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カメラの習慣づけ

知り合いのカメラマンは常にカメラを手にしていて、嫌だあなと思った瞬間にシャッターを切るような人だった。
何故そういうことをするのか?と尋ねたところ、その嫌な顔がその人の魅力だから的なことを言いながらまたシャッターを切った。

たまたまSNSを見たら、人混みの中で急にカメラを構えてやたらと撮る人のことが動画になっていて、びっくりした。カメラメーカーのCMらしいけれど、そのメーカーのカメラは欲しくないなと思ってしまった。

嫌な気持ちをさせてまで撮りたいという気持ちってどういうことなんだろうか?
自分もそういうことしているのでは?とまで考えてしまって、習慣つけをしようとしている自分の手からカメラが離れてしまいそうだった。

介護施設での演奏の時、上手いだろ?的に演奏をする人には誰も振り向いてくれないそうだ。トイレに行きたいと言って部屋に戻ってしまうそう。

24時間、限られた中での貴重な時間にわざわざ「俺上手いんですけど」な人の演奏なんて、自分でも嫌だ。
どうしたら喜んでくれるかな?ということを考えながら演奏している方が演奏が拙くても良い。

人の心の奥底が知りたい気持ちはわかる。
けれど、それを切りとって見せるというのはなんだか心のレイプみたいでとても嫌になる。

近所の公園は何かしらオブジェがある。なんかごめんなさいしてる。
七里ヶ浜で太鼓打ちを撮る
このあと、三味線持ち出して即興セッション
とても楽しかった
写真かと思ったら、絵だった
迫ってくるダリは横浜にいる

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