見出し画像

とける

昨日の夜、全然眠りにつくことができなかったから久しぶりに夜に聴くのが好きなプレイリストを再生しながら布団の中で目を瞑っていた。


ふと目をあけるとただ闇が広がっているだけで自分が今目をあけているのか瞑っているのか分からなくて、まぶたという境界がないように思えておもしろかった。
そしてそのまま闇に溶けていけばいいのにと思った。自分の嫌いなところも思い出したくない過去の失敗もめんどくさい私の思考も自分自身も。
闇の中はどんな感じなんだろう…自分がたどり着けない場所を想像するのはワクワクしてそれだけで楽しい気持ちになれる。

そんなことを考えながら音楽を聴いていたらいつの間にか眠っていた。
いつも気づいたら眠っている気絶タイプの私が夜に考え事をして、さらに起きてもそれを覚えていることがすごく珍しくてびっくりした。


なんか私と夜の秘密みたい
次はいつ、どんな秘密をあなたと作ろうかな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?