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行きつけの店が欲しいです
常連って何回通ったら認定されるかしってますか?
私は自分が常連だと思ってるお店は、まったくないと思っている。
平日はたいがいどこかしらで飲んで帰る。一人飲みも結構好きなので、付き合ってくれる相手がいない時でも飲んで帰る。
それでも常連の店はない。
お酒が飲めるようになり、ドラマや小説なんかで『行きつけの店』のマスターと主人公の会話とかにあこがれを持つようになり、日頃から『行きつけの店』を持ちたいと思っていたけど、未だにできていない。
なぜか?
1つは、私が人見知りだから(笑)
もう1つは、その時の気分によって、行くお店を変えているから。
だと、自分では思っている。
そもそも人見知りなので、店員さんに気軽に話しかけたりってほとんどしない。それに飲食店は、見た目以上に忙しいというのを知ってしまったので、お客様がおらず暇そうに見えても、遠慮してしまうというのもある。
実際、最近はuberなどのデリバリー販売をしているお店さんも多いので、お客様がいなくても、料理を作っていたりする。
それに、暇な時間に新人さんの教育をする店舗もある。そんな時に、さも常連ですって感じで知ったような口を利くのは、とっても恥ずかしい。
お店を気分によって変えるってのは、誰でもすることだと思う。今日は中華の気分とか、焼き鳥がどうしても食べたいとか、お昼食べ過ぎたから軽いつまみがあるお店とか。
酒飲みには酒飲みの友達ができるもので、お友達の『行きつけの店』に案内されることはよくある。なんとなく羨ましいなと思いつつ、ちょっと気恥ずかしいというか、座りが悪いというか。なんとなく落ち着かなかったりする。
よっぽどそのお店の店主さんと気が合うとか、どうしても会いたい店員さんがいるとか、絶対に毎日食べたいつまみがあるとか。
それぐらいの動機がないと、1つのお店だけの通うというイメージがわかない。なので、そもそも、私自身が『常連』というイメージと正反対にいるような気がしてきた。
もし仮に『常連』を名乗る権利を得たとしたら、そっと教えて欲しい。お会計の時でも、追加のビールを持ってきてくれる時でも、こっそりと小声で『今日からうちの常連ですよ』と。
そんなこと言われてみたいなぁ(笑)
一方で、たしかアンガールズさんだったと思うけど、常連さんの行動のせいで居酒屋の経営がうまくいかず閉店するっていう内容のコントがあった。
田中さんが経営する居酒屋の経営がうまくいってないのでコンサルに分析を頼んだら、
常連さんが店員さんとしゃべりすぎるとか、常連さんが勝手に厨房に入って生ビールを注いでいるとか、常連さんの旅行のお土産を飾ることで店のコンセプトがぶれるとか、常連さんがオリジナルメニューを注文するとか
を指摘されるって感じ(笑)
こういう常連さんって、チェーン系のお店ではあまり見かけないけど、地元でそこそこ流行っているお店だと結構見かけたりする。
まさにその通りというか、こういう常連さんがいると、初めてやたまにしか来ないお客様ってけっこう引いちゃうんだと思う。
で、こういうのを見ちゃうとますます店主さんや店員さんに話しかけにくくなる(笑)
まあ、体が元気なうちは、色々なお店に行きたいと思っているから、しばらく『行きつけの店』は封印しておこう。
ただ、いざ欲しいと思って通ったとして、お店の方から『お断り』をされてなければ良いのだか(笑)
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