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100%うまくいく効果的な伝え方のテクニック

効果的な伝え方の極意をひとつ見つけました。

やはり人は、心のギャップのふり幅が大きいほど心が動かされるんです。

先日、妻と何気ない会話をしていた時です。

四国でいいキャンプイベントができそうなキャンプ場を探していて、過去に行ったことのあるキャンプ場を思い出していました。

妻がこう言いました。

「トリコロールもよかったよなぁ」

「???(トリコロール?)」

まったく何を言っているのか僕には理解できませんでした。

おそらく名前を間違ってるんですよ。でも間違っていることを指摘すれば険悪になるのはいつものこと。

なので、軽く聞き流したんです。

でも、でも、でも・・・

気になる。

正しい答えが気になってその後の会話が入ってこなくなったんです。

トリコロール・・・そんなとこあったっけ・・・

そして、妻の話は1周してまた、元の位置に戻ってきました。

「でも結局、地味にコリドールがええかもな」

その瞬間!

神が降臨しました。

わかった!

「コリドールや!」

トリコロールやなくてコリドールや!

シーサイドコリドールという香川県にあるキャンプ場のことだったんです。

妻は自分が言い間違ってたことも気づいていませんし、正しく言い直せたことも知りません。

ですが、このモヤモヤからの解放は、僕のコリドールキャンプ場の評価が一気に上がった瞬間だったんです。

おそらくもし最初に妻が言い間違わなければ、どうということのない普通のキャンプ場の評価で終わっていたことでしょう。

ですが、ザイガニック効果で脳が正しい名前を検索し続けていた結果、ついにはじき出された検索ヒット!

このマイナスからプラスに転じた効果は、キャンプ場の評価をも押し上げるんだと思ったんです。



また、これと同じようなことが思い出されました。

仕事でつきあいのある有力者の方と話していた時のことです。その方は、いつも怒ってるんです。口を開けば誰かの批判をして、毒舌モンスターの方でした。

僕はその方にある提案をし、OKをもらわなければならないという、超絶緊張する機会があったんですね。

そして僕は周到に準備し、その方にプレゼンをして「どうですかね?やっても構いませんか?」とクロージングを持ちかけました。

すると・・・

「んー」と深く考え込んで・・・

「あのな、松田くん・・・」

と怖い顔で・・・

あちゃ~、まずったかな~、雷が落ちるんかな~と身構えたところ・・・

「ええんちゃうか。なかなかようできとるよ」

ええんかーい!

ってなったんです。


まさに緊張と緩和です。

僕は完全に毒舌モンスターの逆鱗に触れたと思い、地獄を覚悟するいなや、天国に瞬間移動させられたんです。

このふり幅なんです。


いつも90点のガリ勉くんが100点取るのと、いつも20点しか取らないヤンキーが60点取るのとでは、インパクトが違うんです。

結果だけをみれば100点がすごいに決まってます。

でもヤンキーの方が注目され、絶賛されるんです。

それはまさにギャップのふり幅。


ですから、人を褒めるときには、

まず

「※%※印〇×々‥」

としかめ顔に聞き取りづらい言葉でわざと興味を誘い、

「ん?何?なんて言ったの?」

と聞き返してきたときに

「お前、天才!」

ってやると効果的ってことじゃない?






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