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食べるコト 生きるコト

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食べなければ生きられません。食、農業は私たちの問題です。気候変動で農業が変化しています。その「変化の方向」に注目しています。
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記事一覧

【動画が完成】グリホサートが検出された食品をご紹介します!

ラウンドアップの有効成分「グリホサート」……体に悪いよって、よく聞くと思うんですけどね。 「具体的に、どう悪いの?」 「どんな食べ物に入っているの?」 そもそも「農薬の話」は、小難しいんですわ😅 で、ブログにまとめていたのを⬇️ 動画にしてみました~ この動画の最後で「グリホサートの毒性」を……遺伝子組み換え推進派の「バイテク情報普及会」の記事と、国会の質疑応答を引用して、ご紹介しています。 でね。 バイテク情報普及会のサイト。リンクを張るのが「許可制」なんで

「バブル崩壊」からの「食料危機」に備えてますか?今ですよ、今。

最近、日経平均株価が「史上最高値」 …… 若い人は「前回のバブル」を知らないと思うんですけどね。ホント、あの時はすごかったんです😑 バイトでも「おひねり」もらったし、学生でも「豪華な車」に乗っていたし、だれでも簡単に「就職できた」し。 けれども「今回のバブル」では、そういう「金回りの良さ」を全く感じません。富裕層の金回りが見えないぐらい「格差が広がった」んでしょうね~😑 ただね。 バブルがはじけると……富裕層も大打撃ですが、庶民の生活にも影響が出ます。全く恩恵を受

米国・シンガポールのレストランが、こっそり「培養肉提供を停止」していた

最新の科学技術を使って、食べ物をつくり出す「フードテック」。その代表のひとつが「培養肉」 現在培養肉が認められている国は「米国」「シンガポール」だけ。その二か国で「イート・ジャスト」「アップサイド・フーズ」が培養肉を供給していたのですが…… 二社とも「提供を停止」したそうです。 その理由の一つが…… 「使い捨てプラスチック」を大量に使うから培養肉を提供していたレストラン「Bar Crenn」のHPを見ると…… ココのレストランは「プラスチックフリー宣言」をしているん

【報道されない真実】EUの農民が怒っている理由、それじゃありません💢

朝日新聞の報道で EU、「化学農薬使用量、50%減」法案撤回 農民の抗議デモ受けというのがありました。 この記事の冒頭 とあります。 ココだけを読むと 化学農薬の使用量を削減することに、農民が怒っているんだね~と感じますよね。 ところが。事実はコチラ⬇️ デモを行っているフランスの農民団体ヴィア カンペシーナは、自分たちのサイトで つまり「農作物が安く買いたたかれている」ことや「グローバル企業主導の農業」に怒っているので こんな感じで「デモ行進」しているんで

【ゲノム編集食品】SNSでは「ウソ」が沢山ありますよ~

「人口爆発」「脱炭素社会」の切り札的存在「ゲノム編集食品」 ザックリ言うと「ゲノム編集」は「DNAを切断して、人間にとって都合の悪い性質をなくする」って感じ。 もっと詳しく知りたい方は、コチラで説明しています。 SNSで色んな「ゲノム編集食品情報」が流れていますが……中には「それ、違います」という情報も💦 ココではそういう「まちがい情報(2023/8/22現在)」をご紹介。変な情報で怖がる必要はありません。正しい情報を把握して、正しく対応しましょうね~ 【まちがい】

野菜の残留農薬を落とす「ホタテパウダー」の効果は、水洗いと同じです。

野菜についている農薬を落とす「ホタテパウダー」って、見たことありませんか? いろんな会社から出ているみたいですね~。この粉をとかした水に野菜を入れると 油膜のようなモノが浮かぶ 水が黄~緑色になる オリのようなものが沈む ということで「農薬が落ちている!」と思うそうなんですけど…… 農薬が薬と反応すると、かならず「油膜のようなモノ」になるわけではありません。そして「水に色が付く」ぐらい大量に農薬を使うことはないでしょうね~😅 万が一「農薬濃度に応じて着色」するの

【米国では訴訟問題に】ビックモーターが使ったラウンドアップを詳しくご説明

ビックモーターが使った除草剤「ラウンドアップ」 街路樹を許可なく枯らすのも問題ですが、「ラウンドアップ」自体にも問題があるんです。 ここでは、その「問題」を詳しくご紹介します! 発がん性疑い物質「ラウンドアップ」まず、Yahooニュースにもある通り、ラウンドアップは「発がん性疑い物質」として、世界中でマークされています。 ついに、おひざ元の米国でも「一般家庭市場から撤退」 ……と言われていましたけど、まだ購入可能みたいですね~。 だからと言って「安全」という訳では

【裏話】畜産農家にも色々ありまして……

「乳製品」「肉製品」って、よく食べるうえに、すべて「養殖」なんです。 だから、無添加・有機・国産など、突き詰めると奥が深すぎて訳が分からなくなるんですよね~ けれども、いろいろ工夫してまとめた「畜産農家」「国産を取り扱うメーカー」 どういう考えでまとめたか、ココでご説明します。 生産農家と直接話せる「酪農・畜産農家」まず、生産農家の一部として紹介している「酪農・畜産農家」 ココは「生産者直販」か、それに近い経営。原点が小規模なので、生産者もいろんな工夫ができるんです

【加賀麩司宮田】生麩は「高たんぱく質な餅」ですね~

最近、「生麩」というモノを発見しました。 生の麩……どんな感じなのか、全く想像がつかなくて。「一度食べてみたいけど、食べ方が分からない」と思っていたら、こんな商品が。 「油で揚げる生麩」……これなら私でも調理できます。これと一緒に、今回は「生麩」「車麩」も購入。実際、調理して食べてみました。その感想をご紹介しますね~! 生麩フライは、スイーツみたい「生麩フライ」は、かなりこだわって作られています。原材料を見ると…… 生麩にまぶしてある、パン粉のようなモノは「麩のとんか

【佐藤養悦本舗】国産小麦なのに、こんなにコシがあるラーメンが!

私はいつも「安全」「おいしい」食べ物を探しています。 そんな食べ物、巷にあふれている気がしますよね。それが……「ほとんどない」んですよ~😭 精製された調味料は、もはや「薬」。塩気や甘さに味蕾がやられて、微妙な素材の味を帳消しに……。そういう食べ物は、私にとって「おいしい」ではありません。 野菜・果物・肉・魚などの「素材」も、今じゃ味が薄くなり、濃く感じても「ただ甘いだけ」だったり。苦み、えぐみ、酸味などの奥深さがないんです。 それに「遺伝子組み換えはイヤ」「残留農薬も

農薬を詳しく知るためのアレコレをご紹介します

安心・安全な食品を選ぶ時「どんな農薬が使われているか」気になりますよね。 ただ、やみくもに「心配だ~」と思っても、不安ばかりが大きくなって疲れてしまい、逆に健康に悪そうです。 農薬は色々ありますが、ココでは「グリホサート系農薬(以下、グリホサート)」「ネオニコチノイド系農薬(以下、ネオニコ)」だけを取り上げ、 安全性 残留している可能性が高い使い方 情報の調べ方 を詳しくご紹介します。 詳しく知ると安心できますよ~。自分で調べる時の参考にしてください! 政府の

【ノースプレインファーム】生キャラメル発祥はココって、知っていましたか?

「生キャラメル」……流行しましたよね。 ただ、「生キャラメルを初めて作ったのは、ノースプレインファーム」って知っていましたか? ごめんなさい💦 私は知りませんでした。てっきり「〇畑牧場」だと思っていました~! Wikipedia「田中義武」にも、こんな記述が。 あれって「パクリ」だったんですね~。当時食べたんですけど、正直な所「くどいホワイトチョコレート」としか😅。だから、リピートしなかったんですよね…… ただ、「ノースプレインファームの生キャラメルは違うかも」と思

【目指せ!ブレイクスルー】破産の際から急成長した農家に「必要だったこと」とは

今、日本の農家は大変です。 「収益上がらない」「休みも取れない」だから「後継者いない」 実はコレ、アメリカも一緒なのです。補助金をもらってどうにか生活していますが、補助金だってそのまま「肥料代」「トラクター代」「燃料費」つまり大企業に流れていくんです。 この循環を断ち切った方が、いらっしゃいますよ。 この本の著者 ゲイブ・ブラウンさんは、4年連続の「干ばつ」「ひょう被害」でお金が全くなくなりました。 けれども、そこから 収益爆上げ 補助金申請ゼロ 子どもが後継

農薬の規制緩和、こんな手順で「粛々と」進みます

「輸入食品の残留農薬」気になりますよね~ 何といっても、「役員が事実を隠していた」っていう所。「じゃ、健康に悪いんじゃない?」と思われても、仕方ないですよね。 でも、そもそも「どういう農薬が調べられるの?」「それって、どうやって決まるの?」……知らないことが、多くないですか。 そこで今回、日本が強い圧力を受けている「アメリカ産生鮮ジャガイモ」を例に、 輸入枠拡大のプロセス 農薬と食品添加物の違い 残留農薬が緩和されるきっかけ この流れを、ブログにまとめました。