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フェールラーベンとわたし #23

FJALLRAVEN by 3NITY 新宿小田急ハルクの島田さんからご指名受けましたFJALLRAVEN by 3NITY TOKYOの桝尾です。

今回は自分がFJALLRAVENを知り、
このブランドに惹かれていった経緯をご紹介できればと思います。

思いのままにつらつらと書きましたので、
お茶でも飲みながら軽く読んでいただけたら嬉しいです。


急遽スウェーデンに行くことに

FJALLRAVENの存在自体はなんとなく知っていたのですが、
もちろんこんな小難しいスウェーデン語のブランド名を読めるはずもなく、
「見たことはある」程度の認識でした。

国際系の学部に通っていたので、
大学2年の春に留学先を決めなければいけなかったのですが、
その時の候補だったのは、イギリスやアメリカなど英語圏の国。

ところがある日、イギリスの大学向けに志望理由書を書いている時、
大学HPの留学先リストを見返すと、「スウェーデン」の文字が。

聞けば、ちょうどその年からスウェーデンの大学と協定ができたようで、
急遽スウェーデンも留学先として選択できるようになったようなのです。

もう志望理由書はほぼ出来上がっていたのですが、
なぜだかスウェーデンが気になってしまったようで、
徹夜して一からスウェーデン用に書き直したのを鮮明に覚えています。

当時はスウェーデンのことなどほぼ知りませんでしたし、
今でも当時の自分が何にそこまで惹かれたのか正直不明なのですが、
一転して急遽、留学先がスウェーデンに決まったのでした。



皆知ってる「なんか見たことあるブランド」


スウェーデンを選んでよかった!

多国籍のシェアハウスでの生活や授業形式の違いなど多々苦労しましたが、スウェーデンの文化などは自分が全く知らないものがほとんどで、
非常に新鮮な経験ができました。

今思えば、イギリスでもいい留学にはなったかと思いますが、
日本にいても、それなりに情報が入ってきて多少知識がある国な分、
そこまで新鮮な経験にはならなかったんじゃないかなと。

そして、スウェーデンの生活にも慣れてきたある日。

友人に誘われ北部へトレッキングに行くことになったのですが、
留学地のルンドはスウェーデンの南の方で、
目的地のキルナという北部の街までは寝台列車で24時間。

長時間の電車旅に少々憂鬱になりながら電車に乗ると、
次々に乗ってくる人たちのバッグや肩になんか見たことあるマークが。

🦊

そう、それがFJALLRAVENだったんです。

スウェーデンでは夏に北部へトレッキングに行く人が非常に多いのですが、
あまりにも電車内とその後のトレッキングルートですれ違う人の
FJALLRAVEN着用率が高すぎて、興味をもたずにはいられませんでした。

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ひしひしと感じるスウェーデンらしさ


短い期間ですが、スウェーデンで暮らし、
現地の友人たちと生活をともにするなかで、
FJALLRAVENがすごくスウェーデンらしく、
同時に現地の人たちからの信頼が厚いブランドであることに気づきました。

自分がFJALLRAVENを好きになった理由も、
スウェーデンの文化や考え方がモノ作りに反映されていて
興味深いと思ったからで、
特に働いていてそう感じるのが一貫した環境への配慮。

環境問題に関連する慈善活動はもちろん、
高い耐久性や長く使える飽きの来ないデザインなど、
商品開発の大前提に環境への配慮があることをひしひしと感じます。

そしてそれを長年続けているというところも惹かれたところの1つです。

こうして、最初はほとんど何も知らなかった私なのですが、
気が付いたらどっぷりとFJALLRAVENにハマっていき今に至ります。

なので、もともと登山が好きだったのもありますが、
たまたまスウェーデンに行き、
たまたまトレッキングに行ったら知ることができたブランドで、
今思えばある意味、偶然の重なりだったなあと感じます。


最後に

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございます。

お店では商品の説明だけでなく、
その裏にあるスウェーデンの文化やフィールド情報まで
お伝えできるよう心掛けています。

お近くに来た際は是非お気軽に寄ってみて下さいね!




気付けば、
全国のスタッフで繋いできた『#連載フェールラーベンとわたし』ですが、
今回で全スタッフまわったようですので、
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYOの店長、池守さんにお返しします!


※こちらのシリーズは、
ハッシュタグ『#連載フェールラーベンとわたし』か
マガジン『FJALLRAVEN』
からまとめてお読みいただけます📚

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