Lucky

《惑星》はデビュー以来、順風満帆で今日まできたグループではない。

どのグループも少なからず何かしらはあるだろうけど、‘色々あった‘選手権があったとすれば確実にベスト3には入ると思う。

本当にいろいろあった。当事者の彼らは血を吐くような思いをしたこともあっただろう。正直、未だに整理がつかず、同じ沼の友人とですら話題に出せないこともある。

素晴らしいことも沢山あったが、最も強く感じるのは「一緒に乗り越えてきた感」なのだ。

無論こちらが勝手に感じてるだけなのだが、最近は気づけば(会社の)同期のような気持ちで彼らを見ているから笑ってしまう、、同期ってなんなん笑

まあ同期なので、このやろーーー!ふざけんじゃねえとなることもある笑

彼らも、我々(ペン)に対してそんな風に感じているのではないだろうか。否、そう思いたいだけか..

特に去年末の本国でのアンコンオーラスではそう感じた。普段から人間味あふれる彼らだが、あの日はこれまで見てきた中でも歴代級に‘普通で等身大の’青年だった。

いろいろあったね、オレら。よくやってきたよ、お疲れ様。コンサートが終わったとき、真っ先に感じたことはかっこいいとか尊いとか、そんなんじゃなくてこれだ。

彼らの曲のひとつの中に‘同じ国に生まれて 同じ言葉で話せて すごく幸運’というフレーズがある。‘世の中に当たり前なんてない’と続く。

初期の頃の歌だが、今でもコンサートではアンコールあたりで披露されることが多く、聴くといつだって安易に泣いてしまいそうになる素敵な曲だ。

わたしは生まれた国も、話す言葉も違う。

だけど、だからこそ、バカみたいにこんなに一生懸命オタクをやれたのかもしれない。

拙いわたしの語彙力では彼らの魅力を表現しきれないのが歯痒いが、心底いいグループだと思う(月並みすぎませんか)

例えそれぞれの状況が変わったとしても、本人たちも言っていたように、今のメンバーが誰一人欠けることなく一生みんなで騒いでいてほしい。

同じ日々は二度と来ないけど、彼らと同じ時代を生きていること、それが最大の幸運なのだ。