woman in the mirror 息子の怒り、私の怒り

息子に突き飛ばされた。

彼が幼児~小学校のころ、
私はどう考えても毒親だった。
夫もそうだった。

因果応報
優しい息子は沢山我慢し、
我慢しきれなくなると、
怒りが力になって帰ってくる。
たまに。

だいぶ、いや、かなりいい関係になったと
思っていたのにな。

自分責め
罪悪感、
将来への不安
私は悪の根源だという思いが、
一気に噴出する。

私も、子供の頃、いや、大人になっても
母のすべてが嫌で
母のすべてに怒ってきた。

この苦しみの連鎖は、
私で止めたい。
そう強く思っていたのに、
つながってしまっていると思うと、
やりきれない。

当時の私は、
なぜそんなに怒っていたんだろう。
分かってもらえない。
分かろうともしてくれない。
ポジティブな関心を寄せてもらえない悲しさ。

とにかくその気持ちを、
ぶつけていたんだと思う。

ついぞ気づいてもらうことはできず、
母は死を望みながら生きるようになり、
本当にあちらの世界へ行ってしまった。
悲しみたいのに悲しめない。
思春期のわたしが顔をのぞかせてきた。

まずは小さな自分をハグハグ。
ぎゅーぎゅーと抱きしめてあげること。

息子には、謝ることで赦しを求めているようで、
これ以上のごめんが言えない。
それでもごめんねを伝えるか、
彼の幸せを祈ることしか、
私が彼にしてあげられることは、
もうないんだろうな。

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