絵本『老犬じいさんが教えてくれた大切なこと』イラスト制作裏話 その3
絵本『老犬じいさんが教えてくれた大切なこと』のイラスト制作裏話第3回目です。
このお話しがこれから絵本を描こうとする方の助けに少しでもなればと思います。
さて、キャラクター設定がだいたいまとまりました。
これからが本番です。
作者田中幸子さんと絵本の構成について相談します。
田中さんの中でだいたいイラストが何枚くらい必要であるのかのイメージを教えてもらいました。
絵本本編のイラストは全部で21枚。
うち、5ページは背景を含めた大きな画面。
それに、表紙の絵。裏表紙の絵。扉絵が加わります。
合計24枚のイラストを描くということがはっきりしました。
1月の段階の打ち合わせで、出版予定日は4月25日。
イラスト入稿はその1ヶ月前が理想的ということで、イラスト入稿の締め切りは3月25日ということになりました。
そこから逆算して、やるべきことの日程を立てていくことにします。
私のイラストは基本的に色鉛筆で描くスタイルで、ラフ画→下書き→ペン入れ→色鉛筆での色付けという工程を踏むのです。
作業工程のスケジュール表みたいなのを作ってそれに基づいて進めていきます。
とはいっても、だいたいスケジュールよりも遅れがちになる傾向があるので、本当の締め切りよりも1週間くらい早めに完成するようにスケジュールを決めて作業に取り掛かるようにしました。
さあ、準備が整ってきたので、いよいよ作業に取りかかることにします。
次回に続く…。
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