映画『ロストケア』批判。(後編)。
映画『ロストケア』を見て、どうしても違和感がぬぐえなかった。
それは、元・家族介護者で、現在は、家族介護者の支援をしている人間の偏った視線かもしれない。だけど、その違和感の元は、家族介護者の気持ちへの理解が、あいかわらず進んでいない、ということだった。
描かれていないこと どんな話でも、基本的には、家族介護者は、弱い存在として描かれていることが多い。
家族介護者は、助けなくてはいけない。家族だから、いろいろな意味で知らないことが多いはず。色々と、専門家からの指導が