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【雑感】創作って難しい、ワンタンメンと人情、まど・みちお、等

寒い。ついに今日10月22日は最低気温が11℃となりタートルネックを着た。冬。昨日今日と久しぶりに終日外出の仕事もあって、季節の移り変わりを実感する。

本当に久しぶりに朝から外を歩くと、空気の匂いや湿度の感じが記憶の中と大きく変わっていた。最後に朝早く外を歩いたのはいつだろう。夏...?午前中は99%在宅勤務をしているので記憶に残っていない。

まだ完全に乾燥しきっておらず、少し湿度が残った外の空気を吸うと、たとえビル街だとしても気持ちが良い。

都内で一番多くの緑に囲まれる空間はどこだろう。明治神宮か新宿御苑かな。もしかしたら新宿御苑は行ったことが無く、密度では明治神宮がやっぱり一番だろうか。

明治神宮が好きなので、久しぶりに行きたい。

創作って難しい 10月21日の日記

10月21日の日記。

ついに第4回逆噴射小説大賞へ応募した!冒頭800文字の小説をひとり3本まで、自分は朝起きた時に思いついたアイデアを勢いで書き上げて1本エントリー完了。

逆噴射小説大賞で重要なのは「冒頭」800文字という部分だ。800文字で完結させるのではなく、いかに続きが読みたくなるような面白い導入を800文字以内で書けるかどうか。

しかも募集要項にもアドバイスとして書かれている通り、800文字の中で話を動かさなければならない。

話を動かせ:「狩りの準備をして終わり」「宇宙船やロボットが発進して終わり」「依頼人が仕事人のところに依頼を持ってきて終わり」というように、準備や依頼で話が終わってしまう作品は魅力が伝わって来ず、選考を通過できない可能性が高い。

自分はここが一番苦心して、800文字で起承転結の起がいかに書けたかという点が難しい。

アイデアと話の内容は自分でも良いものだと思って勢いのまま書き上げたけれど、全体でどのくらいの長さにしたいのか・その後の承転結までをイメージできていたかを常に考えていきたい。

みんなどういう風に書いているんだろう。全部書き上げてから冒頭を提出しているのか、プロットまでは立てきって800文字を書いているのか。次のDHTレディオで質問しようか。

その後ははじめに書いた通り朝から終日外出して、震災以来の10年以上振りに新宿京王プラザホテルへ来た。

懐かしいなーと思ってエントランスを歩いていると当時の思い出がありありと浮かび上がってくる。10年経っていても迷わずにホテル内のコンビニへ辿り着けるぐらい。

震災前日は徹夜で神奈川から東京~海ほたるを抜けて千葉方面から東京へ帰るドライブ→昼間は新宿で1人暮らしの家具を購入→ちょうど家具店を出たところで地震発生、という。

その後、電車が動かず徐々に人々がコンビニへ食料確保に向かう中、自分はどこが一番安全に過ごせるか考えた末に思いついたのが京王プラザホテルだった。

到着してからはエントランスのラウンジ(喫茶?)の席でひたすら夜を過ごし、確か朝になっても携帯が繋がらず電車もどこまで動いていたのか。どこかから歩いて秋葉原に向かった記憶があるので、きっと四ツ谷か御茶ノ水あたりまでは電車で行けたのだろう。

やっぱりホテルって空間が好きだ。遊園地や映画館のような非日常の施設として自分の中で捉えている。広くてきれいな空間や手入れの行き届いた調度や設備に身を置いていると心の落ち着きとわくわくが両方得られる。

旅行でなくてもホテルに泊まるためだけにホテルへ行く、そういう楽しみ方をする人がいるのも良く分かる。

広州市場のワンタンメン

食べました。写真は撮り忘れた。ミニ煮豚丼的なご飯もつけて、お腹がばくはつするぐらい食べた。副部長、ごちそうさまでした。良いお話も沢山伺えてよかった。

この1年半ぐらいの間でたまにチーム単位での小規模な飲み会はあったが、やはり仕事上でも会話の減少を実感している。特に顧客先へ伺う電車の行き帰りといった移動時間での会話が無くなっていたのは改めて衝撃だった。Webでは会議前・会議後の時間がないもんね。

そういう狭間の時間で交わされる会話って結構重要で、仕事の話でもプライベートの話でもよいのでちょっとした会話を重ねることで相手との距離が近づいたり、もちろん仕事の有益な情報や成果にも繋がってくる。

ついに来週から色々な規制が解除されて徐々にそういった文化も復活していくのだろうか。在宅勤務とWeb会議の推進は実に助かったので、リアルと電子を良い具合に混ぜ合わせてサバイブしていきたい。

さすがにUnsplashも塩スープのワンタンメンは無かった。それか検索語が良くないのか。

昨夜から10月22日の日記

今日も早朝から会議して終日外出の一日。前夜が練習だったので睡眠時間が削られるかと思ったが、そういえば短時間睡眠なので死角はなかった。

いや良くはないけれど。練習については新しい曲をやって楽しかったなー。人間の顔をフルで歌う計画はあっても、ずっとフランス語だとさすがに頭が煮えるので英語か日本語の曲が入ってくるかなと思っていたら本当に入ってきてよかった。

それにしても、まど・みちおはすごい詩を書くものよ。語彙不足。題名はおんがく。

かみさまだったら みえるのかしら みみを ふさいで おんがくを ながめていたい 目もつぶって 花のかおりへのように おんがくに かお よせていたい 口にふくんで まっていたい シャーベットのように広がってくるのを そして ほほずりしていたい そのむねに だかれて

音楽を眺める、もそうだし、花のかおりが匂うのではなく顔を寄せるっていうのがもう。こんなの常人には思いつかない。木下牧子の曲と相まって本当に良い曲だ。

仕事もなんとかこなせたので、今日は美味しいものでも食べようか。または普段通りにゆっくり過ごそうか。百姓貴族7巻と、直木賞候補作の漫画化である魔王の帰還が待っているから。

追記:めちゃくちゃ野菜を食べて一杯話をして良かった!本当によい金曜日になりました、ありがとう。

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