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MARNIの続報と今の気分の花柄

気になってたMARNIの服なんですが、もっとリアルクローズ版と言えるようなデザインが出たのです。

色々出てたので画像をまとめてみました

コレクションでは単体のお花のコラージュのパッチワークになってるのが、プリントになってます。アパレルだけじゃなくて、トライベッカバッグも出てるのですね。
可愛いです。間違いない。

ただコレクション見たときは芸術性とサヴォワフェールが強烈過ぎてあんまり意識してなかったのですが、リアルクローズになってしまうとあからさまに自分に似合わなそうだなと痛感しました。

花柄が鬼門です。花柄といっても様々なんでいけるものもあるんですけど、こういう大きい花柄は確実に似合わないやつです。
さらにピンクが鬼門です。ピンクは悪い意味でおぼこくなってしまうというか、垢ぬけ感が出しにくく、自分のことをまだ可愛いって思ってる中年女性という印象になって、むしろ老け見えしがちです。

Tシャツくらいなら上手くカジュアルダウンすれば似合わせられる気もするぞ?とか頭をよぎりましたが、すっと手が出せるようなお値段の代物ではなかったため、すんなりと諦める運びとなりました。

一方で、先日何気なくエルショップのセールのページを見てたら、すごくデザインが好みな花柄ワンピースを見つけてしまいました。

既にカートに入れた後にキャプチャを撮る

TELMAのワンピースです。

2日間くらい考えて、買うことに決めました。 

決め手は、私のワードローブの主役アイテムであるシャネルのピンクマトラッセと物凄く相性が良いことでした。

上でピンクは鬼門と書いたくせに主役アイテムがピンクのマトラッセ。おかしな話ですね。
そう、私ピンク似合わないけど好きなんです。ピンクと水色とラベンダーが好きです。幼児かな?

これまで可愛い、好きが先立ってつい買ってしまったピンク達を、妙齢の女性らしくかつオシャレに似合わせるアイテムがあれば救われます。

このワンピースはピンクの小花柄なのに決して可憐な印象ではなく、黒地とネオングリーンの差し色が効いてとてもクールな印象です。
サテン生地にチュールがレイヤードされたデザインはとても高級感があり、ピンクのマトラッセに合わせても大人の女性らしく着こなせる気がしました。
黒アイテムと合わせてモードっぽく着こなすのもまた一興ですね。

パターンも、ネックレスが埋もれない襟の開き具合や、ふくらはぎの一番太いところをふんわり隠しつつボトムスをレイヤードするコーデも楽しむ余白のある絶妙な丈感で、丁度いい予感がします。

そしてお値段もセールだったから、すごくお買い得だったんです。70パーオフで26000円。プロパーだとかなりのお値段ですが、大分下界に降りてきてくれてます。

実際着てみましたところ、期待通りとてもイケてました。
モード感も保ちながら、服自体の良さのおかげで年なりのきちんと感が出て、知性的に見える気がしました。
なんて思ったら、ちょっと違うなって服が色々炙り出てきて、ついついメルカリ出品ラッシュしてしまいました。

と、ここで改めて、私は自分のこと頭良いって思いたいし周りからも思われたいのかもしれない、という自意識に気づきました。
なんだかんだ外資コンサルという肩書きが嫌いじゃなかったりします。内実はマミートラックの万年平社員ですが!

そういう自意識も踏まえて私のワードローブ世界を創造していきたいなと思いました。知性的なオシャレおばさんになっていこう。

ところで話は変わり、TELMAのデザイナー中島照道さんはドリスヴァンノッテンとイッセイミヤケの出身だそうです。
言われてみると確かに綺麗な花柄や色使いにドリスの系譜を感じるし、素材感がイッセイぽいですね。今季も素敵な服が多いです。
でもこの春夏はもう一枚も服買わないで終わらせたいです。これを最後の誓いにしたいものです。

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