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M-1グランプリ2022準決勝進出者が決まった感想

M-1グランプリ2022の準決勝進出者が、昨日の19時ごろに発表された。今回は、その顔触れを見た感想を書いていこうと思う。

決勝進出者予想との照らし合わせ

まず僕は、下記の記事で今年の決勝進出者10組を予想していた。その10組は、オズワルド、ロングコートダディ、ゆにばーす、ランジャタイ、金属バット、からし蓮根、ダイタク、キュウ、ニッポンの社長、見取り図である。

M-1グランプリ3回戦感想|かなぱんだ|note

この10組のうち、準決勝に残ったのが、オズワルド、ロングコートダディ、からし蓮根、キュウの4組だけである。もう予想なんてやるもんじゃないと思った。しかもこれは準決勝の時点で4組しか残らなかったということである。決勝の時点で4組しか残らなかったならまだわかるが、僕的には、少なくとも準決勝進出は固いと思っていた10組を当然選んでいたので、今回の結果はあまりにも予想外だった。

ラストイヤー組の相次ぐ敗退

言葉を選ばずに言えば、今までのМ-1では、正直準々決勝に関しては、多少の忖度はあったと思う。去年でいえば、ハライチとアルコ&ピースである。2組とも僕は準々決勝のネタを見たわけではないが、twitterを見る限り出来はあまりよくなかったような感じだった。しかし、2組とも準決勝に進出し、ハライチに関しては敗者復活で決勝にも上がった。(もちろん僕は両コンビとも大好きだし、特にハライチは毎週ラジオを聞くくらい好きであるので、批判するつもりは一切ない)

そこから打って変わって、今年はラストイヤー組がこぞって落とされた。ラストイヤー組で勝ち上がったのは、準決勝初進出のかもめんたるだけである。

上に貼った記事で、僕は、ランジャタイ、見取り図、金属バットの3組は、多少ミスっても準々決勝は通ると書いていた。しかし、全組落ちてしまった。しかも、特にランジャタイに関しては、twitterのレポを見る限りしっかりウケていたように思われる。また、金属バットももちろんウケていたらしいし、見取り図はたくさん噛んでしまったものの、ネタは面白かったという評判だった。それが全部落ちてしまった。

他にもラストイヤーの有名どころで言うと、モンスターエンジン、阿佐ヶ谷姉妹、吉田たち、井下好井あたりだろうか。これらの組も全て落ちている。

決勝経験者や準決勝常連組の相次ぐ敗退

決勝経験者や準決勝常連組も、相次いで敗退している。例えば、滝音、モグライダー、ダイタク、ゆにばーす、インディアンス、トム・ブラウン、アインシュタイン、東京ホテイソン、カミナリ、ニッポンの社長などである。

ニッポンの社長は僕の推しだったのでとても悲しい。また、特に、滝音、ダイタク、ゆにばーす、インディアンス、東京ホテイソンに関しては、近年は準決勝には連続で進出していたと思うので、とても意外であった。

僕は準々決勝を見ていないので、正直何とも言えないのだが、これらのコンビは今までのM-1の審査だったら受かっていたのではないかと思ってしまう。М-1の審査は、準々決勝の時点では、過去の実績もある程度加味されていたような気がするからだ。それが今回バッサリ落とされてしまった。

爆笑をかっさらったコンビの敗退

爆笑をかっさらったコンビも落ちている印象がある。もちろん、受かっているコンビもいるが、落ちているコンビもいるという感じだ。例えば、TCクラクション、ダブルヒガシ、鬼としみちゃむ辺りは、twitterのレポを見た感じだと、かなり評判が高かったように思える。それらのコンビが落ちてしまったのは、単純にウケ量だけで審査をしているわけではないということを示唆していると思う。

審査基準は何だったのだろうか

正直まだ準々決勝を見ていないので何とも言えないが、審査基準はいったいどのようなものだったのだろうか。ラストイヤー忖度も、過去の実績も、当日のウケ量も絶対的な要素ではなくなっているのは確かである。なぜなら、この3つの要素をすべて満たしているランジャタイが落ちているのだから。

一つ思うのは、前年とあまり進化が見られないコンビは、落ちているのかもしれない。一番象徴的なのは、前年の決勝5位であるももの3回戦敗退である。ももは今年も顔イジリネタをやって、出来は良かったし技術も高いのに3回戦敗退してしまった。

GYAOで早くネタを確認したい

とりあえず、GYAOで早く準々決勝のネタを確認したい。そして、今回のM-1がどのような審査基準で行われているのかを、もう少し考えていきたいと思う。


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