見出し画像

5歳とお金の勉強

5歳の娘たちと少しずつ、お金の勉強をはじめました。
今日はそんなことについてちょっと書いてます。

何故、今お金について教えようと思ったか。

って言うと、私自身が今になって『もっと早く知っておきたかった!』『ちゃんと怖がらずに、面倒くさがらず、ちゃーんとお金と向き合っておけばよかった...』と痛いほど思うからです。


私の親は教員でした。『安全』を好み、『リスク』をなるべく負わないように、生活面でもお金の面でも教えられてきました。それはいわば、可愛い娘に幸せになって欲しいからのこと。その敷かれたレールが兎に角嫌で、型にはめられたり、ルールに従う生活が息苦しくて仕方がなかったのを今でも覚えてます。だからと言って、冒険するほどの度胸も持ち合わせておらず、『安全第一』、『リスク回避』は私の体と心の中に、いつしかじわーーーっと染み渡っていました。


『投資』『株』なんて、危ないことはやらないこと。堅実に貯金をしなさい。
そんな教えが体に染み付き、昔から今までずっと貯金は郵便局と銀行に預ける日々。そんな事をしているうちに、時代は変わり、金利も変わり、年金だけでは生活ができない、なんて時代になってきたのにも関わらず、見て見ぬ振りをし続けて、なんとまあ、気づいた頃には43歳になっていました。

もう、これは親からの教育がどうこう言っている場合でも、年齢でもない。お金としっかり向き合わず、なんとなく見て見ぬ振りして怠けていたのは紛れもない自分です。


マイホームもなく、子供も2人、夫と高い家賃の東京で細々と賃貸暮らし。更には収入の少ないフリーランスで働くこと早10年以上になる。年金受給額は限りなく低く、全く当てにならないのは、うっすら分かっている。自分や家族の未来が急に将来が不安になった夜、『今からでも遅くない、お金の勉強をちゃんとして、お金と楽しく向き合える自分になろう』、『自分には子供に残せる財産やお金はそんなにないかもしれない。でも、お金の教育をちゃんと小さな内から教えてあげることで、子供達が自ら楽しくお金と向き合えるサポートはできるかもしれない。』そう思うようになりました。



以前、とある本でアメリカでは小学校の段階で簡単な投資や資産運用の勉強をするという話を目にした。『なんですと..!正直、羨ましい!』そう、つくづく思った。日本の学校は難しい数学は教えてくれたけど、ただただ頭が混乱して、苦手意識が強まるだけだったから。経済や社会の勉強もなんだか小難しくて、面白みがさっぱりわからなかった。

私のように数学や算数、社会はあまり好きではないって子供でも、お金を増やすって明確な目的を持った勉強だったら夢中になって楽しむ子供も沢山いるんじゃないか?しかも勉強だったらリスクはない(もしくは少ない)。日本の学校で学べないのであれば、親である私と一緒に学ぼう。小さいうちに沢山失敗をしながら、自分なりのリスクマネジメントや運用方法などを身につけていって欲しいと思っている。

とはいえ、娘は5歳。
はじめの一歩として、お金ってなんか面白い、まずはそう思えるように『お小遣いゲーム』を買ってみた。道のりは長い。でも、子供達がお金とどう向き合って、どう楽しみながら付き合っていけるようになるのか、自分のことのように楽しみでもあるんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?