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おてがる流星群観測のススメ

イラストレーターのしおみなおこです!(Twitter/Instagram @403naoko)

突然ですが趣味は流星群観測です。
いつ流れるかもわからない星の光にふいに出会えた時は何度見ても感動するし、
流れていく長さや明るさもその流星によって違うので、一期一会の一瞬の光にわくわくします。
星座を探したりしつつ星が流れるのを待っていると頭のなかが空っぽになって、癒される。
何光年も先の星の光が目に見えて届いてるって、それだけで単純に神秘を感じませんか?

今夜は三大流星群のうちのひとつ、しぶんぎ座流星群の見頃ですね!

三大流星群とは…
しぶんぎ座流星群(見頃…1月4日頃)
ペルセウス座流星群(見頃…8月13日頃)
ふたご座流星群(見頃…12月14日頃)

私はこの三大流星群のうち、特にふたご座流星群推しです。
主観的な理由ではありますが、いちばん観測しやすいと思っているからです。

ペルセウス座流星群は夏なので虫との戦い(主に蚊)(暗闇で姿は見えないけど耳元で羽音がすると地獄…)
しぶんぎ座は寒さとの戦い(12月のふたご座流星群の時のほうが寒さはまだマシのような気がする)(どっこいどっこいですが…でも年によっては雪が積もってたりする)

冬の観測は寒いけれど、空気が澄んでいて星の瞬きがきれいです。

それはさておき、
流星群が見頃になるとネットやテレビでも話題にあがったりすると思いますが、みなさんはこの絶好の期間に観測、してますか?

「ほんとに見れるの?」とか「都会だから明るくて無理だろうな」と思ってませんか?

自分の経験上、ある程度気長な心星が見える夜空さえあれば流星群観測は可能です!

私はなんだかんだ10年以上、流星群の見頃になると星空を見上げているのですが、星が見える夜空さえあれば毎年ちゃんと観測できています。
市街地から田舎に引っ越しましたが、見える流れ星の数に差はないように感じています。
もちろん田舎のほうが空は開けているのでそういう意味では観測しやすいかもしれませんが、
逆にひと気も街灯も無さすぎるのでそういう意味では少し怖いです。
市街地に住んでいたときは夜でもそこそこ人通りがあったので散歩がてら星空を見るなんてこともしてましたが、
田舎はひと気が無さすぎて家の敷地から出て観測しづらいのが少々ネック。

という具合に、
どちらにもメリット・デメリットはありますが「時間あたりに観測できる星の数には大差ないなぁ」と感じています。

私の今までの経験だと、極大日(流星群の活動がもっとも活発になる日のこと)だったらだいたい10分くらい星空を眺めてると一つくらいは流れ星が見れるかな、という具合です。


専門的な知識があるわけではなく、ただ「好きだから」という理由だけで毎年流星群を観測しているのですが、
ということはつまり、こんなおてがるな感じでも観測できるという訳です。

おてがるなりにも長年流星群観測を続けていると自分なりのコツが見えてきたので共有します!
「流星群の観測なんてしたことがないなー」という方、ぜひ流れ星を見てみませんか?きれいだし、感動しますよー!

あと、大事なことなんですが
観測は夜なので、十分に注意してくださいね!足元ももちろんですが、不審者は案外その辺にいたりするかもしれません、、脅すようですが備えあれば患いなし、油断禁物ということで!

コツその③(?)幻覚流れ星に惑わされてはいけない

空を見続けて10分くらい経ってくると「ん!?今、流れた!?」という幻覚が見えはじめるけど(もしかしたら私だけかもしれない)、
それはほぼ見間違い。
自分の呼吸などのわずかな振動で視界の隅の星の光が動いたように見えて、それが流れ星と錯覚する説。

流れ星は流れ星って確実に分かる。見たら分かる。(…と自分に言い聞かす。)

たったこれだけの簡単なコツさえおさえていれば見やすさがグッとあがるはず……!
空に星さえ見えていれば、流星群観測のチャンスは十分あります!
ベランダや庭からでもおてがるに星空を眺めてみてはいかがでしょうか。(くれぐれも足元などにはお気をつけて!)

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