2023/11/15

昔、ハンドヘルドコンピューターなんて言われていたウルトラモバイルPCを買った。アレだ、2024年の春にクラウドファンディングでどうとかこうとかと話題になっていた奴とほぼ同じというアレです。
スペックとしてはN100でメモリ12GB、SSDは512GBで、Amazonで5万2000円くらい。大体780gくらい。今まで持ち運んでいたのが1kgをギリギリ切るくらいなので、200gほどの削減。ただし体積は半分くらい。密度感がすごい。

このデバイスの目的は、PDFとか見せつつ、webにアクセスしたりしつつExcel操作しつつOBSで画面録画しつつ、ってあたりがメインなのだけど、他にもテキストエディタで原稿を書くというのも含まれている。

写真を見るとわかると思うが、「右下ぁ!」とか「おいこら最上段!」と叫び出したくなる配列だ。この変則的な配列に対してどのように戦うべきか。これが半日がかりの戦いになった訳。

このマシン、よく見れば見るほどキーボードの配置が変態的で、日本語ローマ字入力をしようにも、句読点や長音、鉤括弧が入力しづらい。いざって時には外付けのキーボードでも何でも使えば良いのだが、できるだけ外付けのものは使いたくない(でもマウスは使う)。そこで色々と工夫をしてみた。

・そもそもCtrlキーはAの隣にあって欲しい

・IMのオンオフは左右のAltキーの空打ちで行う

・Delキーはバックスペースキーにしたい
・Emacsキーバインドでカーソル移動したい
・句読点と鉤括弧と長音はGherkin用のRFLS配列を応用して、Lキーとの併用でホームポジションから手を動かさずに入力したい

こんなあたり。結局AHKとか使ったよ。詳しくは後で補足する。
一応これらを実現して、なかなか使いやすくはなったのだが、何故かまだ打ち間違いが多発している。もう少し修行が必要か。

まぁ、持ち運び原稿端末ができたのは嬉しい。そこはiPad miniに外付けキーボードでも良かったのでは? とか言わない。こういう試行錯誤が楽しいんだから。

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