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彼らは私に何を求めたのか〜ケイさん編

 今日は水曜日。いつもの水曜日なら私は午前の部と午後の部で仕事2つを掛け持ちする日である。ところが今日はめずらしく午後から夜までの仕事がない。


 14時で仕事が終了の水曜日なんてのは「あの日」以来ではないだろうか?

 「あの日」とは5月のゴールデンウィーク明けの水曜日、ケイさんとお会いした日である。

 その日、私は14時の仕事終了後にケイさんの住まいの近くの駅まで行き、お会いした。

 ケイさんとはマッチングアプリで知り合い、4月19日からLINEがスタートした。そして6月19日でLINEが途絶え、アプリもブロックされていた。

 ケイさんは私よりも3歳年上の男性。 彼は愛猫さん。彼の駐車場にお住まいの猫さん八割れ顔の白と黒の柄の雌猫さんと黒いオス猫さん2匹に毎日餌を運んであげる優しい男性。

 八割れの猫は偶然にも我が長女が飼っているねむちゃんにそっくりであった。

 LINE交換をしてすぐに「ビデオ通話しますか?」とLINEがきて駐車場でビデオで繋ぎながらかわいい2匹の猫さんを見せてくれた。猫好きの私にはたまらん。しかも黒猫さんには私は特別の思い入れがある。

 何故なら今年3月に我が家のかわいい14歳の黒猫らびちゃんとさよならしたばかりだからだ。黒猫さんを見るとらびちゃんと重なる。

 そしてケイさんはこの2匹の保護猫に毎日1日も欠かさずに餌をやりに行く。餌もウェットタイプとカリカリと2種類である。食べ終わるまで待っていてあげてその後かたずけをして帰るのだ。

 最初に出会った頃に「この2匹の保護猫の引き取りさん見つかれば良いのに」と言う話をしていた。

 初めてのビデオ通話の日から毎日かわいい2匹のビデオの画像が送られてきた。毎日の餌やりの風景。毎日見ていたらこの2匹に愛着もわいてくる。

 2匹の年齢は6歳だった。6歳と聞いて正直「うーん。微妙かな」と思った。もし二人が3歳ぐらいなら我が家に招きいれてしまったかもしれない。6歳ともなると猫もあっちこっちと病気になる年齢だ。安易に「私が引き取る」と言えない。

 ケイさんも「この子たちがもっと小さければ引き取り手があるのに・・」と言っていた。

 正直この時に「マッチングアプリをやりつつ猫の引き取りても探しているのかしら?」ともよぎった。

 そしてLINE交換をして間もなくの事5月ゴールデンウイーク明けの水曜日に私の仕事が早く終わる日があり、この日に会う事になった。

 デートはホームセンター。ケイさんとのこれまでのLINEのやり取りでホームセンターに行っているケイさんに「いーなーホームセンター」と私が言っていた事もあり、待ち合わせの場所から近いところに大きなホームセンターが入っているショッピングモールがあったからである。

 ケイさんとの時間は楽しかった。心地良いというのだろうか・・。LINEでやり取りを重ねたとは言え、ホームセンターをこんな感じで2人で歩けたら上等ではないかと思った。

 猫好きの2人で歩いているので当然ペットショップも見にいった。そして食事をして帰りは途中の駅まで送り届けてもらい別れた。

 私はこんな感じで進行すればこの方とはいつかゆっくりと恋に落ちる事は出来るのだろうかと思うところであった。

 お会いした後、ケイさんの方から「会いたい」とか「次はいつ?」などの話はなかった。では「会いたい」と思うほどの相手ではないという事か?

 そしていても毎日のかわいい猫の画像だけは送られてくるのだ。名前も写真も出してしまいたいところだが、これはきっと、個人情報、著作権などの法に触れてしまうかもしれないと思うのでやめておく。

 ケイさんとのLINEは毎日「おはよう」の絵文字スタンプそしてスタンプの後に「ひめこさん」
「これから餌やり行きます」の後にかわいい2人の餌を食べる動画そして「おやすみなさい」のスタンプと「ひめこさん」の名前。

 毎日欠かさずに来るLINEだが、「今度はいつ会おうか?」はない。私から一度「○月○日か○月○日はお暇ですか? 良かったらお会いしますか?」と送った事がある。

 答えは」うまくはぐらかされた」と思った。そしてやっぱり彼は私に「会いたい」という思いはないのだと思った。

 毎日決まったLINEは送られてくる。

 彼は私に何を求めているのだろうか?🤔

 なぜ毎日LINEが来るのか? アプリの彼のプロフィールをよくよく見直してみたら趣味や好みがまるで違うような気がした。

 そして彼はバツイチであったが、子供を望まなかったようで、子供を持った事がない。そうすると子供の話の共感がないのが理解できた。

 私たち2人の共通の話題は猫の事だけである。彼はこのかわいい2人を私に引き取って欲しいのだろうか?🤔

 彼がどうして毎日LINEをしてくる意図もわからないし、会う気がないのだと思った頃に徐々フェイドアウトをしていく時期が来たのかと私は考えていた。

 そのような思いがよぎってくると返信が遅くなる。彼が私に求めているものがわからない。確か彼も「結婚」よりも「ときめき」や「楽しさ」を求めている方だった。

 いろいろ考えるがまるでわからない。生存確認者か保護猫引き取り手候補者か毎日の習慣か🤔そのくらいしか思い当たらない。

 彼とのLINEが途絶えるのは寂しい。何が寂しいと言ったら猫でる。毎日会っていたあの子達に会えなくなるのだ。2か月毎日可愛いあの子達を見せられたら情も湧く。

 ハチワレさんはたまに気まぐれで姿を出さない日がある。「何かあったのではないか」と不安な日の翌日に姿を現した日の嬉しい事。

 彼と連絡が途絶えるとあの子達に会えなくなるのだ。しかもいつかは、生のあの子達に会いたかった。

 彼と切れるとあの子達ともさよならなのだ。

 そして6月19日のLINEのおやすみなさい。ひめこさんのLINEを最後に彼の連絡は途絶えた。

 19日まで何も変わらずにLINEが来ていた。もし、万が一思い当たるとしたら私のブログだ。

 彼は私が毎日ブログを書いているのを知っていた。「ケイさんと2時間電話でお話をして楽しかった」という記事を書いた翌日からLINEは途絶えたので、これを読んだ? いや。でもそれはないな。彼は私に会う気がなかったのだ。

 ケイさんへのフェイドアウトは少し考えてはいたが、こんなに突然に彼から連絡が途絶える事は想定外だった。

 少しだけケイさんの時間は心地よかったのだが…

 彼は何を私に求めていたのだろう? あの猫さん達にこれから先も無事で何事もないように長閑に暮らして欲しい。

 そしてもしかしたら彼はこのブログを読むのであろうか🤔 そうしたらラブレターのようだな🤣

「貴方との時間は私は心地良かったです。徐々に恋に変わればいいなと思っていました。いつか一緒に猫さん達の餌やりについて行きたかったです。残念😅」という感じだろうか?

 1週間は早い。今日を頑張れば明日からまた楽しい週末である。先週の秩父はエネルギー消費が激しすぎた。今週は静岡県の伊東に行く予定であったが、変更して都内大田区蒲田にした。

 蒲田と言ったら昔、「蒲田行進曲」という映画があり、風間杜夫がめっちゃかっこよかった記憶がある。
 
 この蒲田で私は今週キャンプをするのだ🤣🤣

 「蒲田でキャンプ⁉️」こいつは何を言ってるのだ?と思う人もいるかもしれない。

 これは絶対に動画も作りたいのである👍

 まだまだやりたい事いっぱい。今日さえ頑張れば、明日が来るのである。今日を最大限の努力で出来る事だけ出来る分を頑張る日💪


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