40代男性ふたりが語る「新NISAが始まったけど、資産運用ってどうやってる?」
「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。
音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第11回は「新NISA始まったけど資産運用ってやっている?」です。
それでは、本編の内容をお届けします。
NISAとか投資、やってます?
杉本:新NISAが最近話題ですけど、柳澤さんはやっていますか?旧NISAでもいいですけれども、投資とかやってます?
今日は、そういうのを話せないかなと思いました。
柳澤:資産運用、気になりますよね。もちろん新NISAはやってます。資産運用は7〜8年くらい前から始めました。それまで投資とかまったくやってなかったんですけど。
杉本:それまでは現金だけでって感じですか?
柳澤:そうです。杉本さんはどうですか?
杉本:私はちょっと遅くて。NISAやり始めたのも去年くらいなんですけど。それまでは持ち株会に上限まで入れていくみたいなのをやってて。LINEの時ですね。
あとは保険。投資用商品みたいなのをやっていました。いま考えるとNISAをオールカントリーでやってたほうが絶対良かったって思うんですけど。
これもちょっと情弱だと思われるかもですが、不動産投資みたいなのもやってました。
柳澤:えっ!!!
杉本:やってましたよ。一応、月々プラスは出てたんですけど。不動産が好きで、ここら辺はこう上がるんじゃないかみたいなことをやりたくって。
毎月オーナー収入を得ながら、売却益もいずれ増えるんじゃないかと思ってて。ちょっと、何かおかしい感じでしたね。
柳澤:今も継続してるんですか、その不動産投資は。
杉本:不動産はもう売りました。結局、長期間持ってなくて4年ぐらいかな。お陰様でね、ちょっとだけ売却益は出たんですけど。
ここ最近また上がってるじゃないですか。だから利益は出たんですけど。
ただ結果を振り返って考えると、そういうのやらないでコツコツとNISAをやっていた方がよかったし、与信も食いつぶさないで済んだなって。
5年前の俺に戻れたら、スリッパで頭を引っ叩きたいですよ。
柳澤:なるほどね。
杉本:私はNISAでオールカントリーが一番良いんじゃないかって思っていたけど、「それは一般人がやることで、俺はもっと他のことをやるんだ」みたいな、余計な欲を出したのがいけなかったなって思ってて。
利益は幸いにも出たけど失敗した。私の黒歴史です。
素人には山崎元さんの著書がわかりやすい
柳澤:僕は、7〜8年前まで何もやってなかったんですけど、やろうと思ったきっかけは、銀行にお金置いておいても増えないし。
杉本:そうなんだよね。
柳澤:物価が上がるとお金の価値が減る。ただ、目の前の仕事を一生懸命頑張って、仕事で結果を出した方が種銭は増えていくので、それは欠かせないと思ったんです。
デイトレーダーの様に、毎日「株価の上がった下がった」に一喜一憂したくないと思っていました。
当時、いくつか本を読み漁ったんですよ。その中で、山崎元さんの本に出会ったんです。
杉本:あー、この前、亡くなった。
柳澤:はい。いくつか読んだ本の中で、山崎元さんの本が、手間もかからないし、めちゃくちゃリターンあるわけじゃないけど、確実に毎年7、8%増えていくっていうロジックだったので、それを始めてみたんですよ。
柳澤:その時はNISAの枠を使って始めました。NISAもスタートして3年ぐらい経ったタイミング。本には「こういう順番でやってってください」みたいな画面のキャプチャーまで貼ってあって、丁寧に図解されていたので、それをやったんですよ。
そしたら、最初は毎日気になりましたね(笑)。
杉本:わかるわかる、わかりますよ。
柳澤:放っておいた方がいいって言われても毎日気になる。
杉本:そうだよね。株とかビットコインとかもそうだけど、持っていると毎日見ちゃうよね。仕事が手につかないぐらい見ちゃう時ないですか?
僕、ビットコインも持ったことあるんですけど、今持ってたらよかったんじゃないかって思いますけど、毎日気になってしょうがなくて手につかなくなったんで、やめましたよ。
ダメだなこれはって思って。自分がストレスで壊れちゃうし、もう俺には合わなそうだって思って、やめましたね。
資産の90%を投資にまわしています
柳澤:僕がなんで毎日株価を見ていた状態から上手くいきはじめたのかって言うと、当時勤めてた会社で401Kに入ってたんです。
それまでは運用するつもりがなかったから、元本保証型の商品で運用していたんです。その時に150万円位すでに積み立ててあって、その元本保証型の積み立てをインデックスファンドに切り替えたんですよね。S&P500みたいなやつに。
NISAと401Kの枠で300万弱運用して半年ぐらいしたら確実に増えていくのがわかった。急激に増えるわけじゃないけど、本に書いてある通り手堅く増えている。あ、これいけるなと思って。
その後も2年、3年続けたらちゃんと伸びていくんで、今は資産の90%投資に寄せましたよ。
杉本:え、90%?
柳澤:はい。我が家は現金比率めちゃ低いです。
杉本:いい話だ。僕はまだ現金比率高いんですよ。
資産性の高い家を買ってるので、投資に殆ど回せていない。
NISAを始めたのも最近だし、そんなに株も持ってないんで、現金比率が高めなんですよね。
柳澤さんは、現金比率10%ぐらいってことですよね?
柳澤:リアルな数字言うと、現金比率13.4%です。
杉本:おーマジで、低くない?それって生活費の6ヶ月分ぐらい?一般的には生活費の6ヶ月分とか置いておけばいいって言われますが。
柳澤:それ位かな。
杉本:その位がセオリーらしいんですよね。あとは運用した方が明らかにいいらしいんですよ、理屈で言うと。
え、でもじゃあ、86%ぐらいはもう投資信託ってことですか?
柳澤:そうです。めっちゃ増えましたよ、7年運用したんで。
杉本:いやー、すげーな、うらやましい!
柳澤:子供もジュニアNISAっていう枠が昔あったのでそれも使いました。本の通りになるっていうのがわかったんで、全部そっちにぶち込みましたよ。
若い人ほど着実に積み立てておいたほうがいい
杉本:じゃあ山崎元さんに感謝ですね!だって、それで資産が増えたわけじゃないですか。
山崎元さんの本ってことは、たぶん保険も絞っている感じ?
柳澤:ほぼ入ってないですね、生命保険も入ってないです。
杉本:僕は保険に入ってたんですけど、途中で辞めましたもん。辞めて正解だったのかなっていまは思うんだけど。
山崎元さんの言うことを着実に実行した人、しかも6年〜7年前から実行した人は絶対増えてるでしょうね。
柳澤:僕も周りに資産運用の相談されたら、すすめるんです。僕が読んだ山崎元さんの本を。
「この本の通りやったら、こういう結果になるよ」って言うんですけど、行動を起こす人が10人中2人いないんじゃないかな。
杉本:俺の場合はね、その本は読んでて知ってはいたんだけど、へそ曲がりなところがあって、不動産投資をやっちゃったんだよね。
もうほんと良くないなって思ったんですけど、結果、増え幅は柳澤さんみたいにやってた方が良かったよな。
柳澤:NISAとiDeCoの枠をマックスでS&P500にぶち込んどけば確実に…。いや、確実とは言えないけど、大丈夫ですよ。
杉本:それじゃ面白くないっていう人が個別株を買ったりするんだよね。でもね、王道をまずやった上で、個別株をやった方がいいってこの数年で思いましたよ、本当に。
柳澤:個別株は勤めてた会社のSOを持ってますけど、乱高下が激しいですよね。
杉本:そうそう、本当に激しい。だから若い人に伝えたいのは、若い時ほど上がるか下がるかを考えるんじゃなくて、着実に投資信託で積み立てておいた方がいいよと。
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