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あふれる想いのバトン 繋いでいこう

※この記事には『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所』のネタバレを一部含まれます。予めご了承ください。

こんにちわ、よつぎです。
自分の参加した3rdライブ以降、虹ヶ咲のナンバリングライブ毎に感想記事をあげてきましたが、今回の内容もその一環となります。

過去記事はこちら↓

さて、3rd記事ではライブ全体の総括を、4th記事では優木せつ菜に導かれた者としての想いを認めましたが、今回の5thライブでは、私自身が今までのライブとは違った心境で迎えたこともあり、今までになかった捉え方というか、初めて感じた感情等もありましたので、その辺りを綴っていけたらなと思います。
※縁あって参加できた公演はCDCS公演Day1、NT公演Day2となるのでこの2公演を中心に話を進めていきます。

まず、今回のライブの感想を一言にまとめるとすると、
「楽しかった」本当にこの一言に尽きます。

そして意外かもしれませんが、この「楽しかった」という感情が、実は3rd、4th共に私の中で一番強く感じることができなかった感情でもありました。
勿論、過去のライブが楽しくなかったなんてことはなく、ライブ中に一喜一憂しながら目を輝かせていたことは今でも脳裏に強く焼き付いています。

では、何故今回のライブを心の底から楽しめたのというと、
おそらく『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に対しての向き合い方に、自分なりの「正解」を導きだせたからじゃないかなぁと。

過去のライブ、引いては日常の生活でも虹ヶ咲が大半を占めている日々を送っているのですが、それ故に目に見える全てを追いかけようとし、見逃さないように気を張って、自然体で心の底から全力で、「楽しむ」という感情に至れないことがありました。
そんな中、ちょうどTVアニメ2期終了後からでしょうか。自分の中でふと憑きものが落ちたような感覚がありました。

13人の同好会として、1stLIVEを無事に成功させ、それぞれの夢に向かって進んでいく様を描き、一つの物語としての集大成を見せた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の面々。
本来であればその別れ(あくまでアニメ上の話)を惜しみ、ロスに打ちひしがれるのが普段の自分なのですが、不思議と前向きな気持ちが強く心の中に芽生えていました。
その心境の変化をもたらした「答え」が何なのか。5thライブを終えた今なら分かる気がします。

それは「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、ずっと僕たちと一緒にいてくれる」という、この上なく安心できる言葉を、直接彼女らの口から聞けたということ。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はまだ、終わらない。これからも新たな夢を見ては、色を増やしていく。広がっていく。
アニメ本編でも語られていた同好会の在り方を、改めて自分の耳で目で直に受け取ることで、初めてTVアニメ2期が私の中で完結したような、そんな感情を抱きました。

ラストMCではいろんな暖かい言葉を受け取りました。
同好会の13人がそれぞれお互いのことを心の底から大好きなこと。
その13人が出会うまでには数多の奇跡が重なって、そのうちの一つに、ファン(=あなた)が、人それぞれのタイミングで虹ヶ咲に出会い、応援してくれなければ成り立たなかったこと。
僕たちが応援しているみんなが、同じように僕たちの味方でいてくれること。
一言一言が、想いが詰まった心に残るメッセージでした。
だからこそ、あの娘が発した
「これからも虹ヶ咲のこと大好きでいてくれますか?」
に精一杯の大声で返事ができないのがちょっぴり悔しくもありました。

でも、何も悲観することはありません。
だって、みんなは僕たちの味方だから。

僕たちが応援をし続ける限り、みんなは「笑顔」「エール」を返してくれるから。
その関係が続く限り、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「奇跡」は終わることがないから。
それを象徴させるようなWアンコールの『Future Parade』
これは個人的な話ですが、Wアンコール自体を初体験だったので、それを大好きな虹ヶ咲のライブで経験できたことも、僕にとってはまさに「奇跡」そのものだったんです。

この記事を執筆している合間に、NTDay2で披露された全体曲の歌詞を見返していたら、
『Future Parade』『Hurray Hurray』では「エール」
『TOKIMEKI Runners』『未来ハーモニー』では「奇跡」
『夢が僕らの太陽さ』『永遠の一瞬』では「笑顔」
のフレーズが用いられていて、
「なぁんだ、同好会のみんなは最初から僕らにメッセージを送っていてくれていたんだ。」
と改めて気付かされました。灯台下暗しとはまさにこのことですね。

「今のあなたは自分の夢を周りに重ね合わせているだけ。あなたはそれで満たされたとしても、何も生みだしてない」

TVアニメ2期で投げられた、あまりにもド正論過ぎて反論の余地もなく、でも必ず向き合わなければならないと自分が思っていた問いかけ。
この問いに対しても、今ならしっかりと答えを導けます。

「自分の「夢」は、『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のまだ叶えられていない「夢」を一つでも多く見届けること。できる範囲で応援の手を止めないこと。夢を見ている方向が同じだから、夢を重ね合わせることは何も意味がないことなんてない。それでも、どうしてもへこたれちゃった時も大好きな人達がエールをくれるから、決して「夢」から目を背けないこと」

今ならあの時の、もう一人の「あなた」のように堂々と答えられるような気がします。

最後は表題に併せて、僕の大好きなセリフで結びとさせてください。

「次は「あなた」の番!」

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