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投資資産1000万を越えたときの心境変化

【はじめに】

投資額の壁として、よく100万500万1000万2000万といわれております。1000万まで体験した身として、ここまでどのような心境の変化が生じたかを振り返ることは今後運用を進めていく方の参考になるかもしれません。


【方法】

6年の投資期間を振り返り、壁というものがどうだっかを検討する。


【結果】

旧積み立てニーサから貯金→米株投資に少しずつシフトしました。前提として投資をはじめるまでに身を粉にして貯めた貯金が500万ほどあったので、厳密にゼロからの投資ではございません。

月々3万ほどの積み立て運用を自動で進むように口座設定をいたしました。少額を個別株も買ってみて、合わせた投資額がら60万を超えたあたりから含み益が増え、毎日の株価の変動にもびびることが少なくなったように思います。

さらに投資額が100万を越えたあたりで機会損失を気にするようになりました。現金比率を落として、100万→300万に運用額を増やしたのは2-3ヶ月であり早かったように思います。積み立てニーサは月3万を6年続けて含み益は200万ほどに成長いたしております。

個別株は自分の身近な製品の会社へ、の格言通りにし、Appleや Microsoft、クレジットカード会社などにしていました。それらはもはやわたくしたちの生活の一部となり生活の中から消えることはないだろうと考えられました。

途中で手放したものもありますが、コロナの際のハイテク株ブームでダブルバガーになったものもございます。


【考察】

投資額100万までが一番株価に一喜一憂したように思います。500万を越えると資産額の変動に慣れてあまり感情が動かなくなったようです。投資することが習慣化し、作業に近くなりました。

投資額が300万-500万まではそのとき流行りの会社の個別株に手を出して、その会社が含み損になったこともございます。ただし、時間をかけた積み立ては正義であり、トータルで含み損になった経験はございません。

運用額が500万を越えると個別株が面倒になり、ニーサ以外はQQQ とVTIの ETFだけになりました。
社畜リーマンは本業が命ですので、副業的な位置付けの投資が面倒になったのです。
ETFを株価が下がったときに少しづつ積み増していきました。おかげさまで大勝ちもないですが気負うこともなく、少しずつ資産額が増えていったのでございます。

1000万も越えると毎日の変動で10万単位で資産が変わりますが、増えようが減ろうがあまり気になりません。時間かけての投資は少しずつ変動幅が大きくなるので慣れるのでございます。
恐らく最初から300万ぶっこんだらこうはならなかったでしょう。

時間は正義

個人投資家にできて、機関投資家にできないことが時間をかけることとよく言われます。その通りでございますね。

結論はつまらないものですが、もはや作業なので1000万越えてもあまり心境の変化はございません。

上がってるなぁ、よかった。
下がってるなぁ、積み増そうかな、です。

急いで金持ちになる必要はないのです。

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