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仕事はドラクエであり、事業も人生もドラクエである no.532


仕事や事業を始めるとき、
その業界の常識やルールのようなものは、
事前の知識としてある程度知っておいたほうがよいと思う。

しかし、最初にイメージするような
きれいなマニュアルや概要書があることは少ないと思う。


私の普段の仕事だってそう。

極力仕組みがルール化するように進めてはいるものの、
そもそも新しいモノを生み出し、
モノを作るしくみを定型化していくのが役割だし、
関わる人も多いし、
様々な周辺環境だって変わっていくし、
置かれている立場も日々移り変わっていく。


だからそういうのを反映させた、
全てを網羅した手順とかマニュアルなんてできっこない。

仮にできたとしても、膨大な量になってとても見きれるものじゃないし、
記載のメンテナンスだってできたものではない。


だから私は、後輩や新しく来た人に、
『仕事はドラクエみたいなものだから』と言っている。

アナログさが全開で、
なんだそれって感じになっちゃうんだけど、、、。


自分の業務を進めようとしたときに、
自分だけの知識やスキルでできることは少なくて、
社内各部署や関係会社の方々の担当者(専門家,知見者)から情報を得て、
協力を得ていくことでしか、うまく進めていくことはできない。

そのためには、上記の方々にひとつずつ、
"話しかけて" "問いかけて"いく。


地味なんだけど、話かけて、
何かしら新しいことを教えてもらって、
その情報を元に、
また次の人に問いかけたり、アクションを進めていく。

こんな様子をメタ的に捉えたときに、
私はいつも『ドラクエだなぁ』って思うんです。


最初の街から旅を始めるとき、
まずはじめに、街の人に話しかける。

そうすると、時々なにかヒントを教えてくれる人がいて、
そのヒントによって、行き先が見えてくる

武器を買って、
街の周辺のスライムを倒しているだけでは、
どこに行ったらいいか分からない。

街のひとの言葉を頼って、次の街に行ったなら、
また、街の人に話しかける。

行き先はいつも人づてにやってくる


それは会社の仕事だけじゃなくて、
事業をするときだって、運営していく時だってそう。

さらに人生そのもんだって同じようなもんだと思う。


まず周りの人に声をかける。
そんなふうに一歩ずつ歩みを進めていくしかない。

最近あなたは、街の人に、声掛けしていますか?


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