あの人の話はやっぱり書いて残しておかないと…「けんちゃん」編
最近私は貪欲にマッチングアプリで恋活中である。
マッチングアプリの「いいね」の数字が不思議なのだ。過去最高で390くらいまでいったことがあり、男性の方から何度も「凄い数字だね」と言われた事がある。
ところが、沢山来るととても沢山の男性の方がいてキリがないので、これっぽっちも興味の湧かない方をどんどん非表示にしていったら80くらいまで落ちたのである。
80まで落ちたら私のマッチングアプリは一気に静かになり、毎日、何も無くなった。
その頃はお見合いパーティーの方に気合いを入れていたため何も気にせず、アプリも3日に1度ぐらいしか見なかった。
ある日ふと見たらいいねが110を超えていた。何故か知らないが、連日その数字は増えて、アプリが賑わしくなった。
このシステムがどうなっているのか不思議だ。
最近の私と男性とのやり取りだが、先日のくろみさんは2度ほどメッセージが来たのだが返信をするとその後の返信が戻ってこない。
まあ…いいか…
今やり取りしている男性2人。42歳のナオさんと62歳のボスさん。
この2人のお話はまた別記事にするとして、絶対に書き残したいのがけんちゃんだ。
あの府中のホテルで2時間もお話したけんちゃん。「苦労話しを笑って話せるのが勝ち組なんだよな」と言って私を心ときめかせてくれた方。
彼からは連日電話をもらった。いつも話し出すと、1時間、2時間とあっという間に時間は過ぎたのだが、回を重ねる毎に彼のお人柄が段々と見えてきた。
悪い方ではないのだが、とても自信家で自分が1番で自分が大好きな人である。そしてこの方はもしかして割と世間知らずで、少し勉強が足りないのではないかと思い始めた。
しかもえげつないエロな話が時折出てくる。自分がどれほどHが上手で女は虜になると言わんばかりである。
彼が六本木、銀座の女性と遊んでいた時の話が彼はお得意であった。「女に振られた事がなく人生で振られた女は元の奥さん1人だけ」と言っていた。
何度か話すうちに銀座、六本木の女性は彼がお金を使ったら当然落ちるであろう事を彼はこれっぽっちも疑っていないらしい。
尻軽な女ではなくてなかなか落ちない女を落とすのが楽しいように話していたが、それはなかなかしたたかな女の思う壺にハマってしまっただけではないかと思いながら聞いていた。
彼の奥様は彼の会社の「若い衆」の1人とできてしまって離婚したそうだ。
話しを聞いてみたら、2人が結婚したのは20歳の時、そして子供が4人できた。姑と同居しながら子育てする中、旦那は六本木、銀座の女と遊び2年間Hをしなかったと言う。
その話を聞いた瞬間、当たり前の結果ではないかと思ったが、彼の中では「どうして?なんで?」なのである。
そんな話しを毎日聞いていたら、だんだんどうでもいい男に思えてきた。
何も悪意はない人である。ただ62歳と言う歳で社長業をしている割にはあまりにも世間知らずで、人の気持ちを理解、分析するのに乏しく、どこからその自信が湧いてくるのか不思議でならない。
身内の自慢話しもとても多い。もう少し謙虚な姿勢を覚えても良いお年であるような気がする。
良い言い方をすれば、いつまでも少年のような素直な方である。
この彼…どうしよう🤔
正選手からベンチの補欠選手になりつつある彼。ベンチで控えの選手もどんどんと実力をつけてきている。
彼は私と話をするごとに私には興味深々のようなのだが、どうも彼と話しているとごく世間一般の会話からずれている感じがするのである。
彼は日高屋、サイゼリヤに行ったことがない。そして世の中のパートの時給が相場がいくらぐらいなのかも知らない。世の中の人が会社の愚痴を言いながら働いている事を知らない。
要するに彼は自分以外の世界にはまるで興味がなく世間の勉強を全くもってしていない。
そんな彼が友人に「日高屋に行けるような女と付き合え」と言われてマッチングアプリを始めたと聞いた時に、彼の友達がどうしてそんな事を言ったのかの理由が一瞬私の脳裏をよぎった。
そして本来、彼と会う予定をしていたのは秩父に行った週の日曜日の予定であったが、彼の娘さんの義理の父がお亡くなりになったいう理由で流れた。
その時も身内自慢がすごかった。参列者が何人だのそのお義父さんが何をしてる人だの…私にはあまり興味がない話である。
そして彼にいよいよお会いしてみたのだが…
待ち合わせ場所は彼から指定された赤坂見附駅。通常待ち合わせとなれば、男性が気遣い女性の住まいの駅近くにするとか、まぁお互いの中間地点とか…一方的に自分の住まいの駅近くを指定された。「まぁ…いいんですけどね…」
そして赤坂見附駅に間も無くに到着する事をLINEをしたら「改札の外で待ってて」と返信が来た。事前に電車の到着時刻の画面スクショして送ったよね…「まぁ…いいけど…」
改札の外で少し待ったがくる気配がない。noteのチェックでもしようとずっとスマホをいじって下を向いていた。5分以上10分以内の時間で「どうも」と声をかけられて顔を上げて生の彼を見た。
彼は自分が大好きな人である。LINEでこれまでに毎日自分野写真を送ってきた人だ。
はじめ彼を見た瞬間・・・・・
(「えっ⁉️まじで⁉️」)
・・・・・私の心の声
私がこの人と今日一緒に歩くの〜〜😭⁉️
ちっちゃい‼️ 黒い‼️ 洋服のセンス無さすぎ〜‼️
待って…待って…
嘘でしょ‼️
私と同じくらいの身長…黒タンクトップにセンスのない柄物のシャツ、キャップ、黒マスク、ダウンタウンブギウギバンドのようなサングラス…
きっと金持ちだから一つ一つはお高いものなんでしょう…それにしてもお下品すぎる。ちょい悪オヤジは嫌いではないが、そのレベルも過ぎている。
赤坂見附に合わせていつもよりもちょっと都会的に大好きなインド綿素材のオレンジのワンピース、バッグもいつものバックから籐のカゴバッグ、スニーカーはちょっとだけ隠れたところにヒョウ柄が使われたオシャレなconverse
私が貴方と歩くの⁉️
「どうも」の後の彼の話しは「昨日は大変だっの」確かにその前日はLINEがめっちゃ静かでもう会わなくて良いもんだと思っていた。
人間は心の鏡と言うから私が彼に「ちょっとこの人違うかな」と思ったようにこの人も私に対して同じように思ったのだろう…そもそも住む世界が違う2人だ。
・・・・・と思っていたのは私だけであった。
2600文字…
会ったその日の出来事はまた次回。長くなり過ぎたので2回に分けます。
また明日をお楽しみに…
ここまでありがとうございました😊
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