夜空を眺めると無数の星たちが自慢するかのように黄光と輝いている
そこに大きな花火が
綺麗だ
日本ならではの日本にしか造れない花火デザイン
綺麗だね
隣りに居る彼女が呟く
僕の腕に手をぎゅっと絡ませながら
それに応える様に僕も彼女の腰に手をあてぐっと引き寄せる
その瞬間またひとつ大きな花火が打ち上がった
夜空に星として舞散った光の結晶
この光ってこのまま消えて行くのかなって彼女が言った
僕は宇宙で小さな光になって永遠に輝き続けるんだよと答えた
永遠に?
そう...永遠に
その永遠に輝く光をずっと2人で見られるかな?
うん、見られるよ二人でずっと
ずっと
この二人だけの場所で
その時また大きな花火が打ち上がった
花火
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?