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先日、午前中に自分主催の講演会があって、午後はその参加者が会議をする…

という1日行事がありました。

午前中は、僕は講演会の主催者であり、講演者であり、スタッフは僕だけ…

ということだったので、早めに会場入りして、40席近くの机とパイプ椅子を出して、密にならないようにソーシャルディスタンス的に並べ、スライドやPCのセッティング、マイクの調整、受付、司会とそして、講演をやるという、ぜーんぶ一人でやったんです。

えらいでしょ、僕

そりゃもう、講演前にクタクタですよ。

なので準備に1時間近くかかったんです。

さて、無事に講演も終わり、午後の会議も終わってから、会場の参加者の方たちに呼びかけました。

「みなさん、片づけを手伝ってください。机と椅子を畳んで、倉庫に並べていれてください」

ってね。

そうするとどうでしょう。

な、なんと…

3分で片付いてしまったではありませんか!

なんじゃそりゃ!

ですよ。

朝の僕の1時間かけてクタクタになったあの労力はいったい何だったのか?

終わりは、一瞬で片付き、僕はなんにも疲れていない…

衝撃 だったんです。

ひとりでやると、むちゃくちゃ命の時間を無駄にするんだと実感させられたんです。

そういえば、何年か前、息子の少年野球のとき…

よく雨が降って、グランドがびしょびしょだったことがあり、その時にスポンジで水たまりの水を吸ってはバケツへ絞り、吸っては絞りを繰り返した作業を思い出しました。

あの時も、はじめはこんなでっかいグランドの水たまりをそんな手作業でやってたらキリがないで!

と思っていたんですが、相手チームの保護者の方たちも手伝ってくれて、大勢でやったら、意外と早く水を吸いだすことができたんです。

大勢で協力すると、やれるもんやなぁ…

と感心した記憶が蘇ってきました。

とかく僕は、人に頼ることが苦手で、なんでも仕事を自分でやってしまいがち。

でも、実はものすごくそれは効率が悪くって、みんなの力を借りれば、もっと時間短縮ができて、もっと体力を温存できるかもしれないし、知恵を借りることだってできる。

ひとりでやった…

それはカッコいいかもしれませんし、自慢したくなるのも分かりますが、協力してやればもっと生産性が上がるかもしれないということを留意しておくべきかもしれないことを感じました。

また、人に頼ることによって、相手は頼られた⇒認められた・必要とされた…

そんな存在価値を感じることができるはずですし、信頼関係の構築にもつながるはずなんです。

もっと頼ろう!

みんな協力してね!

そう、勇気を出して、言ってみよう!

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