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【雑感】淘汰された早起き、Y字路について、荒巻スカルチノフとビンタンビール、等

チャコールグレーって商品サイトの画像を見ていると良い色だし買うときもショップの照明?なら良い色に見えるけど、なぜか着始めるとはじめから古ぼけた印象になるのはなぜだろう。生地によってはそんなことないのかな?スーツをよく着ていた時期もチャコールグレーは好きだったけど前述の事情で滅多に良いものに出会わなかった。

そういうことを考えるぐらい今日はゆるい1日だった。やはり1週間の中で木曜日の夜だけ遅くなる→金曜日は早朝から定例会、といった生活リズムの変調によって集中力が減退しているような。在宅勤務になる前は7時には普通に起きていたことを考えるとこれも必要に応じた絶滅になるのか...早起きだった自分は淘汰されてしまった...年を重ねると早起きになるというのは一向にあてはまらない。

Y字路について

横尾忠則展に関する追記。美術展の作品配置や空間演出も素晴らしかった。絵画や彫刻をどのように配置してライティングや風、音響などを考慮する演出力といった点。コロナ以降はオペラやバレエなど観劇から遠ざかってしまっていたのもあってか演出という分野に一層の新鮮味と衝撃を感じた。

自分に関わりのある歌やテニスやトレーニングなどは、その道を突き詰めていく過程を多少なりとも知っているからか、遠くの山を眺めるだけでなく実際にその裾野に立って登り始めている自分もいて、山の高さもぼんやりとだけど想像されるので、先人達に「どうしてあんな場所まで登れるんだ…」という畏怖や尊敬というような実感を覚える。

反面、全く経験していない苦手な分野、ものを形作る能力や空間を3Dで把握して創作物を生み出す能力は「とにかくどうして貴方はそんなことができるの!!?」という驚愕で一杯になる。

それでY字路の話。横尾忠則の作品にY字路を題材にした作品が多数あった。昨日も貼ったfashionsnapのリンクでは「暗夜光路 赤い闇から」。

こういうY字路って近所にはないけれど、どこかで見たことのある風景というか、懐かしさを呼び起こされる。谷間の温泉街とか中心部を少し外れた街並みの中にありそう。きっと人生の中で見ているはず。あと、都会の中でいえば映画「ジョン・ウィック」のホテルみたいなY字路の切れ間に建っている建造物も格好良くて好き。ジョン・ウィックはかなり爽快なアクション映画でキアヌ・リーヴスの良さがめちゃめちゃ出ているので実にお勧めの作品です。犬が出てくる映画は名作。(ただしジョン・ウィックの場合は悲しみと復讐の引き金に..)

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荒巻スカルチノフとビンタンビール

テスカトリポカにビンタンビールを飲むシーンがあって、唐突に荒巻スカルチノフというAAを思い出す。ビターンという動作で有名なアザラシ的なキャラクター。いま有名なと書いたが、まずAAをアスキーアートって知らない世代が増えてきているだろう世の中に震える。そりゃ昔は膨大なAAが生み出され、それぞれのAAを主人公として歴史を学ぶスレや二次創作スレなどが沢山あったものじゃよ。ここは古き良きインターネッツの老人会。この「インターネッツ」というのも当時の言葉として存在していて、ダイヤルアップやらISDN接続からADSL→光回線なんてもう激動の時代だった。

古い話をしだすと止まらないのとそういう話をしたいのではないので止める。最近は新しく生まれたAAってあるのかな。まとめスレでもいつの頃からかAndroidやiOSに標準搭載されている顔の絵文字が主流になっていた。これも風化していく文化とすればちょっと寂しい気持ちになる。限られたリソースや表現方法の中で工夫して色々と面白おかしくやっていた創造力は今どこに使われているのだろう。その代わりがYouTubeに投稿される各種動画になっているとすれば、より時代に適応した面白い人々が生き残って一握りのそういう人たちとフォロワーに集約されていくのか。

こういうことを考えると雑誌やラジオで呼ばれる「ハガキ職人」も思い出すのだけれど、ハガキ職人の方々も放送作家や有名人になっていたりするので面白い人はその道で大成したり形を変えて面白いことを継続しているのだなあと安心する。

余談だが映画をNetflixで観ていてこれまでにない誤字をみつける。たまーに字幕の誤字はあるけどここまでのは無かった。アマプラでも同映画が無料だったので確かめると、アマプラでは「熱意」の下に強調ルビの点々を入れていたのでエディタの変換ミスか。

そう、noteにもルビ機能が一般会員にも開放された!文字の下には付かない?ので熱意・・の逆パターン。

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