研鑽

昨今の兵庫県知事の答弁を聞いていて、
ある弁護士の話を元に色々と判断している事が分かる。
この弁護士の話で本日、判明したのが、
この弁護士が弁護士としてやるべきことを怠って
判断していたという事実である。
きっと一般の方からはそうは聞こえないのだろうが、
私のような士業の人が聞けば、
この弁護士が怠慢だったことがよく分かる。
それは法律は変わるという前提条件があるのを
忘れてしまっている事である。
法律は時々、改正される。
そして税法は毎年、改正される。
この改正にちゃんと対応している専門家がどれだけいるのだろうか。
そう投げかけたらどの専門家もきっと「YES」と言うだろうが、
ほんとにやっているかと言えば、やっている人はほぼいない。
これが現実である。
そして専門家界隈ではこれは当然ながら知っている前提で話が進んで行く。
そしてある事を聞いた時に、
〇年改正された事を知らなかったという状態が表出して、
『〇〇じゃねぇの?』と思うだけ。
こんな現実を消費者が知らないだけ。
そこに齟齬が現れ、信用を無くすだけである。
これでこの弁護士から仕事は消えていくはずである。
なんて情報を集めていれば分かる話だが、
そこまでやる人は僅かだから、また騙される。
この連鎖なのだろう。。。

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