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俺のN中観察日記 3

2月下旬になり、入学式などのスケジュールが発表された。入学式は4/11(日)。なるほど、地元の公立中学に在籍しているので平日に入学式をするわけにいかないもんな。

そして3月。オリエンテーションの案内が来た。ウチは週3コースなので4/12(月)か14(水)か16(金)のいずれかで実施。4/19からはリモート通学を希望してもよいとのこと。もともとネットコースがあるからあっさりできてしまうのだろうけど、公立小学校のスタンダードとは大違いだ。

公立の動きの遅さといえば、2月にこんなことがあったのに、結局何の連絡もない。

そろそろ私立中の受験も始まるということで在籍予定の公立中学へ連絡。学校の反応からするとN中のことは知っていて、もしかしたら在籍者がいそうな感じだった。小学校を通じて後日に改めて連絡をくれるとのこと。

いよいよ卒業式。と思っていたら、前日に中学から連絡が来た。4月になって担任から連絡が来るのかなと思いはじめていたので驚いた。

書いてほしい書類などあるので、卒業式が終わったあとに中学に出向いて依頼や状況説明をしたところ、入学式のあとに受け取ることになった。(今回、対応してくれた先生は理解のある感じだったので、全体的にそうであることを願う)

入学式には出ずに、午後に娘と一緒に中学へ。結果としては、現場は応援してくれるけど組織としてはまだまだお堅いなぁというところ。
・評価できないから通知表は出せない
・N中への通学を出席認定できない
・実習扱いにできないから実習定期の申請もできない

TwitterでボヤいてたらN中等部通いで全部もらえてるという方がいたので、翌日に教育委員会へ電話してみた。
「不登校生徒の出席認定について聞ける窓口」を要望したのに「不登校について悩んでいる人の相談窓口」に繋がれたことに10分くらい話したところで気付いた。
得たものは、一般的な「校長判断だから、まずは校長に確認してみては」というアドバイスだけ。校長から行くしかないかな、うーん。

そういえば、この頃になると寿司打で3,500点くらいとれるようになっていた。子どもの習得スピードってすごい。

その次の日曜日、N中の入学式。
ネットコースの子どもたちのチャットの荒らし方はいかにも子どもたちって感じ。在校生の挨拶、入学生の挨拶、校歌と式の構成は思ってたよりも普通だった。
でも、N中等部のお偉いさんの挨拶、特に夏野さんの話は良かった。
これが出席認定されないのはやはりおかしいなと思い、校長へA4で2枚のお手紙を書いた

月曜になりN中のオリエンテーションが始まった。友だちできるかな、帰りの道を迷わないかな、なんて心配していたのがウソのよう。「友だちと一緒に駅まで帰ってきた!」

親は親で月曜は在籍校へ。教科書を受け取ったり、在籍校の求める書類を出したりするついでに、お手紙とN中のパンフレットなどを担任に渡す。電話とメールを載せておいたけど、電話が来るんだろうな。放課後なんてこっちはまだまだ仕事だから電話に出れないことの方が多い。
メールでほしいと思っていたら数日後に電話が来ていた。やはり出れなかった。気付いたときには折り返せる時間でもなかった。

続く


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