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ドリスヴァンノッテンという唯一無二

何かの記事で「ファッション関係者がオススメするリペアショップ」みたいなかんじで紹介されてた靴の修理屋さんがそこそこ近所にあったので、今日ちょっと時間が取れたので冬物のブーツを持って行ってみました。

持ってったのは8年前に買ったドリスの派手なブーツなんですけど、お店の方に「わーこれドリスですか!いいですね〜。革が違う!」てコメントを貰えて、そこからちょっとしたファッショントークで盛り上がって楽しい気分の一日になりました。

ドリスって、すごい特殊なパワーを持ったブランドですよね。
何がすごいってとにかくファッション玄人さん達からのドリス評価がすごい。
派手なデザインなのでショップ店員さんとかにちょいちょい素敵な靴ですねとか突っ込まれるんですが、これはドリスですって言っただけで、「ドリスなんですか!まあオシャレですね!」と急に扱いが一段上がったような感覚になることがあります。

それに8年それなりに履いて初リペアってかなり長持ちですよね。やはり物が良いんだなと身を持って実感しました。
だから奮発してビブラムソール張りをオーダーしました。まだまだ活躍してもらおうと思います。

今日のお店の方いわく、個の確立してるブランドは結局最強である。
ドリスしかりマルジェラしかりギャルソンしかりヨウジしかり。ということでした。

お気持ちわかります。らしさの追求は大事ですよね。
最近のラグジュアリーブランドはデザイナーが数年スパンで変わってブランドのエッセンスが立ち消えることもしばしば…。
フィービーのセリーヌとかミケーレのグッチとか、デザイナー交代によるリブランディングがばっちりハマる事もありますが、両方ともデザイナー変わってまた別物になっちゃったからな。

話が発散してきたので、最後にドリスの個人的オススメポイントを書いて締めます。

上質とかテーラリングが良いとかデザインが流行に流されず個性的で唯一無二であるとか、いろんなところでもドリスの素晴らしさは語り尽くされてると思いますが、上質で個性的なわりに意外と手の出る値段ってところが素晴らしいです。
多分玄人受けで大流行りしないブランドだから、足元を見た価格でなくて適正な価格を付けてるんじゃないかなと…。

実は私のブーツも、百貨店のファミリーセールで買って何と38000円だったんです。
そんな値段見たら買っちゃう!
実際その時もコスパ〜!と思って衝動買いだったんですけど、あんまり評判がよいのであの時買っといて本当に良かった!と思います。

さすがに今は値上げの波が押し寄せてていくらセールでもそんな値段になることは無いと思いますが、好みの人にはちょいと背伸びして投資し甲斐のあるブランドとしてオススメしたいです。

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