同じ目線になること。
おはようございます!歯科医師×社会起業家のたわちゃんです。
すべての人にお口からの健康を届けるため、U30の若者が活動するコミュニティの運営や講演活動をしています!
私はこの事業を作っていく中で、皆さんにヒアリングを続けています。
この量と質に関しては同世代にはもちろんのこと、ベテランの先生にだって負けない自信があります(笑)
今日はその前提での発信だと受け取ってください。
歯科医師2ヶ月目の違和感
昨年、私は病院で働いていました。歯科医師1年生ができることは学生と大して変わらないです。それでも私たちは「先生」と呼ばれます。
さらに私たちは同僚間でも「先生」と呼び合うことを強いられます。
私たちは尊敬されるべき医療者なのだと、気づかぬ間に洗脳されていくのです。
これらは医療者の自覚を育てる目的としては理に適っているし、そういう世界はそういう世界であっていいと思っています。
でもそれで「身近に感じてほしい」はあまりにも虫が良すぎるというか、シンプルに大きな矛盾だと思いません?
生意気ながら歯科医師2ヶ月目のときに感じた違和感でした。
お口の人生ゲームの意図
約1年続けているテーマパークの主力企画、お口の人生ゲームはスタッフがガイド役となり一緒に回ります。もっとルールをシンプルにして自分たちでやってもらえる方が効率が良いことは承知の上で、この設計だけは当初から変えていません。
子どもの目線で一緒にやる。
これ1日やるとめっちゃしんどいです(笑)でも行動変容を促すことは診療するのと同じくらい大変なことです。患者さんは勝手に変わってくれません。
また一緒にいる保護者の方を自然と見上げる姿勢にもなります。
これも何とも言えない距離を感じます。でもそれは白衣を着たあなたに対して患者さんが感じている距離です。それぐらい緊張しながらあなたと対面しています。
学校では教わらない事実を、感じてほしい。
病院では聴けない声を、掴んでほしい。
こうして市民から尊敬される“いい”医療者が育っていくことが、お口のテーマパークの言わば裏目的です。
コミュニティを運営する私の役割
同時に、そんな“いい”医療者たちを独りにさせないこと、もっともっとワクワクさせることが私の役割です。
皆でやるよりも1人でやった方が速くて、能力のある人達にとっては尚更そうです。だけど1人では遠くには行けません。これは能力のある人達にとっても実は同じです。
質の高いコミュニティ(ここでは仲良しサークルではなく活動を目的にしたものをコミュニティと定義)とそうでないコミュニティの違いは、運営者が中心にいるか前にいるかの違いだと思っています。
まだ誰も見たことのない景色を想像させられる人、それは誰よりも勉強した人です。
だから私は今日もがんばりますよ!
たわちゃん
💚💚💚
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