おうち時間を彩る韓国ドラマ10選

ますます推しが増えて手に負えなくなってきたな……でもやっぱりオタクって楽しい。どうも、ひよこまめです。

今回は、タイトルの通り「韓国ドラマ」についてのブログを書きます。

前回書いたK-POP沼落ちブログでも少し話していますが、このステイホーム期間中に韓国ドラマ熱が再燃しました。(過去に韓国ドラマの特定の作品にお熱だった時期がありました)
時に笑い、時に泣き、ひとつの作品を見終えるとまたすぐに見たい作品が現れ……そんな約半年間を過ごしてきました。
数ある韓国ドラマのごく一部ではありますが、私が見た作品を、個人の感想を交えつつ紹介していきたいと思います。
紹介とは言いつつも、自分の記録としての面もあるので分かりにくかったり、勢いに任せて雑な部分もあると思いますが、あしからず。ちなみにオール恋愛ドラマです。ロマンス最高。

▼ あやしいパートナー 〜Destiny Lovers〜

出演者:チ・チャンウク、ナム・ジヒョン その他
制作年:2017年
約40分/話、全30話(公式サイト

まず私の韓国ドラマ熱が再燃するきっかけとなったのがこの作品。
チ・チャンウクさん演じる検事ノ・ジウクとナム・ジヒョンちゃん演じる司法修習生ウン・ボンヒが繰り広げるラブコメディ。
個人的な見所と言えば、やはり主要キャスト4人の顔面偏差値の高さ。美男美女がラブコメしてるだけで1時間以上画が持つ。これは才能。むしろもっと見せて。

見てこの顔面。これが主演のチ・チャンウクさんなんですけど、圧倒的美顔
ドラマを見ていた当時、世界で1番好きな顔がチャンウクさんだった。もちろん今でも変わらず好き。顔だけでなくもちろん俳優さんなので演技も素敵です。

最初はクールで難攻不落なジウクも、明るく陽気なボンヒに惹かれていくうちに可愛らしい一面も出てくるところがもうたまらん。多分1話と最終話を見比べたら別人かと疑ってしまうくらいジウクの外見(オーラ的な)も内面も変わってると思う。そんなジウクの変貌っぷりも見ていくうちに虜になっちゃうポイント。

あとは恋愛ドラマと言えばキスシーンだと思うんですけど、2人の相性の良さなのか、はたまた撮影の妙なのか、いやそのどちらもだと思うけど、どのシーンも物凄く綺麗で見惚れてしまう。
他の韓国ドラマを見ていても感じたけど、どれも丁寧にこだわって作られているのを感じてさらにキュンキュンする。

ストーリーとしては、ボンヒがドジっ子なのもあるけどメインキャラたちが検事や弁護士という職業なので、度々起こる事件に巻き込まれて、関わって、というのが多くて波瀾万丈。まぁドラマってそういうものだけど。ラブコメとは言うものの、日常系のお話ではないので、心安らげる時間は少ないかもしれない。でも大丈夫、いつもそこにはイケメンと美人がいます。最後まで辿り着いた暁には最高のチ・チャンウク(ノ・ジウク)があなたを待っています。なのでどうか30話見届けてください。ファイティン。


▼ オレのことスキでしょ。

出演者:ジョン・ヨンファ、パク・シネ その他
制作年:2011年
約60分/話、全15話(公式サイト

私がヨンファにハマったきっかけの作品、通称オレスキ。
この作品は、2013年頃に一度見て激ハマりした過去があるのですが、見返してみると、ヨンファのクールキャラが懐かしい。「美男ですね」で演じた、優しい雰囲気のお兄ちゃんキャラとは打って変わって、寡黙な俺様キャラのイ・シンくんは、現在のヨンファ自身のキャラともかなりギャップがあるので面白い。あと当たり前だけどみんな若い。

これは余談ですが、先述した「美男ですね」でシヌさんが報われずに涙を流した人間なので、こうしてシネちゃんとヨンファが結ばれる作品が出来て心の底から嬉しいという気持ちで溢れました。もう明洞で後をつけたりしなくていいんだよ!(美男ですね伝説の第6話)(ちなみにオレスキ第6話は雨のシーンがとても良いです)

このドラマは芸術大学が舞台で、その大学の創立100周年記念ミュージカルを軸にストーリーが展開されていきます。なので1番の見所といえばやはり終盤のミュージカルシーンかなと思うんですけど、それ以外で言えばOST

上の動画で1:10あたりから流れているのが主題歌の「ノンネゲパネッソ」です。
それから0:47〜1:10(ノンネゲパネッソまで)に流れているのが劇中歌の「クリウォソ」です。
どちらも主演のヨンファが歌唱しており、クリウォソはヨンファ自身が作曲しています。
それ以外にも、ヨンファ演じるイ・シンくんが所属する劇中バンドの曲や、パク・シネちゃん演じるイ・ギュウォンが所属する国楽ユニットの曲、ミュージカルシーンで登場する歌なども含めてたくさん素敵なOSTがあります。ぜひ音楽にも注目してみてください。


▼ シンデレラと4人の騎士

出演者:チョン・イル、アン・ジェヒョン、パク・ソダム、イ・ジョンシン その他
制作年:2016年
約60分/話、全16話(公式サイト

まずこの乙女ゲーのようなタイトルがいいですよね。もう見る前から逆ハーレム展開が確定してる。でもこれはテレビドラマなので、ストーリー展開上「あなたは誰と恋をする?」みたいなルート分岐が存在しない。なので、あなたのヒーローと劇中のヒロインが必ずしも結ばれる結末ではないかもしれない。だって乙女ゲーのようにヒロインの意思を操作することができないのだから。あぁ切ない。でも安心して、みんなそれぞれお似合いの相手をみつけて幸せになるから!(壮大なネタバレ)

ということで(?)こちらのドラマは、御曹司3人とその3人のおじいちゃんにあたる大財閥グループの会長の秘書、そしてヒロイン、この5人がメインキャラたち。ただ、先に言ってしまうと、会長秘書さんはあまり恋愛沙汰には絡んでこない(という記憶がある)ので実質シンデレラと3人の騎士という感じ。

ここまでの文章でもお分かりの通り、私は完全にこのドラマを乙女ゲーと勘違いして見ている節があるんですけど、乙女ゲーで重要なことってなんだと思いますか?そうですヒロインです。(爆速自問自答)
個人的に、ヒロインの性格、行動、発言などに共感できない部分が多いと、プレイし続けるのが難しいんですよね。なので結局最後まで攻略せずに終わってしまうことも多かったんですが、このドラマのヒロイン、ウン・ハウォンちゃんはまさしく私好みのヒロイン像でした。
快活で勇ましく、それでいて可憐な部分も持ち合わせている。そんな彼女を好きになる男性諸君の気持ちが痛いほど分かる!あれ?私どの目線でこのドラマを見てた?

そんなヒロインを取り巻く御曹司たち。みんなクセが強い。でもそれが良い

一匹狼でいつも冷たくあしらわれるけど、いざと言う時に助けてくれるジウン。
女たらしでチャラチャラしているように見えるけど根は優しく一途なヒョンミン。
自由でマイペースなように見えて実は陰でみんなを見守り支えてくれるソウ。

あなたなら誰を選びますか?私は選べません!!!やっぱりルート分岐して!(※このドラマは乙女ゲーではありません)


▼ 恋するジェネレーション 〜Who Are You〜

出演者:キム・ソヒョン、ユク・ソンジェ、ナム・ジュヒョク その他
制作年:2015年
約40分/話、全23話

学校シリーズと呼ばれる人気俳優の登竜門的学園ドラマ。そのシリーズの2015年版。
先に言っておきますがここから私は9割コン・テグァン(ソンジェの役名)の話しかしません。テグァンちゃんの幸せを今日も願ってるよ…。(激重視聴者)

題材というかストーリーの根幹にあるのが学校でのいじめ問題なので、割と悲惨で辛いエピソードも多いです。全話見終えるまでにどれほど涙を流したことか…。

主人公のキム・ソヒョンちゃん演じるイ・ウンビがいじめを苦に命を断とうとするところからストーリーが始まります。
記憶を失くした状態で目を覚ましたウンビは、瓜二つの別人コ・ウンビョルとしての生活をスタートさせることになり、人生が一変します。

そんなウンビョルのクラスメイトとして登場するのがユク・ソンジェ演じるコン・テグァンです。
家庭環境に反発してグレちゃったテグァン。髪も金髪だし一見怖そうに見えますが、本当はとってもまっすぐで機転の効く優しい男の子です。

もうどこから話せばいいのか、どこまで話していいのか分かりませんが、とにかくこのコン・テグァンがめちゃくちゃ良い役どころなんですよ。
後にウンビは自分が何者であるかなど真実を知っていくんですけど、事情があり他言できません。そんな中で最初にウンビの秘密に気付き、彼女を守ろうと暗躍するのがテグァンちゃんです。

ストーリーが進んでいくにつれ、次第にウンビに好意を抱いていくテグァンちゃん。
ウンビとテグァンのシーンはどのエピソードも私にとってはひとつひとつが大事なんですが、18話19話、そしてなんと言っても21話。もし前半エピソードを見て私と同じようにコン・テグァンの虜になった人は、ぜひ後半エピソードも期待して見て欲しい。
そして全話見終えたあとに、どうかKBS演技大賞2015のソヒョンちゃんとソンジェによるLove Song(ソンジェの歌う劇中歌)のデュエットを見てほしい。
大きな白いクマのぬいぐるみを持って現れるユク・ソンジェ、いやコン・テグァン……。きっとそこに込められているであろう意味を想像して泣けます。

あとコン・テグァン推しとしてどうしても外せないのは第6話。ソンジェの迫真の演技をお見逃しなく。以上、コン・テグァンの恋応援隊隊員による演説でした。ご静聴ありがとうございました。


▼ トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜

出演者:コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウク、ユ・インナ その他
制作年:2016〜2017年
約80分/話、全16話(公式サイト

見る前から名前だけは聞き覚えのあった作品、トッケビ。トッケビとは日本語で言えば「鬼」。そんなトッケビと人間の儚いファンタジーラブロマンスです。

トッケビは不滅の命の持ち主で、その命を終わらせることができる唯一の存在が「トッケビの花嫁」。コン・ユさん演じるトッケビのキム・シンは、自らの命を終わらせるために花嫁を探し続け、気付けば900年以上もの時が経過していました。
そんなときに現れたのが、キム・ゴウンちゃん演じる女子高校生のチ・ウンタクです。

939歳のトッケビと19歳の女子高生のロマンスとは…。と当初思いましたが、見進めていくうちにそんなことは全く気にならなくなっていたのが不思議。それからとにかくキム・シンもウンタクも可愛い。この2人の化学反応が凄まじいのなんの。本当に圧巻の一言です。

そんなシンとウンタクのメインストーリーの傍らで大注目なのが、死神サニーの恋の行方です。正直、死神さんめちゃくちゃ萌える。萌えるなんてもはや死語だけど、萌える以外に私の感情を適切に表現できる語彙がない。この2人のラストシーンはもう1人で部屋中駆け回りながら盛り上がった。あとBGMで流れるOSTがオシャレで泣いた。この文章を書きながらもう一度あの興奮を味わいたくて最終話を再生しました。何度見ても最高。ありがとう世界。(バカデカ感情)

あと忘れてはいけないのが、私の推しであるユク・ソンジェの存在です。(推しの話をしたい課)
ソンジェは、代々トッケビに仕える家臣の末裔、財閥家の御曹司ユ・ドクファを演じています。
お調子者なドクファちゃん。そんなドクファちゃんが出てきてくれると心が和む、私にとっては一服の清涼剤のような存在でした。そんな彼の勇姿はぜひ12話でご覧ください。


▼ よくおごってくれる綺麗なお姉さん

出演者:チョン・ヘイン、ソン・イェジン その他
制作年:2018年
約50分/話、全24話(公式サイト

出たなチョン・ヘイン。

すみません、好きすぎるあまり臨戦態勢になってしまいました。(?)
もう、このドラマを見たらチョン・ヘインに首ったけですよ。嘘だと思ったそこのあなたは今すぐ見てください。嘘だと思っていないそこのあなたも今すぐ見てください。きっとあなたもヌナって呼ばれたくな〜る!はい、頭のおかしなお姉さんが素敵な魔法をかけてあげました!だから安心して見てくださいね!(指ハート)

興奮のあまり取り乱しておりますが、この作品は年下男子と年上女子の甘々ラブロマンスです。
現実世界ではどちらかと言えば年上の男性に興味がある私ですが、このドラマを見てからというもの、年下男性への幻想が拭いきれず非常に困っています。いや、困ってはいないな。むしろ可能性を広げてくれたことに感謝してる。ありがとうございます。

私の個人的な話なんてどうでも良くて、なんと言ってもチョン・ヘイン演じるソ・ジュニくんの献身的な愛。ソン・イェジンさん演じるユン・ジナとのラブラブなシーンも満載で、これでもかとラブを浴びせてくる。まさにスイートラブシャワー。スイートラブシャワーってなんですか?

そんなことはさておき、ストーリーもそうですが、ロケーションが本当に素敵です。作り込まれた精密で技巧的な感じとはまた違って、全体的にナチュラルで、あたたかな雰囲気に溢れています。

それから、恋人とこんな風にできたらいいな、みたいな願望が盛りに盛り込まれていて、羨望の眼差しが止まらない。2人がランチしてるシーンとか、本当にただそれだけなのに、何もかもが羨ましすぎて壁に頭打ち付けた。私もソ・ジュニくんにご飯おごってあげたい。あわよくば好意を持たれて付き合いたいし、猫なで声でヌナって呼ばれたい。(劇中、猫なで声でヌナって呼んでたかはもはや覚えてないけど)

とにかく甘い恋愛ものをご所望の方は、ぜひ一度この作品をご覧ください。
(とにかく甘いと書きましたがやはりドラマなので、ところどころで胸糞悪い野郎どもが出てきて心が乱されたり、2人の切ない場面もあります。)


▼ 半分の半分 〜声で繋がる愛〜

出演者:チョン・ヘイン、チェ・スビン その他
制作年:2020年
約90分/話、全12話

チョン・ヘインに心を奪われた人間が辿り着いた先がここです。
昨年放送されたばかりの作品なので、もしかしたらまだ動画配信サービスでは配信されていないかもしれません。ちなみに私は契約しているCSチャンネルで観ました。

まず話の題材が「スマートスピーカー」なんですけど、ただのスマートスピーカーではありません。実在する人間の記憶や経験、すなわち人格を持つデバイスです。
そんなスマートスピーカーをきっかけに出会う男女の切ない恋物語です。

とても丁寧に登場人物の感情を描いている、そんな印象の作品です。
ゆっくりと、現実と同じように時が流れているような感覚で、ストーリーは切なく、悲しい内容が多いですが、静かに、穏やかに見られると思います。

この作品でのチョン・ヘインさんは、先ほど私がトチ狂っていた「よくおごってくれる〜」での役柄とは一味違って、物静かで合理的なムン・ハウォンを演じています。
それもまた良し。

チェ・スビンさん演じるヒロインのハン・ソウは、前向きで明るい性格のレコーディングエンジニア。普段はクラシックを専門としているエンジニアですが、ひょんなことから、スマートスピーカーの「声」を録音することになります。
2人を繋ぐスマートスピーカーとその声の主、所謂「人格」である女性、その存在がこの作品のキーとなっています。

タイミングが合えば、放送されているCSチャンネルもあると思うので、気になった方はチェックしてみるといいかもしれません。


▼ 花様年華

出演者:ユ・ジテ、イ・ボヨン、パク・ジニョン、チョン・ソニ その他
制作年:2020年
約75分/話、全16話

こちらも昨年放送されたばかりの作品。花様年華とは、人生の中で最も美しく輝く時を意味する言葉です。

ユ・ジテさん演じるハン・ジェヒョンとイ・ボヨンさん演じるユン・ジスはお互いに初恋の相手で、そんな二人が大人になって再会し、2度目の花様年華を迎えるお話。

構成としては大きく2つ。1度目の花様年華である学生時代の二人を描いたパートと、2度目の花様年華である今の二人を描いたパートに分かれます。
学生時代の二人はとにかく眩しくて、まさに花様年華とはこういうことを表すのだなと思わされた。
はつらつとしたピアノ少女のジスに、冷静沈着な運動家のジェヒョン。そんな二人の儚くも美しい初恋は、見ていて心が若返るような気分でした。レッツ心のアンチエイジング。

そんな二人も順風満帆とは行かず、恋路を阻む出来事が起こり、結果的に離れることになってしまいます。そして時が経ち、40代になって再び出会い、お互いを取り巻く環境や社会的地位と葛藤しながらストーリーは進んでいきます。

ひとつの作品で青春時代の胸が躍るようなキラキラしている恋愛も、淑やかかつ大胆な大人の恋愛も楽しめる。贅沢な気持ちになれるドラマです。


▼ 彼はサイコメトラー -He is Psychometric-

出演者:パク・ジニョン、シン・イェウン、キム・グォン、キム・ダソム その他
制作年:2019年
約30分/話、全22話(公式サイト

パク・ジニョン演じるイ・アンは、触れた人や物の残留思念を読み取るサイコメトリーの能力の持ち主。その能力に目覚めるきっかけとなったのが、幼い頃に暮らしていた団地で起こった放火事件。その事件の真相を巡るサスペンス的な面と、サイコメトリーのファンタジーな面、そしてロマンスが楽しめる新感覚なドラマです。

シン・イェウンさん演じるユン・ジェインとアンくんは放火事件に関する因縁がありますが、本人たちはそのことに気付いていません。
アンのサイコメトリーとジェインの頭脳で、様々な事件の謎を紐解いていくところは、他のドラマにない魅力を感じました。

クライマックスまで目が離せない展開のドラマですが、パク・ジニョンくんを推しているオタク的な着眼点としては、ジニョンくんの萌え袖が見ものです。
アンくんのサイコメトリーは、手で触れたものの残留思念を読み取る能力なので、意図せず余計な情報を読み取らないように、普段は手を隠すように袖の長い(サイズの大きめな)洋服を着ています。なので、萌え袖になることが多くて、オタクとしては非常にありがたい限りでした。袖丈長めの衣装たちよ、よくやった。


▼ 100日の郎君様

出演者:ド・ギョンス、ナム・ジヒョン その他
制作年:2018年
約75分/話、全16話(公式サイト

最近、やっとの思いで見た作品。
重厚な時代劇ロマンス。重厚とは言っても、コミカルなシーンもあり、時代劇に不慣れな私でも、抵抗感なく楽しめました。

ド・ギョンス演じる冷徹な世子イ・ユルが、朝廷の陰謀によって命を狙われ、目が覚めると自分が世子であることも含め、記憶を失っていた。そんなユルを助けた庶民の男性、その男性の娘が、ナム・ジヒョンちゃん演じるホンシムでした。
記憶喪失のユルは、かつて自分の出した未婚者の結婚令によって、ホンシムの結婚相手ウォンドゥクとして、村で暮らすことになります。

世子、つまり王様の息子・後継として身分の高い、贅沢な暮らしをしていたユルは、ウォンドゥクとして庶民の生活に慣れず様々なトラブルを起こします。そんなマイペースなウォンドゥクに振り回されながらも、懸命に逞しく生きるホンシムの姿に感化されていくウォンドゥク。かりそめの夫婦だった2人の心が、徐々に近付いていく様は見ていてドキドキしました。どのくらいドキドキしたかと言うと、鼓動が16ビートを刻むくらいドキドキしました。

宮殿での息の詰まるような暮らしや王族を巡る陰謀の数々で手に汗握るシーンと、庶民たちの暮らしにフォーカスした村でのコミカルなシーンで、メリハリのある映像になっていると思います。

時代劇特有のアクションシーンなども迫力があって見どころ満載です。
個人的には、弓を扱うド・ギョンスさんにメロメロどころではなくもうメロメロメロメロメロぐらい心を奪われました。でも剣を振る姿もかっこいいし、馬を乗りこなす姿もグッとくるよね……。時代劇は、こういう普段見られない姿がたくさん見られるのも楽しみのひとつだなと思います。(ドルオタ目線)

私は短気な性格なので、話の序盤、生活力ゼロのウォンドゥクに憤慨しながら見ていました。「なにこいつ!?ホンシムが可哀想!!悪びれもなく多額の借金作って帰ってきてどういうつもり!?いくら記憶喪失で元が温室育ちだとしても許されない!!!」と自分のことのようにヒステリックにキレたりもしましたが、その2秒後には「でもギョンスかっこいい……。」となっていたので、短気な性格の人も、ギョンスにメロってしまえばこっちのもんですよ。(?)これ乗り越えれば、そこに必ず最高の景色が待ってますから、一緒に頑張りましょうね。(??)


以上、おうち時間を彩る韓国ドラマ10選でした。
まだまだ見たい作品がたくさんあるので、また機会があれば韓国ドラマの話をしにやってくるかもしれません。ちなみに今1番見たいのは花郎です。(結局推しが見たい)

もしこの取り留めのない記事を読んで、それぞれの作品に興味を持ってくださった方がいらっしゃれば幸いです。

まだまだ息苦しい世の中が続きそうですが、少しでも自分にとって有意義な時間を過ごすことができますように祈っています。おしまい。

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