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「BizDev(Business Development)は、関係者を”焚き付ける仕事”だよ」
最近上司から言われたセリフです。
確かに。その通りだと思いました。
私のこれまでの職種遍歴を簡単に↓
PR会社(約3年):新規事業開発 → PRプランナー/リサーチャー
SaaS/IT(約3年):マーケター → BizDev
データコンサル(イマココ):BizDev
BizDevってなに?という人に向けて、BizDevの説明すると、以下の役割が求められる職種(だと私は思っています)。
・新しい事業(サービス/プロダクト)を生み出すために、
・プロジェクトを進行し、
・事業のマーケティングやPRも考え、
・カスタマーサクセスにも向き合い、
・プロダクト開発のために、エンジニアと要件整理やフィードバックを行う
関係者を”焚き付けて”、プロジェクトを前に進める
プロジェクトを前に進めたい。
そのために、エンジニアに
「お客様がこんなニーズがあって困っています」
「だからこんな機能を作って欲しいです」
と伝えることってあると思います。
こうした相談の仕方でうまくいくことって、あるにはあるけど、
こうやってコトを前に進めるのがBizDevとしての役割かというと
ちょっと違いますかね。
どんな方法があるか整理すると、以下のパターンでしょうか。
1. 汎用性があることを伝える
私「お客様には、〜〜といったニーズがあります」
エンジニア(以下、Eng)「なるほど」
私「このプロジェクトって、私たちが他でも抱えている物流領域のプロジェクトに横展開できますよね」
Eng「それはあるね」
私「この件を、そうした汎用スキームを作るためのはじめの一歩としてやりませんか?」
2. 注力領域であることを伝える
私「今、うちの会社では小売領域の相談って増えてきています」
Eng「そうだね」
私「小売は、会社の注力領域だと認識していて、そのためにもこのプロジェクトは成功事例を作るチャンスなんですよ」
3. プロジェクトとプロジェクトを繋げる
私「A社が〜〜といった課題があるんですが、どうも予算がないっぽくて」
Eng「そうなると、開発するの厳しいよ」
私「実は、別プロジェクトで関係のあるB社の担当者が、A社の役員と仲良いらしくて」
Eng「ほう」
私「なので、B社のプロジェクトの傘の下で、A社を動かすってこともできる可能性があって。そしたら、A社の費用負担はなくなり、B社の予算でA社の課題を解決できそうなんですよ」
取り組むべき積極的な理由を示す
いわゆる、「巻き込む力があるよね」って人は、
関係者が動かざるを得ない”積極的な理由”を示せる人だと私は思っています。
そこに加えて、相手から見た自分の
・人柄
・言葉遣い
・態度
とかも重要だと思います。
そうした要素を合わせて、
関係者の心を”焚き付けて、コトを前に進める仕事”ってのが、
BizDevなのだなと感じた今日この頃です。
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