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シードルのアルコール測定。

今日は「りんご屋まち子のアップルシードル」フルボトルの発売に向けて、オリジナルシードルのアルコール測定をしてみました。

オリジナルはふじだけを使って発酵させ、ミックスよりちょっとだけ手間を掛けています。

アルコール測定の方法はいろいろあるそうでして、
1.蒸留−密度(比重)法
2.ガスクロマトグラフ分析法
3.酸化法
がワインの製造マニュアルには掲載されています。

ちなみに、「日本の酒税法ではアルコール分を温度15℃の時において原容量100分中に含有するエチルアルコールの容量としている」そうです。

僕は1の蒸留−密度(比重)法です。これしかやったことがないのと最も簡単なのではないでしょうか。


その名の通り検体(ワインやシードル)を蒸留し酒精計で測定します。右側のフラスコに検体を入れ、蒸留された液体が出てくるところにメスシリンダーをおいて、冷やすための水を流すことを忘れずにスイッチを入れるだけ。

細かいルールがあるのでルール通りに測定すると結果がでます。蒸留する時間が20〜30分ほどかかりますが、ずっと見ている必要はないので作業しながら測定できます。忘れてしまうこともありますが・・・。

数字を読み取ったら温度を測定します。必要があればアルコール分温度補正表で補正しますが、15℃にするのは難しくないので使うことはあまりないと思います。

今回のシードルのアルコール度数は「7度」でした。

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