競争

私は団塊ジュニアである。
私の年齢プラスマイナス2歳で1,000万人もいる。
12人に1人が私たちの世代である。
この世代は気が付いたら競争の世界にいた。
受験戦争。
そして就職の時には氷河期という訳の分からない競争の中にいた。
これらの勝負に勝った者が真っ当な人生を歩み、
負けた者は田舎で家族と同居をし、肩身の狭い生活をしている。
どこに行っても競争しかなかった。
だから頑張ったのである。
そして彼らはこの日本を滅ぼすきっかけとなる第三次ベビーブームが起こせなかった。
そして今、競争の無くなった社会で藻掻いている。
そんな中でまた明日がやってくる。
競争という価値観を手放せないままに。

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