GPT-4の大型アプデ!試してみた!

※基本的に個人ブログであるこちらに書いてあることを抜粋しています。

2023年ヒット商品1位のChatGPT
中核を担う生成AIのGPT-4に、上位モデルが発表されました!

GPT-4 Turbo

より安く、より長く、より新しく、3拍子揃った最新の生成AIです!
ということで、どこが変わったのか、見ていきましょう!
※APIなので、利用にはJSON通信を行う必要があります。
※JSON通信には、個人的に作成したプログラムを使用しています。


価格

今までのGPT-4において、一番大きかった懸念点は料金です。

安い8Kモデルでも、入力には0.03ドル/1K、出力には0.06ドル/1Kでした。
長い32Kモデルでは、入力に0.06ドル/1K、出力に0.12ドル/1Kと倍の金額がかかっていたため、可能な限り短く、安価に済ませるように使用していたかと思います。

しかし、新しいGPT-4 Turboでは、
入力:0.01ドル/1K
出力:0.03ドル/1K
と、半額未満で利用可能となったのです!


長さ

GPT-3.5では16K、GPT-4では32Kと、10万文字程度が限界でした。これ自体が入出力や処理の合計で32Kなので、繰り返し分も含めると、それほど長くならないよう調整していました。
しかし、今回のGPT-4 Turboでは、なんと前回の4倍の128Kまで対応可能なのです!
これは50万文字程度まで可能となり、文庫本1冊がおよそ25万文字程度なので、1冊分すべてを入力し、返答をもらうことが可能な文章量です。
さらなる長文が可能となったわけで、すごい進歩ですよね。


実際に聞いてみた

それでは、実際に使ってみましょう。
同じ「ロシアとウクライナの戦争について、説明してください」というプロンプトの返答です。

GPT-4
GPT-4 Turbo

新しいGPT-4 Turboでは、データセットが2023年4月までの情報となっているため、今までは不可能だった2022年の情報を呼び出すことが可能となりました。
また、トークン数にかなりの余裕ができたためか、正確性も格段に上がっているようにも見えますね。
この文章を生成しても、既存のGPT-4より安い価格で返答をもらえたわけです。まさに最高のアップデートと言えるでしょう!

皆さんもぜひ、試してみてくださいね!

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