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宇宙からのメッセージ

波動の法則」という、かなりスピリチュアル寄りな本を読んだのですが、多分、私たちが過ごすこの現代社会では、滅多に出会えない考え方でとても「貴重」と感じたし、考え方の幅がかなり広がったのでシェア出来れば、と思います。

「波動の法則」宇宙からのメッセージ 足立育朗著

発行所ー株式会社 ナチュラルスピリット

はじめに、本書は、『基になった何かの参考文献があったわけでも、そして筆者が推測や仮説で書いたわけでもなく、これらは筆者自信が宇宙からの「直観」で得た情報の一部だ』、と書かれているー。


■なぜ筆者が「宇宙からのメッセージ」を受信できるようになったのか。

建築家の筆者と、アーティストの妹の幸子さんで「ものを作る意識」や「創造する、クリエイトするアイディアは一体どこから来るのか?」と言うことを疑問に思い、ある一時期話し合いを頻繁にしていた。
その結果、「どうやらどんな分野でも、最初に【直観】みたいなものがあり、そこからそれを具体化し、世の中に理解していただくための説明として、ものを表現としているようだ」と。
では、その「直観」「閃き」は何なのか?と言う疑問にぶつかる
そしてまた話し合い、それは「波動」ではないかと「直観」で感じたそうだ。

「波動」でもって、それが何らかの形で周波数、波長といったものと同調し、一体化するという形で情報が入ってくるというように「直観」で感じたのです。

とにかく、「直観」で、それは「波動」で、それが共振、同調すると感じた。

■「波動」とは・・・

「波動」には周波数、波長、波形、振幅と言うものがある。例えば、テレビ、ラジオは東京タワーからテレビ局の様々なチャンネルの、ある周波数、波長、波形、振幅をもった振動波が出力され、発振されていますが(地上波)、私どもの五感ではその振動波を直接感じたり、見たりすることは出来ません。ラジオも同様です。

では、ここから本題に入っていこう。

顕在意識が人間の気づきを妨げる

人間は常に迷ったり、判断したりということを繰り返しています。これは顕在意識です。迷うこと、判断することは、顕在意識が自分の身の周り、自分自身を安全に確保するためにはこれでいいかどうか、ということを常に考えているために行っていることです。
「本当はこうした方がいい」という情報が入ってきているのに、「今の社会の仕組みの中で自分自身が安全であるためにはどうか」といつも顕在意識がコントロールしているのです。
そして、人間が何かを考えて行動する、決心をするという時、顕在意識を使ってない時には「直観」「閃き」が起きている。その「直観」「閃き」の方がどうやら本当の「クリエーション」「創造」に近いのではないか。
また、人間もテレビやラジオと同じように、周波数を変換して自分で受振、発して同調できる機能を皆が持っているのに、それを使ってないだけではないのか、ということも感じました。

全てを現象でとらえようとする現代地球文化

地球の文化は「目で見て確かめる」という方法を基本的に行ってますから、その延長線で自然科学も同じように、ミクロのものを調べようとする時には、顕微鏡という道具を作り、光を当ててものを見ようとするわけです。
宇宙からの情報では、光は厳密に言いますと、電磁波と物質波のある周波数を持った複合振動波です。
ですから光をあてるということは、そのエネルギーを加えてしまうことになります。このようにエネルギーを加えられたミクロの部分は、本来の姿ではないものになってしまいます。
現代文化は、宇宙の全ての現象を私たちの五感をもとにして理解しようとしています。ところが五感というもの全て波動であり、しかもその周波数は大変低い範囲で限定される。

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人間の「意識」は中性子、「意志」は陽子だった

人間の「意織とは何か」というテーマで受振しますと、中性子と同じ図を書いてしまうのです。要するに中性子は「意識」だったのです。
中性子が「意識」ということは大変なことです。あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、その中に中性子と陽子があり、そのうちの中性子が「意識」であるということは、どんなもの全部、「意識」で構成されていることになるわけです。これは目に見えない空気でもそうです。
それでは、陽子は何か。今度は陽子についても調べました。すると陽子は、「意志」だということでした。
陽子は「意志」であると同時に、自然の法則の「愛」だという情報です。愛情ではなくて「愛」です。中性子の方は「意識」があって感情の役割があり、常に調和をとり続けます。
ですから、原子核というのは「意識」と「感情」、「意志」と「愛」が結びついて構成されている。即ち愛と調和が、全ての存在の素になっている。これは地球上でいう全ての存在です。

現代地球文化がまず気づくべきこと

地球文化は、宇宙の全部を「現象」で理解しようとし、「波動」で理解できてません。なにがなんでも現象であらゆるものを理解しようとするからわからないのです。病気でも病原菌でもみなそうです。少なくとも、本質が波動であって、波動、つまり振動波がいろいろな形で組み合わさって現象を起こしているということに気づかなければなりません。

原子核の集合体(EXA PIECO)とは

「本質」=原子核の集合体は電子を伴わず物体化していません。人間の目には見えませんが、人間の場合、誰でも振動体として生まれた時は頭蓋骨の外側に少しはみ出しています。
原子核の集合体(宇宙語でEXA PIECOと言う)というのは、日本語では「」という言い方が一番近いかもしれませんが、かなり不正解です。
これは肉体化していませんから、肉体が終わった時にはいつでも離れて、自空間を自由に移動できるわけです。これが「本質」であって、ボディ、人間の肉体はあくまでも借り物なのです。そして自然の法則の中で、宇宙の全ての存在物には原子核の集合体が存在しており、それらが皆スタディをしているのです。

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原子核の集合体はスタディによって成長する

自然の法則にかなった調和のとれた決心をしますと、その瞬間に原子核の数が増え、それを実行して実現するステップを踏みますと、体験して味わった原子核の集合体は成長します。ところが不自然な、自然の法則に反するような意識で顕在意識が行動を撮り続けますと、不調和な振動波を出し続けて周波数が上がりません。
つまり「本質」である原子核の集合体はスタディをしたくて、そのメッセージをいろいろな形で顕在意識に振動波として送っているのです。ところが、ふだん地球のこの文化ベースになっている基本的な考え方を主体にして生き、より安全に自分のボディを守ろうという顕在意識が強いとそれを受けとれないのです。
より安全に自分だけのボディを守ろうという意識(いわゆる自我)が拡大されますと、つまり、自分の安全を守る、自分の家族だけの安全を守る、自分の会社だけは、自分の国だけは、自分の民族だけは、あるいは「人間だけはという意識になりますと、その意識は、自然の法則から見れば不調和です。顕在意識の方が一方的に「本質」を無視して、自分のボディだけを守ることに専念し始めてしまっている状態が今の文化です。

つまり、人間の社会の仕組みのためとか、文化のためとかで、自分に都合よく修正せず、本来は自然の法則にかなった情報が入ってきているはずだから、顕在意識の方が素直に意識変換し、常に「本質」と同調できるように調和のとれた状態にしておく。そうすることで情報は、「直観」「閃き」としてストレートに入り込み、それを実行するために「決心」する。「決心」することで原子核の集合体は成長する。


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上記↑ ジャンレオンジェローム作 『ピグマリオンとガラテア』

名画鑑賞でちょっと、休憩。。。

ピグマリオン自ら、理想の女性であるガラテアを彫刻して、見ているうちにだんだん好きになって、人間になってほしいと願う。それを愛と美と性の女神・アプロディーテーがその願いを聞き入れ人間にする。
この絵では、口づけする上半身は人間、でもまだ下半身は彫刻なので、一刻も早く抱きしめて口づけしたかったピグマリオンの感情、愛情が伝わる。

全ての現象は自分の発振した振動波と同調して起こる

自分の周りに起きている結果は、どんなにいいことも悪いことも自分に責任があります。自分が無意識に出している振動波は、そこで同調してその現象を起こします。ですから、自分の周りで起きていることで、こんなの私の知ったことじゃない、相手が悪いんだというふうに決められるものは何もありません。波動ですから、全部自分が発振した結果、それが同調し現象として起きているんです。そうでない限りはその現象は起きないわけです。しかも起きている現象は、その人がそれを体験し、そこから何かを学ぶ必要があるから起きているんです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

読んでくださった方は、純粋に本書を読める方だと思います。

この本は、いわゆる怪しい霊感商法などでは全くなかったです。

私は、これは現代社会にとって必要な教えであると同時に、考え方の幅が広がる良い本だと思いました。おすすめです。

最後に、本書で書かれていた情報で、私が一番興奮したことをご紹介し、終わりにしたいと思います。

『クジラ、イルカ、オットセイは動物ですが、人間よりはるかに調和のとれた原子核の集合体が撰択をしてスタディをしている。そして、余談ですがクジラは金星から、イルカはプレアデス星団から、オットセイはカシオペア座の星からそれぞれテレポーテーションした動物で、地球上で発生した動物ではない』そうです!


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