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【デッキ解説】リーフィアエルフーン

 こんにちは。9回目の投稿になります。

 いつも閲覧してくれたりスキをおしてくれたりする皆様、本当にありがとうございます。

 今回は、新弾の激カワブイズの中で個人的に最も評価が高いリーフィアvmaxについての記事となります。一般的にはインテレオンと組み合わせることが多いリーフィアvmaxですが、今回はタイトルにもある通り、エルフーンと組み合わせて構築してみました。発売日直後にしては中々感触のよいデッキにしあがったと思っておりますので、ぜひ読んでいただきますと幸いです。よろしくお願いいたします。

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※私は口が裂けてもポケモンカードが上手なんて言える人間ではありません。環境デッキの理解度・プレイング・デッキビルド能力など、ポケモンカードにまつわる技術のどれをとっても、今この記事を読んでいただいている皆様の方が私の何十倍も優れています。それを踏まえたうえで読んでいただくと幸いです。もしあまりに的外れなことを書いていましたら、noteのコメント機能で指摘していただくと泣いて喜びます。

※この記事は彼女いない歴=年齢のクソキモ陰キャブイズオタクが書いています。かわいいかわいいリーフィアたそメインのデッキ紹介のため性癖全開の内容となっておりますがあらかじめご了承ください。この記事を読んでいる皆様の中に同志がいると信じています。

0.リーフィアたその魅力(読まなくていいです)

 みなさんはリーフィアたそを見たとき、どのような感情を抱くでしょうか。「かわいい」とか「かしこそう」とか「笑顔が素敵」などといったものが一般的だと思います。ゲームをやっている方なら「B130なのにH65だから実はそんなに堅くない」とか「ダイジェットのエサ」などの感想がでてくるのではないでしょうか。

 私がゲームで彼女を見たとき抱いた感情はでした。あの大きくそれでいて優しいひとみ。しっぽのひらひら。性癖をこじらせに来る胸の葉っぱ。無邪気にとびはねるお姿。時折みせるいたずらっ子のような表情。全てが愛おしく、画面の向こうで「はぁ...かわいい」とつぶやいてしまったのを覚えています。

 中でも一番の魅力は笑顔です。文字通り輝くような笑顔。あの笑顔で近寄られて好きにならない人などいるのでしょうか。ゲームで笑顔をみせてくるリーフィアたそをみて、私は初めてゲーム内の主人公を殴り飛ばしたくなりました。そこかわれカス。

 ブイズの性別は人によって解釈が大きく分かれると思いますが、私はリーフィアは♀派です。あんなにかわいい笑顔は女の子じゃなきゃありえません。もしあんな笑顔を見せてくる子が男の子だとするなら、私は大切な何かを失ってしまうかもしれません。一方でリーフィアたそにはボーイッシュなところもあるので、ボクっ娘だと解釈しています。ボクっ娘リーフィアたそほんま尊すぎる... (ちなみに他のブイズの性別解釈は、イーブイ♂♀、シャワーズ♀、サンダース♂、ブースター♂、エーフィ♀、ブラッキー♂、グレイシア♀、ニンフィア♀です。割と一般的な方なんじゃないかと思います。)

 ブイズオタクのみなさんなら、ブイズ間のカップリングなんかも考えることがあるでしょう。個人的なリーフィアのベストカップリングは、ブースター♂×リーフィア♀です。

 想像してみてください。部活一筋な熱血中学生のブースターと、彼に恋する成績優秀な幼なじみのリーフィア。ブースターは持ち前の鈍感さでリーフィアの恋心には中々気づきませんが、あるときふとリーフィアと他の女子たちの会話を聞き、リーフィアが自分に恋心を抱いていることを察してしまいます。さらにリーフィアも、この会話をブースターに聞かれたことを女の勘で理解します。学校であうたびお互いに気まずくなりながらも、リーフィアのことがどんどんかわいく見えてくるブースターと、気持ちを中々直接伝えられないリーフィア。でもそんなあるとき、リーフィアは親友に発破をかけられ、思い切って手紙をブースターの靴箱にいれます。内容は「言いたいことがあるから放課後教室にきて」帰り際それを読んだブースターはあわてて手紙を他の男子に見つからないよう隠し、誰もいない、いや”彼女”が待っている教室h...大変申し訳ございません。気色悪い妄想がでてしまいました。

 まあこんなことを毎日考えながらにちゃにちゃしているものですから、彼女はおろか友達すらできません。この記事を読んでいる皆さんはこんなきしょいポケモナーなんかにならず、ブイズに対し「かわいい」という感情程度の段階で済ませておくことを強くおすすめします。それ以上の感情を抱いてしまうと社会的な破滅は免れません。

 ちなみにこんなことを書いていますが、リーフィアはブイズの中で2,3番目あたりに好きなポケモンです。一位はエーフィたそです。彼女に対し、私は恋ではなくという感情を抱いてしまいました。彼女の魅力を書きはじめると一万文字を軽くオーバーしそうなのでやめておこうと思います。今後エーフィvmaxの記事を書く際妄想が爆発してしまうかもしれませんがそのときは許してください。

1.環境考察

 白銀のランス・漆黒のガイストの発売直後にその後の環境を予測するのはほぼ不可能でした。なぜなら、はくばバドレックス・こくばバドレックス・頂への雪道など、カードパワーがめちゃくちゃ高いカードが多数収録されていたため、環境が大きく変わることがわかりきっていたからです。そのため、既存の双璧のファイターでのメタが通じないことは一目瞭然でした。

 一方、新弾のイーブイヒーローズやハイクラスデッキには、強いポケモン自体は多く収録されているものの、そのどれもがわかりやすく強いというわけではなく、一癖も二癖もあるカードが多い印象をうけました。そのため、ある程度環境には影響があるものの、前回ほどの影響はなく、既存の環境メタも十分通用すると考えました。

 これをふまえまして、直近のシティリーグアディショナルやリモート自主大会の結果をもとに、以下のようなTierランクを予想しました。

Tier1 
黒馬バドレックス 
RSU(=れんげきウーラオス)
ゲンガー(ブラッキー有無問わず) 
白馬バドレックス
三神ザシアン
Tier2 
ムゲンダイナ(マタドガス型、マニューラ型、ブラッキー型、ジグザグマ多投型を想定)
ビクティニ
リーフィア
ブラッキー
ニンフィア
Tier3 
キョダイインテレオン
モクナシ軸
炎ミュウツー
マルヤクデ

 こんな感じでしょうか。闘超悪の三すくみの代表デッキである黒馬RSUゲンガーの3デッキに加え、三すくみから外れたところにいる強力デッキの白馬三神ザシアンをTier1としました。ムゲンダイナもTier1にあげていいとは思いますが、新弾のゲンガーの対処が大変なことをふまえてTier2としました。(追記 竜王戦優勝はムゲンダイナだったようですね。Tier1にあげていいと思います)

 というかあらためてみるとかなりたくさんのデッキがありますね...現環境でデッキ選択が難しい理由の一つだと思います。

2.リーフィアの単体考察

 さてさっきのキモオタは殺しておいて、真面目にリーフィアvmaxを考察していきましょう。

<強み>
①草結びの打点の伸びが非常に強い。ガラル鉱山下では多くのメインポケモンの逃げエネが4以上となるので、2エネで240以上の打点が期待できる。特に三神をワンパンできる点はかなり高評価。
②りょくかさいぼうがあるので手張りへの依存度がかなり低い。たねでエネ加速できるポケモンが弱いわけがないことは過去の例を見ると明らか(グレートセレビィ、レックウザGX、カプ・コケコ♢、ガラルファイヤーVなど)
③ダイリーフが回復の能力ももちつつ、しっかりvmaxを2パンできる打点を持っている。
④ワザの要求エネに無色があるため、キャプチャーエネルギーを採用しやすい。
⑤専用カード「スノーリーフバッジ」が強い。ガラル鉱山の被害を相手にだけ与えることができる。リフグレ尊い。
弱点の炎が現環境少なめである。とはいえ一定数いるし十分強いので無視はできないと思う。
⑦猛威を振るっている悪タイプのポケモンの中には草弱点の者が一定数おり、そこに圧力をかけていける。
⑧かわいい。天使。VmaxのSAを描いたヒョーゴノスケ先生愛してる。
<弱み>
①草結びをメインにして戦っていくため、逃げエネを減らすギミックに弱い
②草結びをメインにして戦っていくため、ガラル鉱山への依存度が非常に高い。ゲームにおけるスタジアムの主導権を握る必要がある。
③草結びの打点がガラル鉱山込みでも微妙に足りないことがある。具体的にはザシアンVガラルサンダーVが該当。
④HPが310とvmaxの中では少し低めである。
⑤かわいすぎて対戦の時集中できないことがある(ない)

 たくさんの強みがあるリーフィアですが、無視できない弱みもやはりあります。特に逃げエネを減らすギミックにはデッキ全体で対応する必要がありそうです。

3.エルフーンと組み合わせた経緯

 上述した通り、逃げエネを減らすギミックがリーフィア最大の弱点です。中でも汎用性の高いのは、ふうせんやUターンボードなどの道具と、ハイド悪エネルギーの2種類です。

 まずふうせんやUターンボードの対処ですが、これはかなり簡単です。ツールスクラッパーで割ったりツールジャマーで無効化したりすればよいだけです。中でもツールジャマーはあらかじめリーフィアに貼っておけば半永久的にふうせんを無効化できるので、特に有効といえるでしょう。突然の大きなおまもりや元気のハチマキなどに対応できるのも強力です。 

 問題はハイド悪エネルギーです。このカードはエネルギーなのでポケモンのどうぐと違い簡単に対処することができません。現環境にはゲンガーやムゲンダイナをはじめとする多くの悪デッキが存在しているので、割り切るという方法も中々とりにくいです。

 幸いハイド悪エネルギーは特殊エネルギーなので、基本エネルギーよりは対処しやすいです。まず思いついたのはうねりの扇でした。これならグッズなので気軽に使うことができ、デッキ構築を工夫すればほしいときに持ってくることも十分可能です。そこでこのカードをいれてハイド悪エネルギーのはいったデッキと対戦してみました。

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 しかし、このカードは対策としては不十分だと感じました。なぜならこちらはうねりの扇がせいぜい1~2枚しか入っていないのに、相手はハイド悪エネルギーを簡単に4枚採用できるからです。1枚剥がして草結びで大ダメージを与えても次のアタッカーにハイド悪がつくと対処不可能になりますし、そもそもハイド悪が2枚以上ついたアタッカーには手の施しようがありません。

 しかし、かといってうねりの扇を3枚以上採用すると対黒馬や白馬などでデッキの中に役立たずなカードが増えてしまい、勝率の低下につながります。結果、ハイド悪エネルギーにはうねりの扇以外のアプローチが必要だなと思いました。

 次に思いついたのがガラルサンダーVです。ハイド悪エネルギーをつけてくるのは悪ポケモンであるため、そこに圧力をかけていけるガラルサンダーVは優秀な対策だと感じました。そもそもワザでハイド悪エネルギーを破壊できるのも強力です。かつてLOデッキを使っているときに学んだ、「ポケモンを倒すことは最強のエネ破壊」という理論を流用した考えです。

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 このアプローチは確かに強力でしたが、いくつか課題もみつかりました。具体的にはゲンガーやブラッキーなど、あまりVを並べてこないデッキの場合です。この場合、らいめいげりに必要なエネルギーが2エネ、最悪3エネにまで膨らんでしまいます。りょくかさいぼうがあるので序盤ならケアが可能ですが、「突然ガラルサンダーVが現れて倒す」という行動ができないのはやはり困りものだと思いました。そもそもりょくかさいぼうはリーフィアに使いたいですしね。

 というわけでガラルサンダーVも対策として納得できなかったので、別のアプローチを考えました。最後に思いついたのがギラティナ+回収ネットです。この方法なら簡単にハイド悪エネルギーを割ることができます。また、回収ネット中心の構築にすることで特殊エネルギー対策枠をギラティナの一枠で済ませることができます。

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 すると問題になってくるのは、「回収ネット中心の構築にするには誰を相方にすればよいか?」という点です。前環境なら回収ネットのベストパートナーであるねがいぼしジラーチがいたのですが、今環境は別の相方をさがさなくてはなりません。

 回収ネットとの相性を考えた結果、候補に挙がったのがジメレオンアメイジングジラーチエルフーンチラチーノの4匹でした。

 まず、回収ネットによってねがいぼしと同等以上のリターンが欲しいと考え、すこしリターンが薄めのチラチーノとアメイジングジラーチを除外しました。残りはジメレオンとエルフーンですが、ジメレオンを採用する場合同時にインテレオンを採用しないとエルフーンの下位互換となってしまいます。しかし、インテレオンを採用しながら同時に回収ネットも採用すると枠がかなりきつくなってしまい、構築難易度が高くなります。そもそも破れた時空がない限り2進化を回収ネットで回収すること自体やりたくないことだなと思い、ジメレオンも候補から除外しました(ここらへんうまく言語化できてなくてすみません)

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ポケカ界一番のぶっ壊れカードだと思ってます

 結果、エルフーンと組み合わせることにしました。試してみたところ感触が良かったので、改良を重ねてなんとか納得できる形に仕上げました。

4.採用カード解説

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【デッキコード】gLQgNn-P7bWWB-nHLgL9

 ひとまずこういった形でおちつきましたが、今後変更が必要になるかもしれません。以下採用カードを解説します。

4-1.ポケモン

リーフィアV・vmax:4-3
 メインアタッカーなのでひとまず安定の4-3にしました。vmaxの4枚目はしんかのおこうにしました。特性のおかげで1ターン目に彼女さえ出せればエネがなくても問題ないのがめちゃくちゃ強いです。私にも草結びしてください。

モンメン・エルフーン:4-2
 デッキコンセプトです。こいつのでたとこサーチでデッキを回します。逃げエネが0なのも非常に偉く、2ターン目にスムーズに草結びまでつなげることができます。

 枚数は当初3-2だったのですが、モンメンを並べることが重要だと感じることが多かったので1枚増やしました。一方で回収ネットがある関係でエルフーンの枚数は少なくて済むことが多かったので4-2という奇妙な配分となりました。違和感を覚える方はエルフーンを1枚増やしてもいいと思います。

・ギラティナ:1
 デッキコンセプトです。非常に優秀なポケモンで、こいつ一体採用するだけで特殊エネルギー中心の相手に強く出ることができます。終盤にギラティナ+リセットスタンプで捲ることも多々あります。海外のデッキではよく見かけますが、日本では中々見ないカードだと思います。

・ミュウ:1
 先2キョダイレンゲキでモンメン吹き飛ばされて泣いたので急遽採用しました。クイックシューターで倒そうとしてくる相手に対し回収ネットで回復するプレイングもたまにします。

・マーシャドー:1
 ガラル鉱山を是が非でも通したいので混沌のうねり対策で採用しました。おそらくあらゆるリーフィアデッキに入っていると思います。ごくまれに自分のガラル鉱山割ります。

・フーパ:1
 デデンネGXを出さずにすむ試合において3-1-3のサイドプランを作り出すため採用しました。草結びで届かない打点もこいつがいれば簡単に届くのですごく優秀なポケモンでした。キャプチャーエネルギー対応なのもかなり強かったです。

・フェローチェ&マッシブーンGX:1
 リーフィアの草結びは非常に優秀なワザですが、前述したとおりザシアンやガラルサンダーなど少し届かない相手がいます。最初はインテレオンのクイックシューターで解決することを考えたのですが、エルフーンを採用した関係でそれができなくなり、頭を抱えました。

 どうしようかなと思ったとき、ある動画を思い出しました。みんな大好きとーしん選手のPTCGOシリーズのモクナシダダリンの回です(毎日投稿本当にお疲れ様です&ありがとうございます。いつも見てます。そういえばこの間とーしん選手が自分の高校のOBだったと知ってめちゃくちゃ驚きました。)

https://www.youtube.com/watch?v=KCelkhgji2w
【ポケカ】とーしんのPTCGO対戦記No.065【モクナシダダリン】
2分8秒ごろ
イトウ選手「ダダリンの下のワザのMax Anchorが240で、ザシアンに耐えられちゃうんですけど、なんかザシアンに耐えられるのがむしろメリットみたいなところがあって。ザシアンにたえられることによって、なんかビーストゲームでサイドを多くとれるっていう話があって。」

 この発言はマリカ世界王者でCL愛知ベスト64のB!KZO選手(いつも動画見てます)との会話の中で出てきたものなのだそうですが、これだと思いましたね。この考え方をリーフィアデッキでも応用できると考えました。

 すなわち、草結びであとちょっと届かないHPに関してはビーストゲームGXの起点にすることで逆にアドとするのです。こうすると相手の予期せぬサイドプランを作り出すことができ、非常に強力な動きだと感じました。草結びは相手によってはかなり高い打点がでるので、ダダリンデッキ以上にビーストゲームGXの出番は多かったです。ただ、序盤ではなく終盤の切り札として使いたいカードなので採用は1枚にとどめました。

[余談] 宣伝みたいになりますが、とーしん選手やサーニーゴ選手をはじめとするポケカYoutuberの方の対戦動画は基本的に見得だと思います。動画を見るとどうしても時間がなく一人回しできない部分を観戦という形で補完することができるほか、今回のように思いがけない気づきに出会うこともあります。パック開封動画や新弾考察動画も意味がないとは言いませんが、やはり実戦動画が一番ためになるので、今以上に数が増えてくれればなあなんて思ってます。

・デデンネGX:1
 どうしてもデッキが回らない時や、終盤サカキを探しに行くときに使いたいため1枚だけ採用しました。不安な方はクロバットVを増やしてもいいと思います。ただ、終盤に呼び出されるとガラル鉱山で逃げられずLOして負けみたいなこともあるので緊急時以外はなるべく出さないようにしましょう。

4-2.グッズ

・クイックボール:4
 手札コストは確かにきついですが、安定感を持たせるためには妥協してはいけない枠だと思い4枚ちゃんと採用しました。3枚という選択肢もなくはないと思います。

・レベルボール:2
 初手にあるとうれしいカードランキング2位。モンメンにもエルフーンにも対応してるの偉すぎます。1枚増やした方が間違いなく強いですが、枠がありませんでした。

・ポケモン通信:2
 ポケモンの枚数が19枚とデッキの3割強を占めているため、十分使いやすかったです。ここも増やしてもいいかもしれません。

・しんかのおこう:1
 リーフィアvmaxにもエルフーンにもなる優秀なカードですが、初動にはならないので数は抑えめにしました。合計ボール枚数9枚(キャプチャーエネルギー込みで13枚)となり、ある程度は安定しているのかなという印象です。

・回収ネット:4
 デッキコンセプト。多くの場合パソコン通信となり、あるときはポケモンいれかえとなり、またあるときは満タンの薬(非エク専用)になるというぶっ壊れカードです。使いたい時にしっかり使うため妥協せず4枚採用しました。

・リセットスタンプ:1
 Cレギュ最強カード(個人しらべ)。でたとこサーチのおかげでピンポイントなタイミングで使えるのがめちゃくちゃ強かったです。真っ先にサイド落ちをチェックします。

・あなぬけのひも:1
 回収ネットの対象外のポケモンを逃がすため1枚だけ採用しました。いれかえと異なり、攻撃的に使える場面があるのが強かったです。

・ツールジャマー:2
 リーフィアとめちゃくちゃ相性のいい道具です。スクラッパーと違い、あらかじめ貼っておくだけで効果が出るのがすごく便利でした。割られると一気に面倒になるので2枚採用しました。

・スノーリーフバッジ:1
 新弾のバッジはどれも優秀なカードばかりであり、これも例外ではありません。ツールジャマーを貼れないというデメリットはあるものの、相手のバトルポケモンがふうせんを貼ってなかった場合はこっちの方が強いと感じたので1枚だけ採用しました。マオ&スイレンが使いやすくなるのも高評価です。

4-3.サポート・スタジアム・エネルギー

・マグノリア博士:4
 初手にあるとうれしいカードランキング1位。でたとこサーチで持ってきたいのはそのターンピンポイントで必要なものなので、でたとこサーチでマグノリア博士を持ってくるという行動はなるべくやりたくありません。そのため妥協せず4枚採用しました。

・マリィ:2
 増やした方が強いです。妥協して2枚にしましたが、どうにかして3枚目を採用できないか今でも悩んでいます。

・サカキ:3
 増やした方が強いです。適当にうつと相手がガラル鉱山下で逃げられず番が帰ってくることがよくあります。

・マオ&スイレン:1
 貴重な入れ替え札兼RSU対策になる非常に優秀なカードです。最近は180程度の打点でギリギリvmaxを2パンするようなデッキも増えているので、刺さる対面はかなり多いと思います。ダイリーフとの相性もバツグンで、マオ&スイレン+ダイリーフなんてされるとRSU側はガチで死にたくなります。

・ガラル鉱山:4
 デッキコンセプト。このカードが盤面に出てるか出てないかでリーフィアの強さは大きくかわるので妥協せず4枚採用しました。私は「炎デッキの巨大なカマドは4枚」教の教徒ですので、減らすことは神に背くことを意味します。

 雑に相手の妨害ができるかなり強いカードですが、リーフィアたそとあまりにミスマッチなのがどうしてももやもやします。「ガラル花畑」とかなら良かったんですけど、そのスタジアム逃げエネ増えなそうですね...

・基本草エネルギー:5
 りょくかさいぼうがあるので少なめでも十分機能しました。ただ、雑に切りすぎるとダイリーフやビーストゲームGXが打てなくなるので注意が必要です。

・キャプチャーエネルギー:4
 このカードを4投できるのがリーフィアの大きな強みです。上述したとおり、1ターン目にリーフィアVさえ出せればエネをつけられなくても戦えるのがかなり強く、キャプチャーエネルギーはどこに貼っても腐りにくいカードとなります。こっそり5枚目いれてもばれないカードランキングの上位常連です。

5.不採用カード解説

さるぢえ+マインドリポートギミック
 
回収ネットと相性のいいギミックと聞くと多くの人がまず頭に思い浮かべるのがヤレユータン+ミュウツーでしょう。回収ネットの役割をバトルサーチャーにまで広げることができ、うまく使えれば非常に強力です。

 私も当初は採用していたのですが、このギミックをいれると回収ネットの役割が過労死してしまい、エルフーンに使う回収ネットが足りないと感じることが多かったです。また、ベンチ枠も自動で2つとられてしまうのも地味にきつく、リセットホールマーシャドーが出せない場面がたびたび見られました。そのため思い切って不採用としました。

・ガラルジグザグマ
 回収ネットと合わせることで、「草結びの打点が少し届かない」という問題を無理矢理解決できます。非常に優秀なポケモンですが、上と同様に回収ネットの役割が増えすぎるのを危惧して不採用としました。ただ、ベンチ枠の圧迫力はそこまで大きいわけではないので、採用する選択肢も全然アリだと思います。

・クラッシュハンマー
 一時期真面目に4枚採用を考えていました。ハイド悪エネルギーへの対策になるだけでなく、序盤相手のテンポを遅らせることでマウントをとることもできます。ガラル鉱山とも相性がよく、無理矢理エネを捨てて逃げようとしてくる相手をとがめることができます。全体的に要求値の低いリーフィアデッキとの相性も良好です。

 しかし、どうしても50%で役立たずカードになってしまううえ、このカードを使うと自分のバトル場のリーフィアたそに冷たい目で見られ嫌われてしまう気がしたので不採用としました。キモオタじゃない皆様なら採用は十分ありえるカードだと思います。

・グズマ&ハラ
 エネルギー・ガラル鉱山・ツールジャマーを同時にもってくることができる優秀なカードです。最初は採用していたのですが、手札コストがめちゃくちゃにきつい点と、足りないパーツはグズマ&ハラではなくでたとこサーチでそのままもってこればいいという点をふまえて不採用としました。また、このカードを採用すると必然的にアロマ草エネルギーを採用することになり、りょくかさいぼうが使いづらくなってしまう点も低評価でした。

6.各環境デッキとのマッチアップ

・こくばバドレックス:不利
 オーロット&ヨノワールがきつすぎます。おいておけるドロソを採用していないので、盤面が準備不足だとマリィ+ナイトウォッチャーでそのままマウントとられて負けてしまいます。

 このデッキ相手の場合、とにかく速攻で盤面を整えることを意識しましょう。ナイトウォッチャーを撃たれる前にガラル鉱山+草結びの態勢に持って行くことが重要です。フーパも刺さる対面なのでガンガン使っていきましょう。基本的に3-3でとらせてくれるのでビーストゲームGXの出番は少ないですが、もちろん狙えるようなら狙うべきです。

・RSU:五分
 ミュウをしっかり使うのが大事です。序盤のキョダイレンゲキでモンメンが吹き飛ばされる展開はなんとしてでも防がなくてはいけません。その後はガラル鉱山をしっかりだしながら戦っていけば相手のしっぷうづきも阻害できていい感じにゲームを進められると思います。ギラティナも刺さる対面なので積極的に狙っていきましょう。マオ&スイレンを使えれば大きく勝ちに近づけると思います。

・ゲンガー:不明
 環境デッキの中でもテンプレ構築が完成していないデッキなので明確な相性への言及は避けたいと思います。キーカードはやはりギラティナでしょう。一撃エネルギーやハイド悪エネルギーを複数壊せれば大きなアドをとることができます。パニックフィアーが刺さりにくいのも追い風です。しかし、むりやり一撃エネルギーをつけてキョダイマルノミでワンパンしてくる展開もありえるので、明確に有利とはいえないと思います。

・はくばバドレックス:五分から不利
 この対面ははっきりいって、先殴りした方が有利だと思ってます。お互いにギラティナや頂への雪道などのメタカードが刺さりにくい対面なので純粋なパワー勝負となるのですが、そうなるとやはり先殴りできた方が大きなアドをかせぐことになります。エネトラッシュを嫌って甘えたダイランスやエンペラーライドを打ってきた返しにマオ&スイレンを使えれば多少は有利に試合を進められるのではないかと思います。ぶっちゃけこの対面はわからないことが多いのでこれ以上の言及は避けようと思います。

・三神ザシアン:相手の構成による
 一般的な三神ザシアンの場合、リーフィア側が有利に試合を進められると思います。ガラル鉱山下の草結びで三神をワンパンできるのがめちゃくちゃ強く、生半可な三神ザシアンはこれで壊滅させることができます。大きなおまもりもツールジャマーがあるので何の問題もありません。

 問題はザマゼンタVです。あいつは今のままだとはっきりいって無理です。特性ふくつのたてがめちゃくちゃ強くて、頂への雪道で阻害しようとしても鉱山がないと草結びの打点が90になり確実に殴り負けてしまいます。もしどうしても勝ちたいならフヨウを採用すればよいかもしれませんが、おそらくザマゼンタVが来るときは同時にリセットスタンプが飛んでくるのでエルフーンがあるとはいえうまく使えるかは微妙なところだと思います。アサルトタックルの特殊エネ破壊もかなり刺さります

 総じて、三神ザシアン対面はザマゼンタVがいなければ有利、いれば不利だと思います。相手がどれだけ環境を読んで三神ザシアンを構築しているかにかかっているマッチアップです。

7.結び 

 いかがでしたでしょうか。大好きなリーフィアちゃんのデッキということで1週間本気で考えて作りましたが、もし皆さんに満足していただける内容でしたら幸いです。

 ただ、発売日直後であること、そして何より考案者が私のような未熟者であることから、このデッキはまだまだ発展途上だと思います。いつかもっと強力なリーフィアデッキが現れてくれたらうれしいです。

 最後になりましたが、このような駄文を最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。今回はいつにも増して読むのが辛い記事だったと思います。ここまで読んでいただいた方がいらっしゃったら本当にうれしいです。ありがとうございます。

 ご意見ご感想ご指摘が少しでもございましたら、遠慮なくコメントしてくれると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

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