あの大谷翔平選手もやっていた「マンダラチャート」を作って気付いた4つのこと
2023年WBCにて大谷選手などの活躍に沸いている日本⚾
そんな大谷選手が花巻東高校在学時に取り組んだことがあるという目標達成シート「マンダラチャート」。
自身のYouTubeチャンネルにてアンケートを取ったところ「マンダラチャートって何?」という方も多く、筆者も5年越しに取り組んでみたこのタイミングでマンダラチャートについてまとめてみました。
ぜひ、最後までご覧ください。
マンダラチャートとは
まずマンダラチャートとは「目標達成シート」のことです。
3マス×3マスの中央のマスに達成したい目標を記入し、その周りのマスに目標を達成するために必要な課題や取り組みを記入します。
さらにその課題や取り組みを周りに記入し、最終的には上図のように81マスすべてを埋めていきます。
あの大谷翔平選手も使っていた
以前、テレビ番組「ジャンクSPORTS」で大谷選手の育成方法について特集されており、ご両親の勧めで大谷選手も花巻東高校在学時にマンダラチャートを作り、目標達成に役立てていたそうです。
ちなみに大谷選手が当時作成したマンダラチャートはこちら
筆者もWBCを機に作成してみた
筆者もマンダラチャートの存在については以前から認知していたものの、その重要性や必要性を理解しておらず、「いつかやろう」程度でいました。
2023年WBCをきっかけに大谷選手について調べていたところ当たり前ですが学びが多く、これを作ってみることによって少しでも大谷選手の思考が理解できるのではないかとチャレンジしてみました。
どんなことでもいいから何かをきっかけにして始めてみると、迷いがなく勢いよくスタートすることができます。
マンダラチャートでできること
実際にマンダラチャートを作ってみて、できることは以下の4点でした。
目標を言語化・明文化できる
目標に対する課題を言語化・明文化できる
課題に対する具体的な行動が言語化・明文化できる
目標・課題・行動を視覚化できる
それぞれ掘り下げて見てみましょう。
1.目標を言語化・明文化できる
まず表の中心に据える達成したい目標が無ければこのマンダラチャートは始まりません。
日々、漠然と「将来はあんなことしたいな」とか「あんな仕事してみたいな」なんて思ってることをこの際に言語化・明文化できます。
目標を言語化・明文化することで課題もより具体的に考えることができます。
ゴールのないマラソンは走り抜けない。ここでゴールを作ってあげます。
言語化することがいかに効果的かは樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」をぜひご覧ください!
2.目標に対する課題を言語化・明文化できる
表の中心に目標を据えたら、その周りのマスにそれに必要な課題や要素を記入します。
これが「8マス」というのが多くもなく少なくもない、すごく良い塩梅だと思いました。
人間ってそんなに多くのことをできるものではないですもんね。
目標達成における8つの課題。これを言語化・明文化できることも非常に有益な時間になります。
言語化・明文化することで目標達成において自分に何が必要なのか、何をするべきなのか明確になり、行動に移しやすくなります。
勢いで「よし!〇〇を目標にするぞ!」と意気込んだはいいけど、「あれ、結局何すればいいんだろ」とそこで頓挫してしまった経験はないでしょうか。
目標に対する課題を言語化し明確にすることでマラソンで言うゴールまでのコースを作ってあげます。
ちなみに高校1年時の大谷選手の場合は、体づくり・コントロール・キレ・メンタル・スピード160km・人間性・運・変化球を課題に挙げています。
3.課題に対する具体的な行動が言語化・明文化できる
マンダラチャートのすごいところがこの3つ目だと思っています。
目標を決めて、それに対する課題を洗い出す。けっこうここまでは取り組む方も多いと思いますがマンダラチャートではその課題に対して具体的に何をすべきかも考えられる設計になっています。
しかもこれも8つの課題に対して8つずつ考えていくため、熟考するとても良い機会になります。
こういうフレームワークのようなものに取り組んでみないとここまで深く考えること、時間を取ることって中々できないですよね。
ここまで決まったらあとは走り出すだけ。自分で整備したコースで自分が決めたゴールに向かって走り出します。
4.目標・課題・行動を視覚化できる
あとは走り出すだけと言っても道中、体力的にしんどくなることも道に迷ってしまうことも転んでしまうこともあります。
そんな時にマンダラチャートで打ち立てた目標・課題・行動を見返すことで道を思い出したり、転んだ時にまた起き上がる勇気をくれたりもします。
そう、マンダラチャートそのものが目標達成の地図のようになるのです。
マンダラチャートは1度作ってしまえば地図のように何度も見返せます。
自分の目標達成(ゴール)までのルートを視覚化することができるのです。
これを持っておくと持っておかないとでは大きな差が生まれるのではないでしょうか。
まずはやってみるが大事
いかがでしたでしょうか。マンダラチャートについてとできることについてご紹介いたしました。
前述しましたが、この表の存在自体は5年前には認知していたのですが、正直面倒と思い行動に移せていませんでした。
筆者はまだ全てのマスを埋めることができていませんが、作成中に「無理して埋める必要はない」「歩んでいるうちに見つかっていくものだろう」と思えました。
できることで挙げた4つのこと。目標と課題・行動が言語化・明文化・視覚化できただけですごく視界がクリアになったように感じます。
自分に自信がない、将来が不安だ、生きててつまらないという方はぜひここまでこの記事を読んでくれた機会にマンダラチャートを作ってみてはいかがでしょうか。
なんでも「まずはやってみる」が大事!
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