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いろいろなことを、考えてみました。

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自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
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2021年2月の記事一覧

これ以上、オリンピックを嫌いにならないために出来ること。

 東京オリンピックが、2021年、今年の夏に開催できると思っている人は、関係者を含めて、本当は、どれくらいいるのだろう。 オリンピックに関する話 個人的には、中止にして欲しいのは、もちろん、コロナ禍にあるからで、オリンピックにこれだけこだわらなかったら、少なくとも、コロナで亡くなる人を少しでも減らせたのではないか、と今でも思っているからだ。  それは、根拠の薄い、「情弱」の素人が考えていることかもしれない。だけど、ふくらみ続けるオリンピックの予算の規模や、ある県知事が、“

「努力ハラスメント」

 学習塾の駅のポスターに、「努力」という文字が3回大きく重ねてあった後、「徹底的に努力を積み重ねて未来のリーダーになろう!!」と続けてあって、ちょっとぐったりした気持ちになった。 「努力」「徹底的」「積み重ねる」。どれも意味は似ているような気もして、これは、「努力信仰」の呪文のように感じ、肩に重荷を乗せられた気になったのかもしれない。自分とは直接関係もないし、学習塾としては全く正しいし、自分の弱さを刺激されただけかもしれないけれど、どこかで勘弁してほしい、という気持ちになっ

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」について、いま、個人的に凄いと思っていること。

 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のCMで、その映像と、「公開日検討中 共に乗り越えましょう」という文字を見るたびに、感心することがある。  というよりは、エヴァンゲリオンに関しては、私などが感心しなくても、膨大な言葉がつむがれているし、もっと語る資格のある人は有名・無名問わず数限りなく存在するのはわかっているので、どこか申し訳ない気持ちにもなるが、去年からの公開日の再延長を考えると、改めてすごいと思うことがある。 もれてないストーリー  「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

平安時代の「貴族ジョーク」。

 静かな夜に、たまに思い出す話がある。 貴族ジョーク 確か、何かの本で読んだはずで、詳細は忘れているのだけど、平安時代の貴族が、当時の都・京都の豪邸の中で、それこそ、光源氏でないのだけど、いろいろな意味で恵まれていて、ゆとりがある男性が2人くらいで、当時のおしゃれなご馳走を食べながら、ゆったりと話をしている。  夜は動物の鳴き声も、何かの騒ぎもなく、ひたすら静かだった。  そこで、とても遠くから、文字にすれば、ドーンというような、何の音かよくわからない響きが、本当にかす

UFO、について思うこと。

 空から音がして、ヘリコプターが飛んでいるのは分かりました。   見上げると、全体が真っ赤で、それはおそらく消防のためのものだと思いました。  自分にとっては珍しいものだったので、デジタルカメラを向けて何枚か撮影しました。  でも、やっぱり、なんだか分からないような中途半端な結果になってしまいました。 UFOらしさ  こんなことを考えるのは、真剣に取り組んでいる方には失礼で申し訳ないとは思うのですが、ただ、この写真がどうなれば、UFOらしく見えるのだろう、とつい、思ってしま

「江戸時代」を想像してから、「現代」まで考える。

 皇居の周りに、ランナーがたくさんいる。  警官も多く見かける。  堀もあって、そこに白鷺がいたりする。すごく白い。  東京都内の地下鉄・竹橋駅で降りて、近代美術館に行く時に、そういう光景を見ることができて、皇居は、江戸時代には江戸城があって、というより、江戸城が皇居になったわけだから、ここにそのまま歴史が続いていて、比喩的に言えば、江戸時代まで直接的に遡れる。  そのそばの東京駅近辺は、ビルが建って、ビルが壊されて、またビルが建っていくはずだから、この場所だけ変わらない