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旅先で作業するのに抑えておきたいポイント10選

この記事は旅するエンジニア Advent Calendar 2019 1日目の記事です。

国内や海外で作業をする上で、これは外せない、持っておきたいなどの持ち物やアプリリストを挙げました。
場所はカフェやコワーキングスペース、ホテルルーム、ホテルロビーなどを想定しています。
特に海外で作業するのに重点を置いています。他にもこんなのがあると便利だったよ、などの情報があればぜひ教えてくださいね。


▷1.SIMフリーのスマートフォン

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SIMフリーとは、docomo/au/softbankなどのキャリアにロックされずに好きなSIMを指すことができるスマートフォンです。
後ほど紹介するネットワークの欄でも触れますが、海外では盗難も考慮して2,3万円ぐらいのスマートフォンを購入するのがおすすめです。もちろん、iPhoneなどのハイエンドスマホでもよいですが、盗難にはお気をつけください。街中ではあまり目立つように扱わないようにしましょう。
廉価版のスマートフォンとしてはコストパフォーマンスに優れるモトローラやシャオミなどがおすすめです。
国内であればそこまで意味はありませんが、格安SIMに変更することで月々の支払額を格段に抑えることができます。


▷2.ネットワーク

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最近はファイルなども含めて色々とクラウド化されていることもあり、ネットワークは死活問題です。作業場所にWi-Fiがあればベストですが、Wi-Fiが無い・速度が遅いことを考慮して自前でネットワークを用意できるようにしておくほうがよいでしょう。SIMフリーのスマートフォンであれば現地でSIMを購入することで格安でネットワーク環境を得ることができます。空港で購入してもそんなにぼったくりの値段ではないので、恐れずに空港で購入してセットアップしてもらうと安心です。その際、スマートフォンのアプリ更新の設定で自動で更新がかからないようにしておくと無駄なダウンロードを抑えられますのでこちらも設定しておきましょう。また、海外では国によって使えるSIMが変わるのでeSIM対応のスマートフォンや複数の国で利用できるSIMがおすすめです。AIRSIMなどアプリ連動のSIMも便利です。


▷3.モバイルバッテリー

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スマートフォンで地図を見たり情報にアクセスしたり決済したり…などしているとスマートフォンの電源は死活問題です。
一つは持ち歩くようにしておきましょう。あまり大きいと持ち運びに不便なので5000-10000Ahぐらいのが一つあると安心です。
個人的なおすすめはAnkerのPowerCore Fusion。これはモバイルバッテリーとしても利用できるしACアダプタにつなげておくと給電と自身の充電もできるので、モバイルバッテリー自体の充電を忘れた、というのを防ぐことができます。


▷4.延長コード

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国内のカフェで延長コードを取り出すと不穏な空気が流れるかもしれませんが、海外では延長コードを貸し出してくれるところもあります。また、カフェ以外にもホテルのロビーやルームでも一つあると重宝します。特に複数人で作業するときにコンセントが足りないとか、Macのような大型のACアダプタで差し込む場所を専有してしまうこともあるので、こちらも一つあると利便性がぐっと上がります。
海外では現地の電気屋などで延長コードを購入するのが一番手っ取り早いでしょう。日本から持ち込む重量や変換アダプタを考慮する必要がありません。お土産探しのついでにスーパーマーケットなど覗いてみると楽しいでしょう。
国内であれば持ち運びが可能なちょっとした延長コードがあると便利です。

▷5.ノイズキャンセリングイヤホン(ヘッドホン)

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作業していると周りの音が気になることも多いかと思います。また、普段は意識していない方にも一度は付けてみてほしい。かなり強力です。特に空港のロビーや飛行機の中では大活躍します。作業に集中する以外でも非常に快適でQOLが爆上がりしますので、騙されたと思って一度トライしてみてください。僕はBOSEのQC30を愛用しています。iPhoneの方は最近発売して絶大な高評価を得ているApple AirPods Proがおすすめです。一度付けたら病みつきというより、生活に手放せなくなります。


▷6.電源変換アダプタ

日本のACアダプタが使用できる国であれば問題ありませんが、海外で作業する場合は変換アダプタを一つ持っておくと便利です。延長コードが手に入らない場合なども考慮しておくと良いいかもしれません。


▷7.Uber/Lyft/Grab/DiDiなど民間タクシーアプリ

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ここからはアプリ編です。
海外の移動手段として民間タクシーアプリは必須です。地下鉄などを利用するのも良いですが、迷ったり行き先が不安だったりすることもあるでしょう。民間タクシーアプリであれば現在地と目的地を地図上で指定でき、ノーコミュニケーションで移動手段を得ることができます。呼び出す前に料金が確定するためぼったくりも発生しませんし、アプリ内で決済するため手持ちの現金が無いなどの心配もありません。
アプリを使わない民間タクシーは基本的にぼったくりなので、必ずアプリを利用するようにしましょう。私も3倍ぐらいの料金をぼったくられたことがありますが、アプリであればそんな悲劇を回避することができます。
また、民間タクシーのドライバーはアプリで生計を立てている方も多く、高評価レビューをもらうために素敵なサービスを提供しているパターンが多くあります。非常に快適に過ごせますし、夜間の移動など危険な時間帯に夜道を歩くなどのリスクも減らせるので絶対に入れておきましょう。

▷8.クレジットカード/決済アプリ

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国内でもキャッシュレスと騒がれていますが、海外でも非常に重要です。VISA/Mastercardなどのクレジットカードはもちろん、可能であれば現地で使用できる決済アプリを入れてアクティベートしておきましょう。支払いに現金を用意するのは結構なハードルです。高い為替手数料を支払ったり、慣れないATMを操作したりとトラブルが頻発するため、決済アプリはあるに越したことはありません。
また、クレジットカードは決済だけではなく海外旅行保険付帯機能を持つクレジットカードを複数枚持つことをおすすめします。これは何かといいますと海外で病院などで医療費を払う際に保険として利用できるものです。その際、必ず自動付帯のクレジットカードであるかをチェックしておきましょう。利用付帯ですとそのカードを利用した場合のみの適用になってしまい、活用できない可能性があります。
特にアメリカでは突然の入院などで1000万近くの医療費を請求されたりするなど、海外では高額な医療費が請求されます。海外旅行保険に入る前に、自動付帯のクレジットカードを5枚ほど用意しておくのが無難です。


▷9.GoogleMap/高徳地図など地図アプリ

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今更何を、という話ですが。近くのカフェを探したり食事処を探したりとなにかと重宝します。国のデータをダウンロードすると通信費がかかるので、日本にいる間に旅先の地域情報を事前にダウンロードしておきましょう。


▷10.油断しない気持ち

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最後にメンタルのお話です。日本は世界でもトップクラスに治安の良い国ですが、日本と同じ気持ちで海外に行くと大変なことになります。自分ひとりになっても生きていけるようなサバイバル精神を持ちましょう。
例えば作業しているときに荷物から目を離さない。作業に夢中で隣の椅子に置きっぱなしの鞄など速攻ひったくりに遭います。ボディバッグや足の間に挟むなど、窃盗を企てている相手にスキを見せないように心がけましょう。
他に、トイレに行くのに席を外す場合は荷物ごとトイレに持ち込むのが安全です。隣の席の人に荷物を見てもらうように一言伝えるのもいいでしょう。それでも貴重品は必ず置いていかないようにしましょう。
自分の身を守るのは自分です。人のせいにしたところで後の祭りです。常に予防を心がけましょう。

▷総括

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以上、ぼくが海外などで作業するのに抑えておきたいポイントでした。旅慣れている方には当たり前な話が多くあったかもしれません。まだ旅慣れていない方や、今後旅をしてみたい方には少しでも有益な情報を提供できれば幸いです。

それでは快適なノマドワークを!



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