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Twitterで物々交換会をしてみたら、心が温かくなった話。
こんにちは、フリーでイラストレーター・Webディレクターをしています、423(シブサン)です。
気軽に「シブサン」と読んでください。
イラストを中心に、読んだ本のまとめ、メンタルケアのアドバイスなど様々なコンテンツを発信しています。良かったらぜひご覧になってください。
【#423の物々交換会】
— 423(シブサン) │ イラストで物々交換 (@423shibusan) February 4, 2021
フォロワー2000人記念の企画です🙌
僕からアイコンやヘッダーに使うイラストをプレゼントするので、物々交換しませんか?
ギブアンドテイクしたいです🎁
期限は僕がギブアップするまでの無期限
フォロー&いいねorRTでお願いします#423のイラスト
企画概要は画像へ↓ pic.twitter.com/0SyWY6UUSR
行った企画がこちら↑
期限は設けていないので気になる方は、ぜひ参加してください。
心が冷え込んでいた
僕は2020年4月に新卒として入社しましたが、2度の休職を挟んで、2021年の1月に退職しています。
この経緯については過去のnoteで語っているので深掘りはしませんが、簡潔に言うと、かなり心が冷え込んでいました。
好きなことが楽しめず、自分にも自信がなくなったり、とにかく悪循環してしまっているような状態でした。
〈この時の僕が考えていたこと〉
「早く治して、自立しなきゃ…!」
そのように思考がネガティブになっていた時でさえも、ついつい机に向かってはイラストを描いていました。
もちろん、楽しくない時、悔しい時もありましたが、それでもイラストを描くことを辞めたりはしませんでした。
やっぱり好きなことで人と繋がりたい
一時は生計を立てるためにもイラストを諦めた方が良いかな、と思ったこともありましたが、やっぱり僕の「好きなこと」は「イラストを描くこと」なんだな、と再認識することができました。
そして、自分のイラストで色んな人と繋がってみたい、多くの人に贈りたいと思うようになりました。
それまでもたまに似顔絵やアイコンイラストをお願いしてくれる人がいて、「自分のイラストで誰かを喜ばせることができるぞ!」という体験があったので、なおさら強く「イラストで人と繋がりたい」と思ったのだと思います。
〈この時の僕が考えていたこと〉
「目先の数字を追うのではなく、喜んでくれる人にイラストを届けよう」
背中を押してくれた本との出会い
この頃、たまたま読んでいたのが『しょぼい起業で生きていく』という本でした。
この本の趣旨とは少し違うかもしれませんが、
「対価を必ずしも”お金”という形でもらわなくて良い」という考え方に影響を受けて、自分の心に対する向き合い方とも相まって、
「それなら自分と相手の得意なこと・好きなことを交換し合えたらハッピーじゃない?」という結論にいたり、この企画を始めました。
ちなみに『しょぼい起業で生きていく』はこちらのツイートで要約しています。(なんと著者のえらいてんちょうさんにもRTされました…!)
【しょぼい起業で生きていく】
— 423(シブサン) │ イラストで物々交換 (@423shibusan) February 8, 2021
えらいてんちょう(@eraitencho)の語り草が面白いので、あんまりまとめるのには向いてないかも…?
なので逆に色んな人に読んで欲しい!
考え方とかとても参考になったし、#423の物々交換会 の企画もここから生まれました。#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/lcCMDSje6K
〈この時の僕が考えていたこと〉
「自己肯定感低すぎたな…イラストで自分も相手もハッピーになりたい!」
そして始めた「#423の物々交換会」
企画名は分かりやすく、「#423の物々交換会」とし、以下のような内容にしました。
このように企画説明用の画像を用意して、多くの人が見てくれそうな20時に投稿しました。
すると、以前から交流のあった人だけでなく、このツイートをきっかけに僕を知ってくれた人までもが参加してくれました。
参加総数は40人以上…!!
多くの人が拡散や関連ツイートをしてくれたおかげで、ツイートのインプレッションも大きく伸びました。少しは知ってもらえたかな。
心がけたこと
この企画の趣旨は、お互いに心を込めたモノを贈り合うこと。
そのコンセプトは絶対にブレないようにしていました。
特に、以下の4つを心がけました。
・以前から交流があった人も初めての人も分け隔てなく接する。
・必ず感謝の言葉を添える。
・受け付けるイラストの種類を用意して、参加者が頼みやすくする。
・お返しで贈ってもらったものは必ず紹介する。
この4つを守り、あとは気持ちを込めて1枚1枚描いていきました。
具体例 「カップルイラスト」
例えば、参加者の中には新婚ホヤホヤの方がいて、2人の幸せそうにしているイラストを描いて欲しいというリクエストを受けました。
そこで贈ったのがこのイラストです。
いただいた資料をもとに、2人が仲睦まじく新しい一歩を歩んでいくことを想像しながら描きました。
頂いた反応がこちら!
とっても喜んでくれて、僕の方も幸せな気持ちになりました。
この方からはお返しとして、オリジナルレシピをいただきました。
そのレシピで、いつもご飯を作ってくれている母に代わって夕飯を作りました。母親や家族も喜んでくれて、この企画に関わった人全員がハッピー。
他の物々交換でも同様に、お互いが心を込めたモノを贈り合い、心がほっこりしました。
この企画で感じたこと
〈この時の僕が考えていたこと〉
「自分のイラストで、自分にも相手にも小さなハッピーが贈れる!」
とにかく参加者の方々の優しさに心がほっこりしました。
皆、気持ちを込めてお返しや感謝の言葉をくれたので、僕の方まで嬉しい気持ちになりました。
ただイラストを配るだけ、ただお金にやりとりをするだけ、よりも圧倒的にその人との距離が縮まるな、とも感じました。
そこに想いが加わると、自然と感謝も発生します。
「物々交換」とはある意味名ばかりで、本質は「心の交換」とも言えるなと思いました。
おかげさまで、冷え込んでいた心も今ではホクホクに温まっています。
今回のnoteでは、全てのお返しを紹介することができませんでしたが、よろしければ #423の物々交換会 とTwitterで検索すると、お返しや僕が贈ったイラストが見れるので、見てみてください。
これからやっていきたいこと
「#423の物々交換会」では、「ギブアンドテイク」の精神を貫いて、互いの感謝をモノに込めて贈り合いました。
長引くコロナ禍で、人とのやりとりも減っていると思うので、このような企画を色んな人が行って、全国で物々交換し合えるとハッピーな世の中に近づけるかなぁと思っています。
また、次の企画ではテーマを「共創」として、参加者の方々と一緒にモノづくりを行って交流できたら良いな、楽しいだろうな、と考えています。
近日中に発表するのでお待ちください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き、好きなことで自分も周りもハッピーにできるように動いていきます。
よかったら企画の参加やフォローお願いします。(励みになります!)
自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。