絵本『老犬じいさんが教えてくれた大切なこと』イラスト制作裏話 その4
絵本『老犬じいさんが教えてくれた大切なこと』のイラスト制作裏話の第4回目です。
このお話しがこれから絵本を描こうとする方の助けに少しでもなればと思っています。
さあ、日程も立てたので、これから作業開始です。
まずは、ラフ画でだいたいのイメージを描いていきます。
作者の田中さんに、このページにはこんな場面をという大まかなイメージを伝えていただいたので、ラフ画を描くのにだいぶ助かりました。
細かい描写は置いておいて、だいたいの構図、
人物や老犬の動きなどをざっと描いていきます。
この段階では、まだいくらでも修正できるので、かなり気楽に自由に描くことが出来ますね。
なるべく無駄を省いて、シンプルにそれでいて、読者に伝わるようにと心がけました。
特に意識したのは、主人公だいすけや老犬の感情表現です。
絵を見ただけで、彼らの思いが伝わるようにしないといけません。
なので、顔の表情だけでなく、身体の動きにも
そうした感情が現れるようにと工夫しました。
そうして、ラフ画が完成です!
さて、ラフ画が出来たので、これからはいよいよ鉛筆での本格的な下書きに入ることになります!
次回に続く…。
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