『キングコング:髑髏島の巨神』


今まで見ていなかったので『ゴジラvsコング』の予習としてU-NEXTで視聴。「いくら髑髏島が外界と隔絶されているからってこんな生態系は無理があるんじゃ...」なんてことは考えさせないほどの勢いがあって爽快だった。

楽しいモンスター映画

未開の島に調査に行ったら巨大モンスターたちに襲われた。という簡潔なストーリー。

たださすがハリウッドという感じで、軍の母艦やヘリなど撮影規模は大きくて、モンスターのCGも作りこまれていました。

特にコングは表情や毛並みまで細かくて、ヒーロー的な描かれ方をするにふさわしい豊かな表情があったと思います。

人間は脇役

「キャプテン・マーベル」(ブリー・ラーソン)、「ロキ」(トム・ヒドルストン)、「ニック・フューリー」(サミュエル・L・ジャクソン)と、主要キャストはかなりすごいんですが、人間側の立ち回りがとにかく雑でもったいない。完全にモンスターを引き立てる役割でした。

せっかく雇われた傭兵(ロキ)も、イマイチ仕事してなかったような...

でも「マザファ...」で潰されるサミュエル・L・ジャクソンがとにかく最高だったのでOK。

がんばれコング

とにかくストーリーもくそもあったもんじゃなかったけど、怪獣映画はこれでいいんだと思わせる派手さがありました。真夜中にナパームを使って下から赤く照らし出すような表現はよかったです。CGじゃないとできない表現ですし。

あっさり倒してムシャムシャ食べてたけど大ダコと戦っていたのは嬉しくなった。

手負いとはいえちょっと大きいトカゲに苦戦してるようじゃゴジラとの対戦は大丈夫なのか?とも思いましたが、なんだかんだでゴジラとはエキサイティングな戦いを見せてくれるんじゃないかと期待しています。5月が待ち遠しい。


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