迷子になった覚えはない
今のインナーマインドは薄曇りに時々気まぐれに光が差すような感じ。ならば、せめて外見くらい明るくビビットなものを身につけるべきなのではないか?
3年後、派手になっているためには、今からすでに派手の浅瀬に足を踏み入れる必要があるのではないか?
そう思ってショッキングピンクのスウェットを買い、着ることにした。ネオンのようなパープルのそれも買った。
あまりに短絡的でびっくりする。グレーの服を着てても派手だぜ!とか言っていた日もあっただろうと自問自答したくなったが、仕方ない。
近頃、過去のことや未来のことをあまり考えないようにしているので、思考回路がぶつ切りなのだ。今を生きているといえば聞こえはいい。
非常にカラフルの服が2着も増えたことで、クローゼットに混乱という文字が浮かんで、少ししてから消えた。
すでに書き散らしているように自律神経の調子はまだ良いとは言えず、全然生きていたくない日もある。死にたいわけではないので、そのあたりは区別を願いたい。
頭からつま先まで全身のスイッチをOFFにして無になっていたい、みたいな感覚かな。
しかし、鮮やかなピンクを身に纏っていると、鏡越しに見る自分がとても眩しい。はたから見たらすこぶる健康な人に見えるだろう。だってピンクはそういう色だ。
ショッキングピンクなんかを着ているうちに脳みそも少し勘違いをして、健やかな人のような振舞いを身体にも求めるのではないだろうか。
そうしたらわたしはもう健康な人として操られるほかない。そしていつの間にか本当に健康になれたらいい。
派手な人は健康が似合う。健康になりたいんだ、わたしは。
しかし、やっぱり本当に健やかな人は黒を来ていたって派手だろうね。きっとね。
そういえば、昔インターネット経由で会った人が、髪の毛がピンク色だったけどすごく心を病んでいたなという記憶を、ここまで書いて呼び覚ましてしまった。むむむ。
元気ですかね。駅前に住んでたあなた。
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