白岩ぱんださんと、
その作品ゲームマスターを務める
むたありささんに対談いただきました!

本当に素晴らしい作品で
最近(1年)遊んだ中では断トツで1位です。

是非やってみていただきたいのと、
たくさんの人に知ってもらいたく
この記事を書きました。

なお、
今回こちらの記事は
マーダーミステリーマガジンとの連動企画
私のコラムでは3人で対談をして、
気になったところを深堀りしたり、
話の流れでまさかのオファーをしたりしたので
よかったら3号も是非読んでみてくださいね。

今回のこちらの記事は3265文字、
読み終えるまで凡そ6分程度です。

▽:本日の話し手紹介

白岩ぱんだ:@lastboss_bot

マーダーミステリー の アレコレのコピーのコピー

むたありさ:@aricococo

マーダーミステリー の アレコレのコピーのコピーのコピー (1)

▽:シュレーディンガーの密室

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画像4

▽:演劇体験の構築

ぱんだ:
この度はこのような機会をいただき
ありがとうございます。
シュレーディンガーの密室の作者
白岩ぱんだ
です。

むた:
ゲームマスター(以下GM)の
むたありさ
です、
よろしくおねがいします!

ぱんだ:
シュレーディンガーの密室ですが、
元々二人でのGMを想定して作りました。

むた:
二人もGMがいるのはわくわくしますよね。
私もマダミスをプレイするのが
もともと大好きなので
お話聞いたときは緊張しました。

ぱんだ:
あ、そうだったんですね(笑)
二つ返事で快諾していただいたので、
こちらとしてはとても心強かったです。
実は構想として、
話し合いの場面に
ふたりのGMが現れることで
更に議論に葛藤や疑念が沸き立つように
ストーリーを作っていました。

むた:
最初GMが二人いるって
どんな感じなんだろう?と私も思っていましたし、
まだ参加されてない方は
どんな感じなんだろう……?
と思っている方も多いと思うんですが……
GMが二人いると、
いろんなところから声がするので
思わずキャラクターシートや盤面から
顔を上げてあたりを見回してしまいますね!
おのずと他のプレイヤーさんのお顔とかも見えて、
空間に生きている感じ
をひしひしと感じます。

ぱんだ:
GM同士の掛け合いなどにより
まるで演劇を観ている感覚に包まれるので、
この作品のGMをお願いできるのは
マダミスに理解のある役者さんしかいない!と思って
真っ先にむたさんにお声がけしましたね!

むた:
マダミス大好き舞台役者でよかったです(笑)

ぱんだ:
実際に一緒にマダミスにハマっていたのですが、
むたさんは何をやるにしても
ロールプレイングに力を入れるんですよ。
特に「生意気なショタ」や
「推理を全くしないギャル」とか
本筋とは関係ないところで盛り上げてくれていて、

むた(食い気味に):
ショタとギャルでは
世界のテッペン取れると自負しています。


ぱんだ:
ハードルあげるじゃん(笑)
でもそんな楽しみ方を見た結果、
ロールプレイングを重視した
演劇体験ができるマダミスが流行るのではと思い、
物語回想マーダーミステリーが生まれました。

左のコピー (2)

▽:物語回想マーダーミステリーの魅力

ぱんだ:
物語回想マーダーミステリーというのは
その名の通り、話し合いの途中で
「回想シーン」のイベントが発生
します。
回想シーンが発生すると時間が止まり、
キャラクター同士の「読み合わせ」が急に始まります。

むた:
回想に応じた台本が渡されるのですが、
その台本に書いてあるセリフを読み上げます。
わかりやすく表記されているので
パッとみても読みやすいので安心です。
読み合わせ、
というのは舞台をやってる役者には
比較的日常ワードなのですが、
普段はなかなか聞かないですよね。
自由に動いたり空間や目線を使ったり……
演劇さながら、というかもう演劇ですね!

ぱんだ:
そうなんです!
話し合い中に急に寸劇が始まるので、
見ている人もワクワクできる上に、
登場人物の知らなかった情報なども
明らかになるので推理が進んだりもします。

むた:
キャラクターシートだけでなく
こういった回想イベントもひとつの指針として、
そのキャラクターの事を
より深く知れるのがうれしいですし、
とてもやりやすいです。
セリフや回想でのやりとりを通して、
キャラクターの関係性や口調もわかりやすいので、
やりやすいなあ
って
実際プレイしていて思いました!
スッとはいってくるといいますか・・・。

ぱんだ:
うんうん、そうですよね。
マーダーミステリーでよくやりがちなんですが、
推理に熱中してしまい自分のキャラクターを忘れて、
白岩ぱんだで発言しちゃったりね。

むた:
白岩ぱんだにピッタリのマダミスじゃん(笑)
回想シーンが発生することで、
「あ!そうそう!こうだった!」とか
「そうだったのか……お前……わかった、そうだよな!」
ってキャラクターとまた寄り添うことが
できるのも良いところですよね。

ぱんだ:
物語が進むにつれ、
だんだん自分がそのキャラクターになっていきやすい、
それが「物語回想マーダーミステリー」
の魅力
でもあります。

むたさん:
「物語回想マーダーミステリー」って
すごく声に出して読みたい日本語で好きです。
ワクワクする。

ぱんだ:
そういえば。
実は当初「物語回想マーダーミステリー」と
つける予定がなかったのですが、
きつねさん達にテストプレイをしていただいた時に
「他とは違うということがわかるよう何かつけるべき」
と助言いただきまして、
折角なら格好いい文言にしようと思って作りました!

むた:
目に見えるものであったり、
気配だったり、
聞こえてくる音だったり。
全身で楽しめる演出をつめこんでいるなあと思うので、
物語の世界に没入したい方には
ぜひ体験していただきたいです!

ぱんだ:
先ほども触れましたが、
この作品の魅力は
「回想シーンによる読み合わせ」なので
読み合わせが好きな人に遊んで欲しいですね!

左のコピー (3)

▽:これからの展開

ぱんだ:
元々むたさんとは謎解きゲームを一緒に作ったり、
人狼イベントに呼ばれていたりして、
「脱出・謎解き・人狼が大好き」
というイメージが強かったのですが、
何故か二人とも同じ頃合いに
マーダーミステリーにハマりましたよね。

むた:
役者という特性もあるんでしょうか、
どれも「その物語の一員になれる」
という体験ができるのが本当に楽しくて。
数ある物語の分だけ
その登場人物になれるんですよ!
特にマーダーミステリーというのは喜怒哀楽、
いろんな感情を揺さぶられるので
あっという間にハマってしまいました。
こんな楽しいものがこの世にはあったのか…と。
今では週1でやらないと息が苦しくなります

ぱんだ:
禁断症状じゃん(笑)
大丈夫?

むた:
今も震えてんだ…マダミスをやりたいって…心が。

ぱんだ:
確かにマダミスの作品もいっぱいあるから、
人のおすすめを聞いたりして
気軽に次は何をやろうかとか話しますもんね。

むた:
次も次も!という気持ちが止まらないですよね。
本当にすごい!
時々、人狼ゲームを
役者が本気でやるイベントを開催しているのですが、
ゲーム途中で演劇チックになったりすることも多く…
「アンタ、あたしよりそっちの女を
市民だって信じるわけ?!許せない!!!
この泥棒人狼!(自分が人狼)」みたいな(笑)
人狼のゲーム内でも
勝手に物語を作って体験しちゃう、
そんな楽しみ方をしていたので。
ロールプレイに逃げるな、
と人狼の時には言われていたのですが…!
物語の上で、
バックボーンを背負いながら
時に疑心暗鬼になったりもしながら
自分たちの物語を紡ぎあげる。
私がやりたい!やってみたい!と思っていた
「物語体験」を確実なものにさせてくれたのが
マーダーミステリーですね。出会えてよかったぁ!

ぱんだ(引き気味に):
う、うん、本当によかったね。
マーダーミステリーって
物語体験に適しているので
物語体験好きや非日常体験好きはハマると思います!
そういう訳で是非、
物語回想マーダーミステリー
「シュレーディンガーの密室」
を遊んでみてください!
そして
さらに
新作も現在仕上げているところです!

むた:
やったー!
禁断症状がおさまってきました!

ぱんだ:
物語回想マーダーミステリー
「パンドラの箱の再開」
です!
出来上がりましたらこちらも遊んでください!

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