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副業マニュアル本やノウハウ通り数年やっても、凡人は0を1にできない

正月早々書くべき話なのか?という気もしますが(笑)思いついたときにまとめておきたいと思います。

ネットやノウハウ本に書かれる起業や副業に関する話は「こうやるとうまくいく」というもので、うまくいかないのはどういうときか、その時どうすればいいかの話が極端に少ない気がします。

私が5年以上副業に取り組んでも、90%が成果はでませんでした。
改めて思うのは、本やネットで語られる副業のノウハウは、1⇒5や10にする話で、多くの場合そもそも0⇒1にすらなできないということです。

ということで、私がやって「成果が出なかった副業ノウハウ」を、なぜうまくいかないかも含めて書いておこうと思います。

・小さく始める
 小さく始めてもサービスや商品は全く売れないし、複数の商品やサービス販売サイトに登録しても、アクセスされない。
・Google等の有料広告を使う
 広告はお金が減るだけで、売り上げに結びつかない。
 半月で100アクセスくらいは行くこともあるが、結果は出ない。
 高い広告費を取られるだけ。
・商品の数を増やす(数を打つ)
 ダメな場所で、ダメな商品をいくら増やしても何も変わらない。(むしろ統一感がなくなる)
 購入されないからフィードバックもないので正解もわからない。
・商品の質を上げて差別化
 どれだけ時間をかけて作った自信のある商品でも、需要がなければ見向きされない。
 有料でプロに広告やデザインを作ってもらうのも1つの方法だが、売れずに回収できなければ、単なるコストにしかならない。
・まず、商品でなくファンを作る
 以下を達成しているが、商品の売り上げには結びつかなかった。
  - ブログを10年。アクセスは毎月1000以上。
  - SNS、5年以上、約1000人のフォローアー
  - ポッドキャスト、5年以上、毎回30人以上が聞く
  - Youtube動画50本以上(最大アクセスは500回)
 また、SNSやブログで関係を作ろうとしても、商業アカウントに近づくのは、同じ商業アカウントか、それをターゲットにしてるアカウント。
 熱心にコメントをしてもブロックされたり、無視される。(罵声をあびせられることも)
 Youtube動画は、自分よりも良いものが大抵存在しており、基本的にアクセスされない。(Youtubeは既にレッドオーシャンで本気で作っている人達並みに労力をかけ、更新頻度を上げる必要あり。)
・リアルの知り合いに頼む
 自分の知り合いが、自分の売っている商品に興味があるとは限らない。
 友人関係を壊すだけ。
 イイネはもらえても、売り上げには結びつかない。
・電子出版で実績作り
 kindleでは大まかなジャンルは個人出版がだいたい埋め尽くされている。
 ニッチは需要がないことが多く、全くアクセスされない。

ということで、これから副業や起業を始めようとしている方はぜひ、この失敗を参考に事前に対策を考え、PDCAをしながら取り組んでいただければと思います。

この話だけだど、「で、どうするの?」となるので、私が考えている改善策を参考として紹介します。(ただし、成果は出てません。すみません。)

まず営業やマーケティングをしっかり勉強する
プロダクトアウトでは基本的に成果がでません。
マーケットインにするには、最初にしっかり勉強する必要があります。
こちらの2冊の本はかなり成果に結びつきやすいと思います。
「ハイパワーマーケティング」
https://amzn.to/3rHuEQN
「どんな人でもできる1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」
https://amzn.to/385mPg1

②サービスのターゲットと、商品への動線をしっかり作る

 ターゲットは自分が鼻が利く分野で、ペルソナを設定して、できるだけ絞ったほうが良いと思います。
 そして、その顧客とどう接点を作るか、商品へ導くかも、できるだけ多くアイデアを出し複数実践するのが良いと思います。
 そして、小さくテストして、ターゲッティング・関係づくりの改善を繰り替えすのが、最初にやるべきことと思います。(数年がかりになる事も)
 またPDCAのためにはアクセス数、コンバージョン率、見込み顧客のリアクションなどを、できるだけ数字で管理できるように「最初から設計しておく」ことも重要と思います。
 商品の質は、これらができてからあげるべきだと思います。

③すでに成功している人をまねる
 成功パターンがあればその人がやっていることを体験して自分に取り入れるのが一番の近道だと思います。

④最初は0を1にすることだけに注力する(価格、営業)
 とにかくサービスを作る⇒売れるのワンサイクルが回らないと何も始まりません。
 まずは練習、そして成功体験を得るために、利益は一切考えずに、価格設定や営業をするべきだと思います。
 ただ、どんなに安くてよい商品でも②がしっかりしていなければ全く売れません。(事実、何年かけても成果は出ませんでした。)
 また、トライする期限を決めてそのサービスやビジネスを見切ることも時には必要です。

⑤見込み顧客に有益な情報を発信し続け、関係構築をする
 よく書かれているノウハウで、その通りなのですが、これが非常に難しいです。
 大きなコストがかかる割に、売り上げに結びつくかは不透明で、ともすれば自己満足になりがちです。
 ②とセットで、そのコストが売り上げに結びついているかを数字で管理して改善していくことが重要と思います。

なお、PDCAには次の本が役立ちます。
「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA」
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私のように結果が出ずにあがいている方の参考になれば幸いです。

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