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2度目の育休を終えて

2023年11月に娘が生まれたことを受け、2024年1月のまる1ヶ月間、3年ぶり2度目の育休をとってみました。育休期間中の過ごし方や育休を取っての感想など、取り留めもない内容なのですが、記録がてら残しておこうと思います。

オムツ替える・ミルクあげる・お風呂入れるといった直接的な赤ちゃん対応業務は思いのほか少なく、細切れになるので大変さはあるものの、これらにかかる時間は1日の中で2時間ほど(妻がやってくれているのもありますが)。泣いてる時にあやす時間を入れるともう少し増えますが、生後3ヶ月の赤ちゃんは動くわけでもないので、1日中何かに追われるということはありません。

3歳の長男も平日は8時〜18時で保育園に行っているため、平日日中はこちらの対応業務はほぼなし。ということで、育休とはいえ育児以外の時間が必然的に多くなります。

やったこと①育児関連インプット

せっかく仕事を離れられるタイミングということもあって、書籍やYouTube、友人との会話などで育児に関するインプット。今回の育休は0歳児だけでなく3歳児の今後のこともあるので、小学校受験や習い事問題など結構幅広く勉強しました。

  • 経営者やビジネスマン属性に対して育児情報を発信している機関が思いのほか多く驚きました

  • 2月の勝者はまだ読めていません

  • てぃ先生が人気なのがよくわかりました

やったこと②新生活準備

  • 家具の再配置や追加購入

  • 長男が使っていたおもちゃや絵本の整理

  • ミルク・おむつ・洋服など赤ちゃんグッズの調達

  • チャイルドシートその他クルマ関連のメンテ

赤ちゃん含む4人家族で暮らす準備・部屋のメンテナンス。これは妻がだいぶやってくれちゃったのですが、まとまったお金が出ていくもの・力仕事を伴う作業・クルマ関連もあったので手分けして実施。

やったこと③息子氏対応とその他家事

いつもは任せきりの家事ですが、自宅にいる時間が長い分多少戦力になれます。と言っても買い物や食事の用意程度。

3歳長男をお風呂入れたり、桃鉄・マリオカート・プラレール・LEGOなどを一緒にやったり、絵本を読んだり色鉛筆の練習をしたり、という時間はだいぶ取れて楽しく過ごせました。

兄妹はとても仲良し

・・・ここまではまだ育児に関連してそうですが、ここからは育児ほぼ無関係です。しかも投下時間はここからの内容の方が多かった。

やったこと④お出かけ

  • 息子の保育園送りからのモーニングやブランチ

  • 従業員のご実家が経営するお寿司屋さんにお邪魔

  • お世話になっている方に出産のご報告がてら初めての4人家族旅行

  • 帰省

神泉のすし菊地さん、うちのメンバーのご実家

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13003400/

出産前後で籠りがちになり、外出欲求が高まっていた(一方で体力が落ちていた)妻を連れて近場をうろうろ。家族の将来に関する会話がかなりたくさんできました。

やったこと⑤お金関係の整理

  • 子どもの銀行口座や証券口座の開設

  • 保険の見直し

  • 贈与関連の手続き

  • 新NISA・DC・iDeCoを用いて運用プラン見直し

  • ついでに実家の両親の資産を棚卸しして運用状況をメンテナンス

  • そのほか銀行の窓口行かないといけない系のやつ

生命保険を棚卸してみると、10年以上前に払済になってたドル建てのやつがこの円安でだいぶいい感じになっていたり、受取人が父親のままになっているものが出てきたり。整理と検討に少し時間がかかったのでこのタイミングでできてよかった。

自分の方も積立投資の中身を見直したり、ついでに実家の両親の資産を整理したり、だいぶ面倒だけどきっかけがないと手をつけづらいところをめくることができました。あと税制改正で贈与財産の相続財産への加算期間が7年に延長されてしまったので、暦年贈与はペースアップ。

資産関連はいつも友人の濱島さんが相談に乗ってくれるので大変助かってます。

これから育休を取る方へ(特に男性・経営者向け)

・結局1ヶ月ぐらいはあっという間に溶けるので、プレッシャーにならない程度に育休中にやりたいことリストをちゃんと作っておくことをお勧めします。僕は3割ぐらいのやり残しがあります。涙

仕事を無理に完全シャットアウトしなくて良いと思います。家族との期待値調整はする前提だけど、重要性や緊急性の高い業務は一部残した方がむしろ育休期間は長く取れると思います。僕は2日に1回は何らかの会議が入ったし、週に1回はコワーキングスペースにこもって半日仕事するなど、25%ほどは仕事に充てていました。(一方で容赦無くスケジュール抑えにくるメンバーも出るので、出る会議と出ない会議はちゃんと定義して伝えておいた方が良い)

男性育休の本質は、育児ではなく夫婦の時間だと思います。僕の場合、冒頭にも書いた通り0歳児はあまり動かないし3歳児は平日日中保育園。丸1日育児で持っていかれるということはまずありません。妻と2人でゆっくりお茶・ドライブ・桃鉄・ランチをしながら、家族の将来について話す時間をしっかり取れること、会話はなくても特に家事育児をしてなくても同じ空間で寝ている赤ちゃんと一緒にいること、その時間が大事なのだと思います。

・1週間経ったぐらいから、仕事に追われるモードのスイッチが切れて少しぼんやり考えることに脳が切り替わります。中長期の会社のビジョンについていろんなアイディアが浮かんだり、そのためのインプットや調べ物にアンテナが立ったりと、仕事から少し距離を取ることで得られる仕事の効果もあったように思います。

パンどろぼうシリーズが大好き

会社を空けるのは不安も大きかったのですが、育休じゃなくても2週間ぐらいの休みはたまに取ろうと思いました。僕がいなければいないなりにメンバーは判断・意思決定して仕事を前に進めてくれるものですし、そのおかげで進む権限委譲もあるもの。一方で少し離れたことで「本当に経営者が集中すべき業務」がクッキリ見えたり、普段考えないアジェンダにどっぷり浸かることができたり。

周囲の支えがあっての1ヶ月の育休だったので、これからしっかりお返ししていけるよう集中して仕事頑張っていきます。いつもありがとうございます。

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