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四谷アウトブレイク店長代理からご挨拶

みなさん初めまして。
四谷アウトブレイク店長代理(だいり)の田畑と申します。

私は2021年2月末から店長代理という役職のもと、お店を前任の店長から引き継ぎましておよそ半年が経とうとしています。厚手のブルゾンから今ではTシャツでお店と自宅の往来をしていると、否が応でも季節の移ろいを汗を垂らしながら感じます。

さて「改めて」というか、そろそろどこかで血の通った文章を残しておきたいと思いたち、諸々の業務を一旦そっちのけで禊ぎのような儀式としてご挨拶させていただきたく存じます。

色々とこの半年に感じたことを断片的にではありますが、忖度しないで吐き出したいと思います。

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まず店長代理就任のご挨拶をお店のブログを通してリリースし、この画像を掲載した途端「フードかぶってポケットに手を突っ込んで態度悪い」というお声を拾ってしまいましたが、すぐに捨てました。ごめんなさい、どうでもいいです。


当初は3ヶ月(つまり5月末まで)で辞めるつもりでした。

ただ前任の店長さんが戻らないので、このタイミングで「やーめた」と去るのも何か“しこり”を残しそうで、どうせ暇だし続けようかなという軽い気持ちで続けています。大役を仰せつかったのに、正直なところあまり重圧を感じていません。

それはアウトブレイクを支えるスタッフの一人一人に常に助けてもらっているからだと感覚します。周りがどれだけ騒ごうが、胸の内を曝け出したい気持ちを抑えて彼らは日々働いています。もっとアウトブレイクのスタッフは評価されていいと思います。

・私個人として前任の店長さんに戻ってきて欲しいと思っている
・私が在任中はいつまでも店長代理であり店長にはならない
・スタッフはもっと評価されるべき

このご挨拶を通して伝えたい要点はこの3点です。


さて、この四谷アウトブレイクが炎上を引き起こして小さな世間を賑やかしていた当時(2月中旬かな)、私は勤めていた会社が潰れて無職でフラフラしておりました。そしてこれまた私が当時スタッフとして無償でお手伝いしていたバンド「NONMALT」のドラマーのウエダテツヤ氏から「田畑氏、店長やったら?」的に唆され、初めは冗談半分に思っていたのですが、あれよあれよと現実味を帯び出し、ついには前任の佐藤店長、オーナーと三者面談。アウトブレイクで顔を付き合わせることに。

隠すこともないので私の第一声を紹介すると「辞めない方がいい」と、無責任かつ正直な胸の内を伝えました。個人の感想なので。

「辞めない方がいい」というのは「その程度のことで別にいいじゃん」という意味ではなく、責任の取り方が「辞めればOK」とするのが果たして正解なのかと率直に疑問に思えたからです。

しかし本人の辞める意思は固く、引き止める義理もないので店長代理として引き受けることにしました。

ただし条件として

・必ず戻ってくることが前提条件で引き受ける
・3ヶ月(5月末)で一旦連絡を必ずする

という約束事をした上で引き受けたのでした___が、そんな口約束は何の効力もなく、6月頭を迎えた時点で反故にされました。しかし、別にもう何でもいいから生きていてくれさえすれば良し!佐藤さん、連絡待ってますよ(読んでないだろうけど)。

前任の店長の問題だけでなく、コロナ禍でライブハウスへの風当たりや締め付けが強くなり、時短営業や酒類提供禁止などを粛々と守っているのも本当にキツい。そんな中で「キャパ50%以下なんだからもっと値引きしろや」「酒も黙って持ち込ませろよ」と迫る連中への対応も本当にキツい。

正直うぜえなと思っています。

ただ、そうしたイベント一つ一つが全て新鮮で、ネガティヴなことも含めて自分の人生において貴重な体験をさせてもらっているなと捉えています。


一方で至らぬ点が増えて「前のアウトブレイクはもっとサービスしてくれた!」という失望の声もあれば真摯に受け止めつつ、今後のお付き合いをよりよく継続できればと考えております。

そんなこんなでアウトブレイクはしばらく店長不在で続いていくことになります。

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今なら店長不在価格(通常価格の40%オフ!)も引き続き継続中です。

学生・社会人のサークル活動にも使っていただけたり、その他特殊な使い方を検討している方も、しばらくは私が店長代理として窓口となりますので何でもお気軽にご相談ください。

今後とも四谷アウトブレイクをよろしくお願いします。

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